舌鋒鋭いコメントで人気を博し、テレビで見ない日はないドラァグ・クイーンのマツコ・デラックスさんだが、意外にもメディアに単独インタビューという形で登場することは近年ほとんどない。特にWebメディアでは皆無と言っていい。 自著『デラックスじゃない』(双葉社)などを読むと、インターネットに対する批判的な意見も目立つ。テレビとネットをめぐる状況としては、ネット上でテレビの信用性が疑問視され、いつの間にかテレビはネットの仮想敵となっていた。一方で、2016年末にはWELQ問題(関連記事)などもあり、ネット上の情報の信頼性を巡る議論はテレビでも取り沙汰されている。 今、テレビを代表するタレントとして活躍するマツコさんは、Webメディアをはじめとするインターネットをどう見ているのか? 同時に、筆者には、テレビに映るマツコさんは、彼(マツコさんはゲイという性自認なので、女装をしていても「彼女」とは併記し
11月12日にテアトル新宿、ユーロスペースほかで全国公開となる片渕須直監督の長編アニメーション映画「この世界の片隅に」。こうの史代の原作漫画の映画化となる本作は、すずさんという女性を主人公にして描いた昭和初期の広島や呉の街と、そこに暮らす人々の日常が、端正なアニメーションによって再現されている。クラウドファンディングを利用するなど完成までに様々な苦労があった本作。IGN JAPANでは徹底的な調査の元に本作を完成させた片渕須直監督に想いを聞いた。 片渕須直監督は1960年生まれのアニメーション監督・脚本家。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品に参加して、「魔女の宅急便」(1989年公開)では演出補をつとめた。その後、長編映画「アリーテ姫」(2001年)、TVアニメ「BLACK LAGOON」(2006年)の監督をつとめ、2009年に公開した「マイマイ新子と千年の魔法」は口コミでロン
3月12日、ソニーから独立したVAIOと日本通信は共同で「VAIOフォン」を発表した。日本通信は通信事業者からインフラを借りて通信サービスを提供する「MVNO」(仮想移動体通信事業者)の草分け。同社の福田尚久副社長は、MVNO各社が採用する端末について「現状では消極的な選択肢しかない」として、価格面やスペックなどでニーズのある「ど真ん中に投げ込んでいく」と宣言した。 だが、発表された端末は5万1000円の価格ながら、パソコンにおけるVAIOのイメージとは乖離のあるごく普通のデザイン、スペックだった。また、パナソニックの「ELUGA U2」(台湾クアンタによるODM〈設計・生産〉)と酷似している点も指摘されており、業界に詳しいITジャーナリストからは疑問や批判も飛んでいる。VAIOとの協業の本来の狙いは何か。今後、どのようにVAIOフォンを成長させるのか。日本通信の三田聖二社長に聞いた。
ココがキニナル! 横須賀の米国海軍基地のそばにある諏訪大神社は、鳥居手前に「米軍関係者は立ち入り禁止」と英語で看板を掲げています。人種差別的な処置に思えます。過去に何かあったのですか?(にゃーさんのキニナル) はまれぽ調査結果! 看板は神社側ではなく米軍側が設置。1972年に近隣で酔った米兵などが住宅地や施設などに侵入して来ないようにする注意喚起のため設置した 投稿にあった諏訪大神社にかかった米軍に対しての「OFF LIMIT=立ち入り禁止」の写真 このような看板を神社側が設置しているのだとしたら、人種もしくは職種による差別を意識させる行為と言え、宗教の持つべき理念としては問題といえよう。 しかし沖縄同様、横須賀も米軍基地を抱える町として米兵が起こす問題は多い、とニュースでも報じられている。ここまでしないと対処しきれないほど切迫した状態なのだろうか? 神社側の真意を確かめるために、横須賀に
