これほどまでに、2作の映画に対する日本の観客の温度差が違うのはなぜだったのだろうか。『国宝』が日本の実写映画歴代最高記録に迫り、『宝島』の上映が次々と終わっていく今も、筆者の中では答えが出ない。「この映画は沖縄を舞台にしていますけど、日本の物語です。そして皆さんの物語だと思っています」と、映画公開の4か月も前から妻夫木聡が必死で観客に呼びかけた言葉の意味について考え続けている。 『国宝』監督が妻夫木聡に『宝島』の感想を 「関わる人たち全員がね、もちろん監督筆頭にさ、かなりこう覚悟というか…ちょっとやりたいとか、これ良さそうだからやりましょうではできない、それくらいのスケール感だし、完成にまで持っていく執念、関わった人たちの全員の執念が、なんか焼き付いてるよね」 2025年9月26日にNHK Eテレで放送された『スイッチインタビュー』EP2の後半で、李相日監督は映画『宝島』の感想を妻夫木聡に

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