ユニクロを運営するファーストリテイリングは、2期連続で最高益を更新した。その決算説明会の中で柳井正会長兼社長は「初めて真のグローバルプレーヤーになれる条件が整った」と宣言。そんな同社に今必要なのは、「中国依存からの脱却」ではないだろうか。(イトモス研究所所長 小倉健一) ファストリが「整った」と宣言した 真のグローバルプレーヤーになる条件 「こんにちは、柳井です」2022年10月13日に行われた、ユニクロを展開するファーストリテイリングの決算説明会。その場において、代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、「ファーストリテイリング今後の展望」と題するプレゼンテーションで冒頭、こう切り出した。 「私からは主に、ファーストリテイリングが今、 何が最も重要だと考え、何を実行しようとしているのか、さらに今後、どのような考え方で経営を進めていくのか、その点についてお話しします」 ファーストリテイリングは、

円安の長期化などの影響で、海外の工場で作られる国内向け製品の生産や輸送のコストが上昇していることから、仙台市に本社がある生活用品メーカー「アイリスオーヤマ」は、少しでもコストを抑えようと、中国で行っているおよそ50種類の製品の生産を国内の工場に移すことを決めました。 仙台市に本社がある生活用品メーカーの「アイリスオーヤマ」は、中国にある大連の工場で、主に日本向けにプラスチック製品などを生産しています。 しかし、原材料価格の高騰や円安の長期化の影響で、中国での生産や、日本への輸送にかかるコストが上昇していることから、衣装ケースなどプラスチック製の収納用品、およそ50種類の生産を国内にある3つの工場に移管することを決めました。 このうち、埼玉県深谷市の工場には、今月、生産に必要な6種類の金型が中国から到着し、生産に向けた準備を進めています。中国から国内に生産を切り替えることで、およそ2割のコ

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