英歌手ニック・ロウの「Cruel to Be Kind」を、新作落語のパイオニア、三遊亭円丈がカバーしたのがこの曲。 落語の世界では一般的に、江戸から明治初期を舞台にしたものを古典落語、現代を舞台にしたものを新作落語と呼ばれている。新作落語といえども、古典落語の設定だけを現代に置き換えたような噺が多かった時代に、SFや文学的要素を取り入れた全く新しい世界観の新作落語を作り上げたのが三遊亭円丈だ。 しかし、天は二物を与えず。落語を創作する才能には溢れていたものの、歌の才能には全く恵まれなかった。その歌声は驚くほど味わい深く、独特。けど、これがクセになる。フィル・スペクター風の編曲も心地がよく、噺家シングルの代表格と言える一曲。
NEWS オオルタイチ、特別バンド編成での新作リリース & ウリチパン郡『ジャイアント・クラブ』も再発 オオルタイチがスペシャル・バンド編成でニュー・アルバム『HOTOKENO』を3月10日(火)にリリースすることが発表された。 水曜日のカンパネラへの楽曲提供やアニメ『映像研には手を出すな!』の劇伴音楽など、様々なフィールドで活躍するオオルタイチ。本作は昨年活動20周年を迎え、大々的に開催した記念コンサートで集結した植野隆司(テニスコーツ)、石田多朗、トンチ(トンチトリオ / 滞空時間)田中馨(ex. SAKEROCK、ショピン)、岸田佳也(トクマルシューゴバンド他)、成田七海、川村蕗倭皇ら7名のミュージシャンと共に制作したニュー・アルバム。 OORUTAICHI with SPECIALBAND 新曲「ほとけの」をはじめ、リアレンジを施された水曜日のカンパネラへの提供曲「愛しいものたち
100円CDに、魅せられてしまった。 いま現在、私の生活の中心には、常に100円CDがある。CD部屋と決めていた部屋は大量の100円CDに埋もれ、はみ出したCDが廊下も階段も寝室もダイニングすらも占拠。四方八方でCD壁やCD山脈、CDタワーを形成しており、私の家のどこを切り取っても、100円CDが置かれていない場所は無い。まさかこんなことになるとは、思ってもみなかった。 100円CDコーナーには、週2、週3で通っても飽きない。おそらく毎日行ったとしても、飽きることはないだろう。めくるめく興奮。あっという間に何時間かが過ぎている。気づくと毎回、カゴが山盛りになっている。その重量に自分でも驚きながら、レジまで持っていく。会計のさなか、本日も素晴らしい100円CDばかり見つけたと、つかの間の余韻に浸る。そして、100円CDのパンパンに詰まったビニール袋を担いで、次の中古屋へ。一日に数軒、ハシゴし
レコードというと過去の製品としてのイメージが強いですが、実は現在でもDJ文化として世界中に普及しています。先日、DJの世界大会で日本人が優勝したというニュースもあったように、レコードでのDJ文化の盛り上がりを伺えます。 一方でカセットテープも一昔前の製品でありながら、新しくカセットテープ専門店ができたり、アイドルが新曲をあえてテープでリリースしたり、現在でも根強く愛されています。 「レコードでのDJはレベル高くて無理だけど、カセットテープDJなら世界一になれるかもしれない」そんな思いから私は日々カセットテープDJの研究をしています。なぜ私がこのように屈折したB-Boyになってしまったかというと、それは私が入学した美術大学時代までさかのぼります。 美術大学というと華やかな世界と勘違いされがちですが、そこは勝者のみが呼吸をすることを許されるウィナーテイクオールの世界。田舎から上京して来た私は
Appleインビテーションは、iPhoneユーザーがあらゆるシーンに応じてカスタムの参加依頼を作成し、友人や家族で集まることができる新しいアプリです。 カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、ユーザーがあらゆるシーンに応じてカスタムの参加依頼を作成し、友人や家族で集まることができるiPhoneの新しいアプリ、Appleインビテーションを発表しました。Appleインビテーションでは、ユーザーは参加依頼を作成でき、共有や参加可否の連絡、共有アルバムへの投稿、AppleMusicのプレイリストへの参加が簡単にできます。本日より、ユーザーはAppleインビテーションをApp Storeでダウンロードできるほか、icloud.com/invitesを通じてウェブ上でアクセスすることができます。iCloud+のサブスクリプションの登録者は参加依頼を作成でき、また、参加可否の連絡はApple
早瀬(ゆんける) あっとまーく、さらば浪人の光 @hayase_wotagei ん、いや、やっぱBPM128はR.Y.U.S.E.I.だな。逆再生とかもすればめちゃくちゃ合うじゃんやば。違う世界線に行けば小島よしおが流行になってるんだろうな。 pic.x.com/ZsIeINxUDG x.com/efdoxkl5452500… 2024-12-16 04:12:39
