免疫学の世界的権威である安保徹・新潟大学大学院教授である。「何たるムダ。効果もほとんど期待できないワクチンに、なぜこれほどの税金を投入するのか。愚の骨頂である」と手厳しい。 最終的には接種を受ける人の負担になるが、国や市町村でもかなりな額の補助が行われる見通しだ。安保教授は続けて言う。 「ワクチンなんて歴史的に効いたためしはほとんどありません。弱めたウイルスを使ってワクチンを作っているわけで、本物の抗体ができないのです。今までにワクチンを打った人で、その後インフルエンザにかからずに済んだという例は1つもありません」 もっとも、安保教授は効果がゼロと言っているのではない。効果はあっても極めて限定的であり、それに頼り切るのはいかがなものかと言うのである。医療の世界はただの水でも効果がある場合がある。人間には本来備わっている強い自己治癒力がある。精神的な効果でそれを高められれば、それ自体が治療で


コトリバコ、という言葉を聞いたことがあるだろうか。 コトリバコ 2005年あたりに2chで話題になったらしく、オカルト板では有名な話だそうだ。僕は数ヶ月前に知った。読んで、(School Days最終回ほどではなかったが)気分が悪くなった。現在も派生して議論が行われているのかどうか知らないが、コトリバコまとめページも存在する。 Sちゃんが俺の部屋まで上がってきました。 Mは顔面蒼白ってかんじで、 M「Sちゃんよ・・・・ 何持ってきたん?出してみ・・・」 S「え?え?もしかして私やばいの持ってきちゃった・・・のか・・な?」 M「うん・・」 S「これ・・・来週家の納屋を解体するんで掃除してたら出てきたん」 そういってSちゃんは木箱を出したんです。 20cm四方ほどの木箱でした。電話でパズルって言ってたのはこのことだろう、 小さなテトリスのブロックみたいな木が組み合わさって箱になってたと思う。

このクソ忙しいところで何だと思ったら、ジェラルミンケースからペットボトル取り出してきて。 「これで俺、リューマチが治ったんだよ」 「そうですか」 と話二割ぐらいで聞いてたら、巷で噂のバナHの水素水とかって奴じゃないですか。何かテレビでちょんころ女がコマーシャルやってる奴。以前、妻が勤務先の病院周辺で怪しいマルチっぽいのから営業されてねと持ってきた資料がバナHだったので、これは面白いと思ってさ。 「山本君もいろいろ病気抱えているだろうから、是非と思ってさ」 「水飲んで治る病気だったら苦労しませんよ」 「君も、この水が湧き出る源泉に逝ってみるといい。世界が変わるよ」 「いや、いまの世界は大変気に入っておりまして」 まあ、そういう会話をまずは20分ほど。さすがに薬事法のことがあるから宣伝チラシには癌とか病気が治るとかは一切書いてないけど、営業トークでは必死に治る治る言うので、何だろうねと思ったん


この件は、「また永久機関か!」では済まない重大な問題を露呈している。 電磁力を応用した高効率な小型発電装置を、相模原市の「ソフォス研究所」代表の木下博道さん(74)が開発した。 (略) これまでの計測結果によると、回転速度によっては、始動用モーターの消費電力の100〜1000倍程度も発電可能。また始動に必要な電力は400ワットモーターなら乾電池(単3)1本でも足りるという。 (略) 特許出願中のため構造は極秘だが、電気工学や機械工学、物理学の研究者らが相次ぎ視察。元九州電力最高顧問で核燃料サイクルのプルサーマル研究に携わってきた元国際原子力機関委員の松下清彦さんは「画期的な発電装置」と認めている。 松下さんはたびたびドイツを訪れ第一級の研究者と、この発電装置の理論的な解明に取り組んできた。 http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090319ddlk

年次が上がるにつれて、当直とか徹夜とか、だんだん辛くなってきて、 「深く眠る」、ただそれだけのことが、今はすごく切実。 求めるものはみんな一緒。上の先生がたは、エルゴフレックス という寝具を使ってて、けっこう調子がいいらしい。 マットレスと敷き布団と、セットで20万円以上する代物だけれど、お店で寝かせてもらうと、 体が空中に浮かんでるような気がして、たしかに気持ちよく眠れそう。 お店の人には、「気持ちがいいだけじゃなくて、背筋がまっすぐになって、医学的にもいい効果があるんです」なんて 勧められた。いちいち「医者です」なんて断らないけれど、医学的かどうかぐらい、自分たちに決めさせてほしいなと思った。 「背筋まっすぐ」は医学じゃない 「気持ちがいい」は医学じゃないし、「背筋がまっすぐ」もまた、医学じゃない。 背筋が曲がった状態は、医学的に見て、たしかに正常ではないけれど、 ならば背筋がまっすぐ

