くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事

Published 2025/01/13 14:02 (JST) Updated 2025/01/13 14:41 (JST) 2024年春に販売終了となった明治のキャンディー「チェルシー」が、北海道限定品の「生食感チェルシー」として再登場した。ブランドを継承したのは、子会社でキャラメルの製造を得意とする道南食品(函館市)。開発担当者は「北海道を代表する菓子に育てたい」と意気込む。(共同通信=小川悠介) 元祖チェルシーは英北部スコットランドのキャンディーを参考にして1971年に発売。外国人の少女が「あなたにも、チェルシー、あげたい」と話すCMで話題を集めた。だが近年は販売が低迷し、今年3月に終売が決定。公表時には悲しむファンの声が相次いだ。 「実はその頃、新チェルシーの開発が始まっていた」と語るのは、道南食品開発グループの木村幸乃(きむら・ゆきの)さん(25)。明治は何とかブランドを残そう

高島屋が昨年にオンライン販売したクリスマスケーキの一部が崩れて購入客に届いた問題を巡り、同社が今年用に梱包材の追加などの補強策を講じて臨み、今月25日正午時点でクレームは入っていないことが同日、分かった。同社は「取りうる対策を行い、今年はお客さまにしっかりと届けられたと考えている」としている。 破損原因は特定できず昨年問題となったケーキは、横浜市のフランス料理店「レ・サンス」監修の「ストロベリーフリルショートケーキ」(5400円)。オンラインで予約販売し、約2800個が売れた。同年12月22日から冷凍配送したところ、SNSで破損を訴える投稿が続出。破損報告は800件超に上った。 当時はケーキに使うイチゴの入荷が遅れ、冷凍庫での凍結時間が一昨年の2週間に比べて20~25時間と大幅に短縮されていた。一方で、事前の凍結試験や保管期間中のサンプル検査などでは問題はなく、事案発覚後に実施した配送業者

スイーツ市場は横ばいも「街のケーキ屋さん」が減少 国内スイーツ市場は横ばいに推移している。矢野経済研究所の「和洋菓子・デザート類市場規模」によると、コロナ禍で若干落ち込んだとはいえ、2兆2000億円台前後をキープ。2021年度の数字を見ると、チャネル別の内訳はスーパーなどの量販店が4割ほど、コンビニが2割ほどを占め、以降は百貨店、専門店・路面店が続く。 昨今話題を呼ぶことが多いコンビニスイーツは、09年にローソンが発売した「プレミアムロールケーキ」が火付け役といわれ、10年代に市場規模を伸ばした。その他、大手洋菓子チェーンへの集約もあり、この間に個人が経営する、いわゆる「街のケーキ屋さん」は縮小していった。 近年は、コンビニ・スーパーの勢いによって大手の洋菓子チェーンも苦しめられている。不二家が展開する不二家洋菓子店は18年度から店舗数がV字回復しているものの、従来の路面店から売り上げがよ

[補足情報] 調査期間:2024年1月28日~2024年1月30日 調査対象:公式ニュースリリース(https://www.yamazakipan.co.jp/news/pdf/20240116.pdf)にて点数が公表された対象商品すべて 調査方法:価格は下記ネットスーパー(計9店舗)において該当商品の取扱いがあった店舗の平均価格(税込)を算出。[楽天西友/イトーヨーカドー/イオンネットスーパー(2店舗)/マツモトキヨシ/ライフ/ヤオコー/ダイエー/ゆめタウン]各商品は最低3店舗以上の価格情報が集まるようにしている。カロリー(kcal)は山崎製パン公式サイトより引用。 【初心者向け解説】 44年続くパンまつりにおけるほぼ不変の法則として、「価格効率なら食パン」というのがある。表2を見るとわかりやすいが、食パンは平均して1点を105円で入手でき、これは他種のパンより圧倒的に安い。 もう少し具

Xマス焼き菓子に幼虫 阪急うめだで催事販売2023年12月27日16時18分配信 阪急うめだ本店のクリスマス催事で販売され、幼虫が混入していたパウンドケーキ(厚生労働省提供) 阪急うめだ本店(大阪市)が、クリスマス催事で販売していた焼き菓子に幼虫が混入していたことが27日、分かった。同百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングによると、複数の在庫品から幼虫が見つかり、顧客が購入した商品にも混入している恐れがある。現時点で健康被害は確認されていないという。 高島屋「期待裏切りおわび」 崩れたケーキ、807件 混入が見つかったのは、輸入販売会社「ハートアートコレクション」(同市)がフランスから輸入したFORTWENGERブランドのパウンドケーキ、「ジンジャーブレッド(チョコレート)」で価格は1404円。11月22日から約1カ月で63個を売り上げた。 今月21日に、販売員がパッケ