お笑い芸人の音楽活動はどのように変化してきたのか? いま、お笑いと音楽がかつてないほどに接近している。お笑い芸人がミュージシャンとコラボすることは日常の光景になったし、ラップバトルにもこぞって参入するようになった。音楽×お笑いを謳ったフェス<DAIENKAI>は2023年に続き2024年も盛大に開催され、TV番組『ラヴィット!』発の芸人ラップグループ・赤坂サイファーは梅田サイファーとコラボレーションしている。芸人が音楽について語るYouTubeチャンネルなども人気だし、メンバーやヨネダ2000など、ネタそのものが音楽との境界をなくしつつあるような事例すらも生まれている。 筆者が刊行した『スピード・バイブス・パンチライン 勝つためのしゃべり論』(2024年、アルテスパブリッシング)はそういった状況が私たちの日常のしゃべりにまで影響を与えているという旨を論じた書籍だったが、加熱し続けるこの相互
俳優/アーティストとして活動する香取慎吾さんの3rdアルバム『Circus Funk』に、歌手の中森明菜さんが参加していることが明らかになった。 11月27日(水)にリリースされるアルバムに、2人のコラボ曲「TATTOO(feat. 中森明菜)」が収録。同楽曲はアルバム発売に先駆けて、11月20日(水)に先行配信される。 もともとは中森明菜さんの代表曲のひとつだが、香取慎吾さんがカバーを熱望したことで実現。さらに、楽曲のジャケット写真やレコーディング風景、貴重な2ショット写真も公開された。 【写真】香取慎吾&中森明菜の貴重なレコーディング風景香取慎吾と中森明菜、かつて「スマスマ」で共演香取慎吾さんはと中森明菜さんといえば、1996年から放送されたバラエティ番組「SMAP×SMAP」(通称・スマスマ)を思い出すファンも多いはず。 当時、スマスマ放送第1回のゲストに登場した中森明菜さんと共に、
1.Strings of Life Derrick May言わずと知れた超絶名曲。 ハウスかテクノかと問われたらジャンル分けが難しい部分もあるが、今回はハウスカテゴリに入れさせて頂きたい。 2.Can You FeelIt Mr Fingersハウスミュージックの歴史を語る上で外すことのできない1曲。ここから全てが始まったと言っても過言ではなかろう。 3.Gypsy Woman Crystal Waters様々なバージョンが出ている名曲。聴けば「これが元ネタか!」となる人も多いだろう。 4.Sweetest Day Of May ジョー・T・ヴァネリDJEMMAさんが毎月5月に必ずかけていた曲として思い出深い人も多いだろう。 フロアの聴衆は必ず「スイスイスイスイ」と合唱していた記憶がある。 5.WeGot The Love Touch Of Soul2006年にリリースされたInn
TMNETWORK史上最も重要なGet Wild 10選 https://anond.hatelabo.jp/20241028143457 でブコメに 「全部同じじゃないですか!?」「ちがいますよーっ」「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」 といういつものジャーゴンがついていたので、えっ、Get Wildごときで聞き分けが出来ないの?じゃあ、こっちだとどうなんだろ、とおもって書いてみたGetWild増田です。 Pizzicato Fiveは本格的にファンになったのは95年ごろだけど、それ以前も周りの友人にファンがいたり、学校帰りに当時のHMVに通っていた渋谷系世代なので基本的な流れはだいたい抑えられているはず。 こちらも選考基準は独断と偏見だが、TMと違ってPizzicatoは再結成をしていないので、歴史的には解散以降の方が長くなるので、Pizzicato Fiveとしての音源
ベトナムのホーチミンで見つけたPhùng Khánh Linh「CITOPIA」recommend by 商品部 ロック担当 池部 幸太さん主にモーラムやルークトゥンのレコード、カセット、CD、USBなどフィジカルの収集と現行シーンのYoutubeディグ、アジアにまつわる現場調査を行う。 アーティスト名:Phùng Khánh Linhアルバム名:CITOPIA(2022 / Hãng Đĩa Thời Đại (Times Records)) スタッフのおすすめコメント: 2024年ベトナム調査の際に現地(ホーチミン)のレコード店で発見した作品です。リリースは2022年。まさかベトナムにこんなにもCITY POPな作品が現行でリリースされているなんて誰が想像できたでしょう? 竹内まりや「プラスティック・ラブ」からの影響を公言するベトナム女性SSWフン・カイン・リン自身が作曲、米国のナッシ
ジャズにロックやラテン音楽など、他ジャンルの音楽を融合させ、大衆化させたものを「フュージョン」と呼ぶ。日本においては1970年代後半から1980年代後半にかけてブームが巻き起こり、カシオペアや高中正義など多くのアーティストが人気を博した。海外で日本のシティポップがブームとなっているのはよく知られているところであるが、じつはいまフュージョンも人気に火がつきはじめている。キングレコード発の音楽メディアSOUND FUJIでは70年代後半に同社で生まれた伝説のフュージョンレーベル「エレクトリック・バード」に焦点を当てながら、その知られざる魅力を深堀りしている。音楽評論家の柴崎祐二氏と共に過去の音源を探求し、日本の音楽の奥深さと魅力に迫っていく連載『Unpacking the Past』。記念すべき第一回目のテーマは"J-FUSION" 長きに渡り続くシティポップの盛り上がりの次に、国内外で再評