エコーニュース>国内>日本ネット界の勢力を一夜で逆転させた人物とは———2ch新管理人 ジム・ワトキンス氏 独占ロングインタビュー(前編) 日本ネット界の勢力を一夜で逆転させた人物とは———2ch新管理人 ジム・ワトキンス氏 独占ロングインタビュー(前編) 今年2014年の2月19日、日本のインターネット史上で最大の「戦闘」が勃発した。交戦者は巨大掲示板2ちゃんねる・創設者の西村博之氏と、その物理的なサーバー管理者のジム・ワトキンス氏だ。両者の「契約」内容に関する主張の相違がきっかけのこの争いで、初戦は開戦と同タイミングで即終了———物理的にサーバーを管理しているジム氏が「2ch.net」の管理者の座にすわった(その影響としてホットリンク社等への2ちゃんねる利用者データ・提供スキャンダルやLINE社の「まとめブログ著作権問題」が持ちあがり余波が続いている)。 だが、突如として日本のインター
個人での出版であるにも関わらず、Amazonの電子書籍Kindleストアのランキング上位に入った『Fuzoku実践入門: 裏打ちされた知識で正々堂々とデビューする』。プログラムの入門書に似せた表紙がネット上で話題となったこの本の著者・村雨秋乃さんは、都内のIT企業で働く30代の会社員だという。 今回は本人に会い、どのようにしてこの本が生まれたのかを聞いた。 ■「行きたい」とは思わないが「知っておきたい」欲望を刺激――『Fuzoku実践入門』は現在、どれくらい売れているのですか。 村雨秋乃さん(以下、村雨):この2日間(11月11~12日)だけで500部以上売れました。当初の販売目標が300部だったので、それを達成することができました。 ――どのような経緯でこの本を出版することになったのですか。 村雨:春ごろからソフトの解説書や小説を書いており、電子書籍として出版することを考えていました。し
――まず、両者の出会いはいつなんですか? yukarin : えっと……覚えてますか? Megu : 去年のワンマン(2011年3月18日、渋谷スターラウンジ)? もっと前? Kaede : 地震の直後のワンマンじゃなくて? yukarin : それがそれがそれが! 違うんですよねえ、知ってますかぁ? Nao☆ : ……両国ですよね? yukarin : そうなんですよ! Yumiko : あーーーっ、覚えてる! yukarin : 『三人組祭!!!』(2009年5月10日、両国フォーバレー)っていう、3人組だけが出られるライブがあって。まなみのりささんとNegiccoさんと私たちと出たんですけど。そのときに会ってるんですよ! Yumiko : しゃべってはいないんですけど。 ――ニアミスはしてたんですね。 Yumiko : そうなんです! ――両者の共通点としては、元
鬼束ちひろがフォーライフミュージックエンタテイメントに移籍し、4月6日にニューシングル「青い鳥」、4月20日にニューアルバム「剣と楓」をリリース。さらにアルバムと同日には、初の著書となる自伝的エッセイ「月の破片」も発表する。 ナタリーではこれを受けて、鬼束ちひろ本人へのインタビューを実施。その創作の源を探ってみた。 取材・文/大山卓也 インタビュー撮影/中西求 ──1年半ぶりのリリースになりますが、この間は鬼束さんどう過ごされてたんですか? 普通に曲作ってレコーディングして、曲作ってレコーディングしての繰り返し。ゆっくりやってて、気付いたらできてたっていう感じで。 ──なるほど。昨年は暴力事件に巻き込まれたりもして、心配していたファンも多いと思うんですが。 あの、O型なんですね。 ──はい? さっぱりしてる。あんま引きずらない、いろんなことを。良いことも悪いことも。 ──じゃあいろいろな事
お前の目玉は節穴か season 2 2012.12.15 公開 ポスト 第40回 「プリキュア」シリーズ、「Road」の歌手、池田彩さんインタビュー 後編 勉強したって東大に行けへん! でも、歌うのは好きだからいけるアライユキコ/加藤レイズナ 観てるアニメほとんど一緒の同年代 まるで呼吸するかのように歌をうたうことが自然。天性の歌手、池田彩誕生の秘密に迫る後編。そして運命の「プリキュア」。この少女アニメとの出会いがもたらしたものの大きさ、果てしなさ。『プリキュア シンドローム!』を上梓した加藤レイズナも、その思いに深く感応していきます。「節穴」最終回! 池田彩(いけだ・あや) 池田彩(いけだ・あや)PROFILE 8月23日生。大阪府出身。ユニオンミュージックジャパン所属。ダンスボーカルユニットC-ZONEでの活動を経て、2010年「ハートキャッチプリキュア!」オープニング「Alrigh
