3月8日の「国際女性デー」は、女性の健康や権利などを考える記念日だ。女性が社会で活躍する上で大きな障壁となりうるのが月経痛(生理痛)。日常生活に支障をきたすほど重症の人もいるが、個人差が大きく客観的に理解しにくい。こうした問題を解決しようと、京都大とライオンが共同研究し、月経痛を客観的に評価できる新たなバイオマーカー(指標)を発見。次の月経期間の痛みを予測することもでき、対処法をあらかじめ準備するといった活用も期待できるという。 約700種の血中成分下腹部や腰が痛む月経痛は、体外に経血を排出するために子宮が収縮することに伴って起こる。いわば、軽い陣痛のようなものだ。痛みをほとんど感じない人もいれば、学校や会社に行くことができないほど痛みが強い人もおり、個人差が大きい。このため男性だけでなく、女性同士だとしても、つらさが理解しづらい。

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