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マキアヴェッリに関するholyppのブックマーク (2)

  • マキアヴェッリが「君主論」で示したもの :投資十八番 

    マキアヴェッリの「君主論」は、主題は挑発的でありながら文体は明快、そして一気に読める分量であることによって世界の名著として認められています。 「君主はかくあるべし」というテーマを、抽象性を廃して歴史上の実例を数多く挙げつつ具体的に説きます。同様のテーマを説くものは古今東西数あれど、マキアヴェッリによる「君主論」は、徹底したリアリズムを文体の明快さでスパイスすることによって、極めてスリリングな著作となっています。 君主が信義を守り、狡知によらず誠実に生きることがいかに賞賛に値するかは、何人といえども知っている。しかしながら、経験によれば、信義のことなどほとんど眼中になく、狡知によって人々の頭脳を欺くことを知っていた君主こそが今日偉業を成している。そして結局信義に依拠した君主たちに打ち勝ったのである。 これは、マキアヴェリズムの真髄を示すものとして後代に批判の的となる「君主は信義をどのよう

    • 「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ

      マキアヴェッリが「君主論」を書いたとき、彼の問題意識は「新しい君主はいかにあるべきか」ということでした。 当時のイタリアは「油断をすればすぐにも崩壊しかねない脆弱な政治的支配関係」ばかりの不安定な政情にありました。そのために政治的に安定した近隣の大国であるフランスによっていいように振り回され、つまみいされても、ほとんど何もできない状況でした。 慈悲深く、敬虔で善良な君主は、しかしそのためにかえって脆弱な支配力しか持てない恐れがあります。そのため狡猾さと力に満ちた君主の方が、それによって権力を保ち、そのため善良なだけの君主よりもはるかに偉大な事業を達成できる、というのです。 新しく権力を握った指導者について 権力の維持がとくに難しいのは、旧制度を打倒し、それにとってかわった君主です。そういった君主は権力を安定させるため、新制度を設立せねばなりません。その際に注意すべきこととして、マキャベリ

      「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ
      holypp
      holypp2010/06/04非公開
      リアルな話。最初は読みたくなかったマキアヴェッリ。
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