工事代金の未払いが発生し、開館できないままのアンゴラパビリオン=2025年6月4日、大阪市此花区、夢洲の大阪・関西万博会場で、筆者撮影 4月13日に開幕した大阪・関西万博で、パビリオン建設の代金を支払ってもらえない下請け業者らが「万博工事代金未払い問題被害者の会」を5月27日付で結成した。会の代表の設備工事会社社員は5月30日に大阪府庁で記者会見し、「開幕に間に合わせるため昼夜を問わず働いたのに、万博倒産しかねない状態。日々の生活に困っている人もいる。万博協会(2025年日本国際博覧会協会)は、万博に尽力した人々を救済してほしい」と訴えた。 「三次下請け会社が4300万円の踏み倒し」万博のアンゴラパビリオン工事で代金未払いがあり、関わった業者が窮状に陥っていると記者会見で訴える「万博工事未払い問題被害者の会」の代表=2025年5月30日、大阪市中央区の大阪府庁で、筆者撮影 代金未払いが起こ

6年前に「社員寮」を建てて、どんな“効果”がでたのか 50%→0%の数字に驚き:水曜日に「へえ」な話(1/5 ページ) 30年ほど前の話である。筆者の同級生は大手スポーツメーカーから内定をもらえたので、ものすごく喜んでいた。ところがである。入社前の説明会を受けて、その同級生は「働きたくなくなった」というではないか。当時「大企業で働けば、将来は安泰」などと言われていたのに、なぜ落ち込んでいたのか。 話を詳しく聞くと、人事から「独身寮に入らなければいけない」と言われたようで。しかも寮は2人部屋で、30代後半のおじさん……いや先輩と暮らすことが決まっていたそうだ。最後にその同級生は、遠い目をしてこのように語った。「オレ、この会社でやっていけないかも」と。 国土交通省のデータを見ると、社員寮は減少していて、1993年は14万件を超えていたものの、2011年には7万件を切るほどに。四半世紀の間に、半

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