「吃飯了吗?」(ご飯食べた?)という言葉は、中国人が日常的に使う挨拶言葉だが、ここ一、二週間ほどは、「買票了吗?」(チケット買った?)という挨拶に変わっている。 まもなく、中国人にとって一年で一番大切な祝日、春節(旧正月)がやってくる。「農暦初一」(旧暦の新年)は毎年、日が異なるが、今回は日本の節分の日と重なる2月3日だ。国務院弁公庁(中国政府)の2010年第40号通達によって、2011年の2月2日から8日まで、全国の職場・学校などは一斉休日と定められた。 この時期、延べ10億人という世界最大の「民族大移動」が、中国国内で行われる。およそ中国人にとって、春節に故郷へ帰り、一族郎党集まって団欒するというのは、古代から連綿と続く最重要行事だ。このため、毎年恒例(?)の壮絶な帰省列車の切符争奪戦が繰り広げられる。北京で言えば、北京駅、北京西駅、北京南駅などに人々が殺到し、すでに駅に近寄るのさえ困

2010年03月25日12:00 カテゴリNews中国のない世界 問題は、なぜGoogleが中国からたたき出されたか、ではない。グーグルのない世界 (内田樹の研究室)中国政府の検閲の停止を求める交渉が決裂して、グーグルが中国から撤退することになった。中国が、なぜ一歩も譲らなかったか、だ。 それを理解するには、中南海からの視点が必要なのだが、その視点を持とうとする先進国の「識者」が見当たらないので、能力の決定的な不足を承知しつつ私がそのまねごとをしてみることにする。 想像してみよう。たった今国境というものがなくなった世界を。 そこは John Lennon が Imagine で歌った世界では残念ながらない。チャンスを求めて都市に押し寄せてくる途上国の人々を追い返す国境がなくなった世界だ。都市にすむあなたならこの事態をどうするか。自由の名の下に彼らが来るにまかせるか。それとも何らかの

今日のインターネットの世界的普及は20年前には誰も想像していなかったことであります。 インターネット普及の立て役者のひとつは間違いなくその通信規約であるTCP/IPプロトコルの優れた特徴でありましょう、情報をちぎって送信するパケット通信というアイディアと、各パケットが蜘蛛の巣のように張り巡らされた(それまで基幹局を有したものとは発想を異なる)中心のないネットワーク上を自ら経路制御しながら縦横無尽に駆けめぐる事によって、まさに"World Wide Web"つまり世界的規模の蜘蛛の巣ネットワークを可能にしたわけです。 インターネットには中心はなく今この瞬間にもその網の目は増殖し続け参加ノードは増え続けていることでしょう。 おかげで当初まず問題はないだろうと2の32乗個(約43億)も用意されていたIPアドレスと呼ばれる参加ノードに割り当てられる番号が枯渇しつつあるという悩ましい問題も発生してい
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