クリスマスケーキが崩れた状態で購入者に届いた事案について、高島屋は27日、東京・日本橋の本社で記者会見を開いた。 【映像】“高島屋ケーキ騒動” クリスマスの悲劇「9個中8個崩れていた」 製造を委託されていたウィンズアーク社の「商品保存期間」が例年とは異なった点について聞かれた高島屋は「例年は商品製造後に2週間冷凍時間を設けているが、本年はイチゴの入荷遅れによって20時間から25時間の冷凍期間であった」と回答。 その上で「凍結のシミュレーション試験において、マイナス20度の冷凍庫内で 20時間以上冷凍することによって、ケーキが凍結状態になることが確認されており、さらに、実際のサンプル調査においても中心温度がマイナス17度以下となっていることが確認された」と説明した。 (「ABEMA NEWS」より)

崩れたクリスマスケーキ。「クリスマスパーティー中で、お待ちかねのケーキが届いたと思ったらケーキが崩れており、子供たちも残念がっていました」という=まろきなこさん提供 百貨店大手「高島屋」がオンライン販売した一部に含まれていた崩れた状態のクリスマスケーキ。購入者の中には、もったいないからとケーキを食べた人がいる一方、廃棄した人もいる。 まろきなこ=X(ツイッター)のアカウント名=さんは「親戚とのクリスマスパーティー中で、お待ちかねのケーキが届いたと思ったら崩れており、子供たちも残念がっていました」と振り返った。 ケーキについては「もったいないので食べましたが、イチゴがべちゃべちゃで味が落ちてしまっているように感じました」という。

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食品大手の明治が主力製品である「キシリッシュ」などの販売を3月末で終了し、ガム事業から事実上撤退すると報道されました。 私のような昭和世代にとって、明治は森永、グリコ、ロッテと並ぶお菓子メーカーで、子どものころから明治のお菓子に囲まれて育ってきたものです。明治のガムも1967年に製造開始ということでほぼほぼ私と同世代を生き抜いてきた製品でした。 売上高はピーク時から9割も減少 明治のガムの売上高は2007年をピークに縮小傾向が続いていて、2021年度は約30億円と2007年度に比べて9割も減少しているということです。 実はこの2021年にガムの市場全体がグミの売り上げに抜かれてしまいました。スーパーの売り場面積でもZ世代をひきつける目的で圧倒的に広い売り場を確保されているグミと比べれば、ガムは売り場の隅へと追いやられている感は否めません。 そしてガムの市場ではロッテが圧倒的なシェアを握って

パンの国内シェア最大手、山崎製パン(株)(TSR企業コード: 291013597、千代田区、東証プライム)は8月26日、(株)神戸屋(TSR企業コード: 570065542、大阪市東淀川区)の包装パン製造販売事業と、同社子会社の営むデリカ食品の製造販売事業を譲り受けることを取締役会で決議したと発表した。 事業譲受け日は2023年2月28日を予定し、譲受け価額は非公表としている。 神戸屋が新たに設立する完全子会社に対し、対象事業に関する資産等を会社分割により承継させ、新会社の全株式を山崎製パンが取得する予定。 神戸屋は関西を地盤として包装パン事業のほか、冷凍パン、フレッシュベーカリー・レストラン事業を展開。製パンメーカーとしては業界第4位の規模で、2021年12月期の売上高は390億9,700万円をあげていた。 今後、神戸屋は冷凍パン事業及びフレッシュベーカリー・レストラン事業に専念するとし

静岡県掛川市を舞台に全国の注目を集めた藤井聡太竜王(19)と渡辺明王将(37)による王将戦第1局(9、10日)が終わった。熱戦の余韻が残る中、掛川市の久保田崇市長は11日の定例記者会見で、勝利した藤井竜王が10日に注文した「CHABATAKEケーキ」に注文が殺到し、在庫が完売したことを明らかにした。 ケーキは、掛川の茶畑をイメージした商品で、掛川グランドホテルとJA掛川市が共同開発した。藤井竜王が9日に注文した梅の形をした和菓子「ふくうめ」(掛川市中町、兎月堂)や「掛川紅ほっぺのショートケーキ」も問い合わせが相次いでいるという。

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