アメリカの心理学者L・カッツとE・ウッディンが130世帯の人たちについて調べたところ、すぐカッとなりやすい人は、穏やかな人に比べて、58パーセントも多くケンカを起こしやすいことが明らかになっている。 衝動的で、すぐにカッとなる人は、人間関係がヘタである。 瞬間湯沸かし器のように、すぐ頭から湯気を立てるような人は、人と接するのが大変に苦手だといえよう。 怒りっぽい人は 会社にとって“諸刃の剣” カッとなりやすい性格は、何年にも渡って形成されていくのが普通だから、一朝一夕に改めることは困難だ。「カッとならないように、明日から気をつけよう」などと思っても、たやすく性格は変わらないのが普通である。たいていは2日ほど我慢して、また怒りっぽい性格に戻ってしまうものである。 怒りっぽい人は、ある意味で、エネルギーやバイタリティに溢れた人であり、挑戦的な性格を持っていることもある。その点を評価して、喜んで
トンデモは連鎖する。ウィキペディアの千島学説の項で、しきりと生物学的元素転換やソマチットやマクロビオティックとの関わりを書こうとする人がいた。その人は千島学説を疑似科学とみなすことにも反対であったが、生物学的元素転換やソマチットと関連するということこそ、疑似科学の特徴を示していることに気づいていないようである。生物学的元素転換のルイ・ケルヴランは1993年のイグノーベル物理学賞を受賞しておりそれなりに有名であるが、ソマチットはそのユニークな内容に関わらずあまり知られていないようなので紹介する。 ソマチット(somatid:ソマチッドとも言う)とは「フランス人研究者ガストン・ネサンが発見し、話題を呼んだ謎の微小生命体」のことである。スターウォーズに出てくるジェダイの騎士が持つミディ=クロリアンのモデルだ(嘘)。ちゃんと学会(■日本ソマチット学会*1)がある。以下、写真以外の引用は日本ソマチッ

「予備知識のない状態でニセ科学を見分けるのは難しい」という指摘があったので、予め警戒しておくべきニセ科学をリストアップしてみる。 量が多くて一度には書ききれないので順次追加。説明だけでなく項目自体増やしていくので、抜けを思い付いた方、間違いを見付けた方は御一報頂ければ幸甚。 広い意味で「間違った情報が信じられている」ものとしては歴史・経済・政治分野などにも多く存在すると思うが、この辺りは厳密な検証が困難であり泥沼化しやすいので割愛する。 また「かつて支持されていたが棄却された仮説」は科学的にニセだったわけではないので取り上げない。「科学の原則に則っていないニセ科学」と「科学に則してはいたが誤りだった仮説」は別物なので注意。 医学系 医学は勿論科学を元に発達した学問だが、多分に経験的である(=効く理由は判らないが効くことは実証されるような状態)ために似非理論が排除し難いのか、或いは患者への説
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17

「『ニセ科学批判者』を批判する」 ニセ科学批判者たちの怠惰と傲慢 お茶の水女子大「水商売ウォッチング」を名誉毀損で提訴 民事裁判の経過 マグローブ(株) 代表 健康と環境の神戸クラブ 代表 吉岡 英介 原告である吉岡氏は、磁気活水器のネットワークビジネスを展開中(人生100年ネット/水は変わる)。 ところでこの訴訟、掲示板への書き込みが原因で起きたのだが、原告は、書き込みを行った者でかつ掲示板の管理者でもあるapjを外して、大学だけを提訴した。掲示板書き込みが原因の名誉毀損訴訟という点から見ても、発信者がほとんどわかっているのに、匿名の書き込みであると言い張って発信者をわざとに外して提訴するというのはある意味斬新ではある。このため、apjは、民事訴訟の当事者として攻撃防御を行うべく、独立当事者参加の申出を提出し第二回口頭弁論から参加、次回も引き続き弁論を行う予定である。apjからの訴訟資料
嘘を見破るテクニック 目の動きや仕草で読み取れる みなさんは嘘に対してどういうスタンスですか? 嘘も方便タイプなのか。 嘘はつけないタイプでしょうか。 それとも、大ほら吹きですか? これもまた人によって色々で、嘘つきと正直者はかなりまんべんなく世間に散らばっている気はします。 嘘とわかっていても別段責め立てる事もなく済んでしまう小さなうそから、どうしても嘘を見抜かなくちゃいけないような嘘まで、人間というのはウソとなかなか切り離せないようです。 そして、真実を見極めないといけないことは世の中多く、嘘を見破ることが時には必要なときがあります。 犯罪者、容疑者の証言などはその最たる例で、以下に紹介するのは警察などが利用する嘘の見分け方、見抜き方のテクニックです。 嘘をついているときに体から出るサイン 嘘をついているときは体の動きが制限されて、腕や手の動きが少なくなり、ぎこちなくなります。手、腕、

