第1回はこちらをご覧ください。 田原: 野口さんてすごい人で、もうひとつ世界的なスクープを放っているんです。いまのロシア、かつてのソ連の最大のスパイですね? 野口: (笑) 田原: ラストヴォロフ。 野口: ゾルゲが最大でしょう。ラストヴォロフはナンバー2だと思います。 田原: ゾルゲね。彼はもう、処刑されました。そのラストヴォロフにインタビューした。 野口: これは世界、最初で最後ですね。 田原: どこですか? 野口: CIA本部近くのバージニア州マクリーンというところにあるホテルですね。 田原: ラストヴォロフはソ連の大スパイだったのが、ソ連を裏切ってCIAに協力したんですか? 野口: そうです。 田原: どういうことですか? 野口: アメリカに亡命しました。1954年のことです。当時の日本の新聞では一面トップで、大きな報道してました。 田原: もちろん覚えてますよ。衝撃的でした。 野

はてな年間100冊読書クラブ、3冊目。 知っての通り、田原総一朗の司会やインタビューは切れ味鋭い。本書は田原総一朗のインタビューが軸になっている。まずは目次を見て欲しい。 目次 第1章 ツイッター概論 第2章 田原総一朗×「新時代のカリスマ」たち 1.三木谷浩史 2.佐々木俊尚 3.津田大介 4.上杉隆 5.堀江貴文 6.夏野剛 第3章 ツイッター激論 シンポジウム 田原総一朗、佐々木俊尚、津田大介、長谷川幸洋 内容本書は、メディア、IT、政治の分野におけるトップランナー達へのインタビューである。 2010年は本当にいろいろな出来事があった。(電子書籍、iPad、スマートフォンや、Youtube流出、政治問題など)本書はそんな2010年を振り返るのに最適な一冊だ。 インタビューの中身は、思想や妄想の話ではなく、現実からスタートする。 下記のような事実を元に、さてどうするべきかと語られ
vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 vol.3 はこちらをご覧ください。 vol.4 はこちらをご覧ください。 vol.5 はこちらをご覧ください。 田原: 日本の自動車会社は20年後どうなるんでしょうか。 孫: 彼らがIT自動車メーカーにならなかったら・・・。 田原: どうするとなれるんですか。自動車メーカーはどうやれば20年後に生き残れるか。 孫: シリコンバレーから、あるいは日本にいるコンピュータに詳しい頭脳を持った学生を優先的に自分の会社に入れることです。 日本の自動車メーカーだって、アメリカのシリコンバレーの電気自動車メーカーと提携したりすればいいんです。そして、みずからIT自動車を開発していかなきゃいけない。 20年前、30年前には、日本は車を電子部品化してドイツ車に勝ったわけです。アメリカ車に勝った。 これからの自動車は、電子部品で勝つ

vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 vol.3 はこちらをご覧ください。 vol.4 はこちらをご覧ください。 田原: 愚問かも知れませんが、パソコンで文章を書くようになった。手紙を書くようになった。するとみんな漢字が書けなくなった。ITになるとそういうことが起きません? 孫: ある意味での退化と進化だと思います。要するに漢字が書けないというのはある意味での退化なんですけども、逆に言うとそれも進化だと僕は捉えている。 田原: もっと言うとね、今の退化の典型は携帯電話なんです。 新聞記者は政治家への取材を携帯ですませる。フェイス・トゥ・フェイスで会いに行かない。で、(政治家も)携帯で返事するのはいい加減な返事なんですよ。そんな話を新聞に書いちゃう。便利になると、みんな苦労しない。そのかわりでどんどん退化するんじゃないかと思うんです。 孫: いや、それは

田原:今日は民主、自民の幹部に集まってもらいました。枝野さんは民主党の前幹事長で、いま幹事長代理。石原さんは自民党幹事長です。のちほど自民党の田野瀬良太郎幹事長代理も登場します。 まず、枝野さんと石原さん、そのお二人に話を聞きたい。尖閣問題です。9月7日に中国漁船の船長を逮捕した。それを釈放し、そしてブリュッセルで菅さんと温家宝の会談やりましたね。 この一連の出来事について、石原さん、どう見てらっしゃる? 石原:この事件は、偶発論、必然論って両論あると思うんですけど、私はこれ偶発じゃなくて必然的に起こったと見てるんです。 田原:中国漁船が日本の経済水域の中に入ってきて、しかも、操業をやめて出て行けと言った時に、巡視船に二度・・・。 石原:ぶつかったと。その根底にあるのはやっぱり、日米の関係の脆弱化、そして中国軍部の人民解放軍の近代化に伴う装備の充実、こういうことによってあの海域が中国にとっ
 @gendai_biz](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2ffa8a706dc3f44482c34ffc15a2c6112d3769991e%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fgendai.media%252F_next%252Fstatic%252Fmedia%252Fog-image.64b474e0.png&f=jpg&w=240)
vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 vol.3 はこちらをご覧ください。 田原 よく言われるのは、日本は国内での競争が激しすぎるから国際競争力を持つだけのゆとりがないということです。たとえば電機メーカーですね。これについてはどうですか。 竹中 そういう言い方があるんですけども、全面的にはちょっと賛成できないんです。なぜならば日本の自動車メーカーはなぜ強くなったかを考えて欲しい。それは9社でしのぎを削ったから強くなったんです。1970年代、60年代の終わりくらいに、通産省が集約しろと動いたことがある。9社も多すぎる、アメリカでも3社しかないじゃないかということで、集約を試みたことがあるんです。 田原 あ、やったことがあるんですか。 竹中 でもそのときに日本の自動車メーカーは反発して、結果的に競争してそれで強くなっていったわけです。むしろ電機メーカーが一

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