前編に引き続き、角川グループホールディングスの代表取締役会長兼CEO、角川歴彦氏のインタビューをお届けする。 新しい時代に合わせた法律にしたほうがいい ── 日本の著作権法で言うと、昨年、著作権法が改正されて、今年から検索エンジンが合法化されました。この本にも書かれていますが、法律の壁が業者に萎縮効果を生んでるんじゃないかという話もあります。 一方で「日本にフェアユースがなくても、グレーゾーンで勝手にやってる業者はたくさん存在する。単に技術不足やビジネスモデルの問題。萎縮効果なんて生んでない」という意見も根強く残っています。例えば、著作権法の壁があったために萎縮を招いた具体的な事例とは何でしょうか? 角川 ある出版社が、写真サービスを始めたいと思って、カメラマンに撮ってもらった雑誌の写真をアーカイブにしたわけだよ。でも今の法律は、いくら出版社が旅費を渡して撮ってもらったとしても、著作権はカ
祝!オリコン・ウィークリー初登場5位!RHYMESTERが最高の形で帰ってきた!結成20周年を迎えてもなお進化の歩みを止めようとしない彼らの最新ロング・インタビューをお送りしよう。「マニフェスト」が何故RHYMESTER、そして日本語ラップ全体にとって特別な作品となったのか、その理由をメンバーたち自らが語る! 「今回はジャンル外の人が聴いても『コレは世界で一線の人たちが作ってるアルバムだ』っていうのが分かるクオリティというかさ、実はアメリカのラップとかが悠々と超えているハードルを、日本のラップの中でもう一回再確認して、厳しくジャッジしないと次のレヴェルに達しないという思いがあった。で、俺らはそれをやらなきゃダメだよ、って。完璧な質の高いトラックに、しっかり質の高いラップを乗せるという、すごく当たり前なことをまだクリアできてないんじゃないか?って」——Mummy-D RHYMESTERのニュ
銀杏ボーイズのビデオ・クリップ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の配信が開始した。それを記念して、何か企画をやりましょうと銀杏ボーイズと話していたら、ドラムの村井守はECDの大ファンとの情報が。年齢は18歳もはなれているけれど、自分の恋愛体験を赤裸々に綴る銀杏ボーイズと、住所さえラップしてしまうECD。その日常を隠さない音楽への向かい方には、共通点が多い。これは絶対に面白くなるという確信のもと、ECDに電話をしたら即答で「良いですよ」との返事。ほんとに実現してしまった村井守(銀杏ボーイズ)×ECD。曽我部恵一の運営する下北沢CITY COUNTRY CITYにて、音楽、彼女、結婚等をキーワードに言葉が溢れ、2000年代と2010年代を繋ぐにふさわしいロング・セッションとなった。 進行&文 : JJ(Limited Express(hasgone?)) 写真 : sasaki wataru クラ
「音楽(ロック)に愛されていなければ、音楽(ロック)をやる資格ないと思う」 渋谷南(17歳)インタヴュー プリ帳がどうしたとか、カマボコを鶴の形に細かく切れるとか、もはやそんなことはどうでもいいのだ。ポケモンとハム太郎が好きだった妹はもういない。セブンティーンとなった彼女のアイデンティティは「ロック」。そして「椎名林檎」なのである。これからの「ロベルトノート」は毎年1発目のエントリに必ず、妹のロングインタビューを行なうことに決めた。岐阜に住む女子高生にとっての「ロック」とは何か。彼女は「ロック」から何を感じ、判断しているのか。そして彼女はどこへ向かっていくのか。元々、あまり兄妹らしい関係を築くことなく、妹は僕にビビって、積極的に話しかけてこなかった。僕もそれを感じて、なかなか強引に喋ることもあまりしなかった。とびきりシャイな兄と妹ゆえに、ちゃんと話せるようになったのはここ1年くらいのこと