(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17

(ふぉるしふぃえいぶるパラノマふぇのみな) 何千年もの積み重ねも 事実と事実の結びつきも 1度や2度の実験でくつがえせるわ 愛が科学と結びつかなきゃ それは真理に迫ってないない だってわたしの理論は正しいもん 数字と機械で それっぽく着飾って 理想と科学の 境界線 せいいっぱい侵犯しましょう “ふぉるしふぃえいぶるパラノマふぇのみな” 恋はPseudo-Science(Pseudo! Pseudo!) 「確からしい」って言うしかないのは分かってるけれど 愛の存在は「実証済み」と言い切っちゃったほうが 科学っぽいから みんな信じる 「細かいことは気にしないの! わたしO型だから!」 理屈じゃ解けない不安な気持ちに 白黒つけてトゥルーと言いたい 心が生み出す妄想科学 「電気の恋人」「キミは何テラバイト?」など、MOSAIC.WAVでは過去に科学ソング(おもに工学ソングですが)を作ってきましたが
血液サラサラ(けつえきサラサラ)とは、健康的な血液の流動性のイメージとして、2000年ごろからメディアに頻繁に登場した表現、またはキャッチコピーである。医学用語ではなく、はっきりとした定義はない[1][2]。人工の毛細血管のモデルを通過しやすい血液の状態を表し、特定の食品を摂るとサラサラ血液になって健康に良いかもしれないといった曖昧な情報を提供するために用いられている[1][2]。 この表現の流行の火付け役は、NHKの「ためしてガッテン」とされ、1997年6月18日に『血液サラサラ健康法』が放送され、以降、番組で継続的に取り上げられるようになった[1][3][2]。1999年の放送では、MC-FANという血液の流動性を調べる検査機器を使った映像が流され、この内容は『雑学読本NHKためしてガッテン3』という書籍でも紹介された[1][3]。しかし、このMC-FANで測定できるのは、毛細血管を
疑似科学(ぎじかがく、英: pseudoscience)とは、科学的で事実に基づいたものであると主張されているにもかかわらず、科学的方法とは相容れない言明・信念・行為のことである[1][注釈 1]。似非科学(えせかがく)や偽科学(にせかがく)などとも呼ばれる。 疑似科学は、矛盾、誇張、反証不可能な主張、確証バイアスへの依存、他の専門家による評価への開放性の欠如、仮説形成時の体系的実践の欠如、および疑似科学的仮説が実験的に否定された後も長期間に渡って信奉されていることなどを特徴とすることが多い[2]。なお、疑似科学と非科学(英語版)は異なる概念である。 科学と疑似科学の区別は、哲学的・政治的・科学的な意味がある[4]。科学と疑似科学を区別することは、医療・鑑定・環境政策・科学教育などの場合は実用的意義を持つ[5]。気候変動の否定・占星術・錬金術・代替医療・オカルト信仰・創造科学などに見られる
スパゲッティ・モンスター教のシンボルマーク(イクトゥスのパロディ。中に「FSM」の文字を入れて表記されることが多い。) ワシントンの夏至祭で空飛ぶスパゲッティ・モンスター像と共にパレードする人々 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教(そらとぶスパゲッティ・モンスターきょう、英語: Flying Spaghetti Monster, Church of the Flying Spaghetti Monster, Pastafarianism)は、ボビー・ヘンダーソンが、「インテリジェント・デザイン説(ID説)」を公教育に持ち込むことを諷刺し批判するために創始したパロディ宗教ないし新宗教である。 信者はパスタファリアン(Pastafarian)と呼ばれる[3]。略称としては日本語では「スパモン教」、その信者は「スパモン教徒」、英語圏では「FSM」となる。
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