クラブシーンでは異色の日本民謡をDJプレイするユニット・俚謡山脈。自分の知らない音楽を探求していった先に行き着いた、日本独自の民謡音楽の魅力について俚謡山脈のメンバー佐藤雄彦が語る。 * 我々にとって、民謡を聴くということは、貧弱だった民謡のイメージを一から作り直すことでした。ヒップホップのようなビート感のある民謡、ダブのような浮遊感のある民謡、ポストパンクのように性急で疾走感のある民謡、アンビエントのように静かで美しい民謡…… 今まで民謡をほとんど聴いてこなかった我々は、今まで聴いてきた様々な音楽のカッコ良さに民謡の魅力を重ねて楽しむようになりました。 そこにはビックリするほど広い世界が広がっていました。西洋のビート感やメロディ、終わりと始まりが定められた形式から逸脱した、いや、逸脱しているというより全く別のルールに沿って作られている民謡の世界は、我々にとって暗黒大陸のように感じられまし
韓国インディーの大注目バンド、OBSG(オバンシングァ)が初来日を果たす。毎週のようにアジア各地のインディーアーティストが来日公演を行う現在であっても、10人もの大所帯編成である彼らが日本にやってくるとは。まさに奇跡の初来日といっていいだろう。 中心人物は京畿民謡の歌手であり、韓国インディーの異端児であるイ・ヒムン。かつては民謡グループであるSsingSsing(シンシン)のフロントマンとして、NPRの人気企画「Tiny Desk Concert」に出演したことで世界的な注目を集めた。同グループの解散以降はさまざまなプロジェクトで活動し、昨年は3人組ジャムバンドのCADEJO(カデホ)を伴って来日公演も行っている。OBSGはそんなイ・ヒムンのプロジェクトであり、昨年リリースされた最新作『SPANGLE』を携えた初来日となる。 バンドの音楽面を取り仕切るのは、ベーシストのノ・ソンテク。韓国の
10万かけて手に入れたチケットを手にライブへ行ったら座席がなかった、どこに怒りをぶつけていいのかわからない。このコンテンツごと嫌になりそうで辛い。アイドルとかのライブに頻繁に行く人は、座るはずの座席が機材の関係で潰れて当日振り替えって経験したこともあると思うし、自分も過去にE⚪︎ILEとKAT-⚪︎UNのライブでこれが起きたことがある。ただ、その時はどちらも入り口でチケット確認の時に止められて、そのまま事情説明と謝罪の後に、元々持っていたチケットよりも遥かに良い座席の新しいチケットがもらえたので、ラッキーなことくらいに思ってた。 今回はそんな風に入り口で止められることもなく、チケットを使って入場して、記載されている自分の座席に向かったら、そもそも椅子自体が存在していなかったのだ。 驚いてスタッフに聞いても3人くらいたらい回しにされて、ようやく責任者が出てきたかと思えば、同じく存在しない座
【読売新聞】 パリオリンピックは10日(日本時間11日未明)、新競技・ブレイキン男子の決勝トーナメントが行われ、半井重幸(ダンサー名SHIGEKIX)が4位になった。大能寛飛(ダンサー名HIRO10)は、1次リーグ敗退。 ブレイキ
皆さんは「好きな惣菜発表ドラゴン」をご存知でしょうか? ボカロPのンバヂが2023年8月に動画サイトに投稿したこの曲は、シンプルな線で描かれたゆるい絵柄のドラゴンが、歌に合わせて淡々と好きな惣菜を発表していくという内容。ボーカロイド文化の祭典「ボカコレ2023夏」の「ネタ曲投稿祭」カテゴリで4位を獲得したのち、「ただただ好きなものの話をするだけ」というポジティブさからじわじわと人気が拡大し、ネットミームとなってたくさんの二次創作が作られるようになりました。 そんな二次創作動画の中には「惣菜の代わりに“好きな音楽用語”を発表する」というものがいくつも存在します。そしてそれらの多くは、実際にその音楽用語に合わせたアレンジが加えられ、曲を聴くだけでなんとなく意味がわかるようになっています。この記事では音楽用語にまつわるさまざまな「発表ドラゴン」を紹介。これらの動画を観れば、今まで知らなかった音楽
ZENで行こう 決定版 日本民謡 アーティスト:民謡,伊波智恵子,伊波みどり,進藤義声,田中希代子 コロムビアミュージックエンタテインメントAmazon 昨今やれ和ジャズだやれ和ブギーだやれ和レアグルーヴだなどとやたら「和」を付けたジャンル名を目にすることが多い。海外のそれにも見劣りしない日本における音楽、という意味で付けているのだろうと思われる。 しかしながら、僕は悲しいよ。そういうもののほとんどは日本製なだけで伝統的な日本文化を取り入れているとは必ずしも言えないからだ。 僕はイタリアンプログレ、ブラジリアン、クラウトロックが好きなのだけれど、そのどれもに共通するのが「当地の文化に大きく立脚している」ということ。そうでなければ英米のそれと変わりないからね*1。そして日本にも日本文化に立脚した名盤が沢山あるのだ。主に和ジャズ。*2 が、和装時のBGMにしようかなと思って「和 名盤」とかで
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