前明石市長の暴言がメディアで注目を集めている。あまり論じられていないが、市長の白黒よりも気になるのは、「役所の盗聴体質」である。明石市だけでなく、全国の役所では盗聴が後を絶たない。しかも、「役所を良くしたい」という動機ではなく、「敵を落として出世したい」という我欲丸出しの役人が少なくないのである。(ノンフィクションライター 窪田順生) 誰もあまり触れていないけれど… 役所内では盗聴が横行している 敵を引きずり降ろして自分の地位を確保しようという、我欲にまみれた目的で盗聴に及ぶ役人は、実は少なくない。市長の暴言うんぬんよりも、この事実にもっと光を当てるべきではないだろうか Photo:PIXTA 先週、泉房穂・前明石市長が、立ち退き交渉を7年間もやっていなかった職員に発した「火つけて捕まってこい!」という暴言が大きな注目を集めた。 当初は「ちーがーうーだーろー」が子どもにモノマネまでされるよ

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