先月11月に公開された途端、そのあまりのクオリティの高さに各所で絶賛の嵐となった自主制作アニメ「フミコの告白」。はてなブックマークでも大きな話題になったこの作品、一体どんな人が作ったのか気になりますよね。今回は作者であるTeteさんに、直接お話を伺いました! 「フミコの告白」の作者であるTeteさんこと石田祐康さんは、現在、京都精華大学マンガ学部アニメーション学科の3回生。はてなユーザーでもあるTeteさん、「フミコの告白」の制作過程については、ご自身のはてなダイアリーでも詳細に書いて下さっています。今回は大学のキャンパスでインタビューさせて頂きました。 ▽自主制作アニメ 「フミコの告白」‐ニコニコ動画(9) ▽Tete ■予想外の大反響に驚いた「フミコの告白」 ――「フミコの告白」、私自身も非常に楽しく拝見しました。はてなブックマークはもちろん、色々なメディアで取り上げられて話題になって
インタビュー 2009年12月16日10:00 カテゴリ "10年続いたこと自体が、非常に面白いと思います" - 山本一郎さん --ライブドアを最初に山本さんが認識されたのは? 山本一郎氏(以下、山本) 元々人を介して、当時ライブドアの社長だった前刀さんをウォッチしていたのと、当時、投資先であった別の無料プロバイダをやっていた会社と付き合いがあった関係で、ライブドアの名前を知るようになりました。 言い方は悪いですけど、あの頃は雨後の筍のように無料プロバイダが出てきたんですね。いまとなってはどうやって儲けるのか想像もつかないけど、みんな儲かると思って参入していた。ライブドアが日本でサービスを開始して4、5カ月経ったあたりでしょうか。そのときに、事業計画や上場するという話も含めて、投資のお話を頂いたんです。ただ、そのときはあんまり深いところまではお話しないうちに先方も大口の資金繰りができた
「間違えてないか? 私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 「マイナーで売ってるんだけど」 「平沢進というのは『な~に~? この音楽、きもちわるい』とか、そういう類だから。かわいくないから」 「友達減るから」 「私が『平沢唯』と書いたことにより、多くの皆様を誤った場所に導いてしまったことを深くお詫び申し上げますから」 「重ねてお詫び申し上げますから」 (Twitterアカウント @hirasawa より抜粋)平沢進さんは日本を代表する電子音楽の作家であり、また高い表現力を持つボーカリストだ。1979年にテクノポップグループ「P-MODEL」でデビューし、1989年からソロ活動を開始。ブロードバンド環境が整い始める1999年には、メジャーとの契約を打ち切り、いち早くMP3でのダウンロード配信を始めるなど、現在のネット音楽シーンをリードしてきた人でもある。 その彼がTwitterに登場するや否や、
ku こと 熊谷健太郎さん、78年生まれ、今年31才。 きっかけは ku さんが半分訳してた Tumblr の創業者 David Karp のインタビューをわたし takaakik が横から全訳(失礼な話だ)したことなのだが、 reblog.ido.nu という日本の「ガラパゴス」携帯からでも Tumblr の Dashboard が見られてなおかつ reblog もできるというサイト、これも ku さんが作っていて、でも当時自分が持っていた携帯では画像の容量の問題でうまく表示できずそのことを Tumblr でぼやいていたら、ku さんがなんとGithub でソースを公開、パッチも受け入れてもらって無事 DoCoMo 携帯でみれるーと喜んでいると、今度は ku さん iview というiPhone アプリ Tumblr の画像ビュアーをリリース!なんだかどんどん作るすごい人だなーと思い
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