
笑顔でご満悦の政治家を、顔にモザイクがかかった19人が囲む。政治家は、51歳の誕生日を迎えた自民党の小林鷹之政調会長。モザイクの面々は「番記者」だ。小林氏は写真に「お祝いしてくれた番記者さん達と」と説明を添え、メッセージをアップした。 「昨日51歳になりました。何歳になっても誕生日はありがたいものです。多くの方に支えられていることに感謝しつつ、年相応の深みが出るよう研鑽を積んでまいりますので、皆さん、よろしくお願いいたします!」 全く深みのないメッセージだ。自身の臣下のように番記者を従え、写真をアップする行為自体がこの上なく軽い。市井の人たちがこの写真を見た時にどう思うか。そのことに思いが至らない政治家が、与党の政調会長を務めていること自体、政治家の劣化を物語っている。 小林氏を「裸の王様」にした責任は、番記者たちにある。 小林氏から誕生日の記念に集合写真を撮ろうと提案されたら、まともな

日本の政治は、秋に大きく動いた。自民党は高市早苗総裁を選出し、公明党は自民との連立から離脱。代わって自民と日本維新の会が与党になり、初の女性首相が誕生した。特に26年間続いた公明の連立離脱表明は、総裁選から6日後というめまぐるしさ。高市氏が「一方的」と不満を明らかにするほど、驚きを持って受け止められた。 高市氏は、維新の掲げる衆院の議員定数削減のほか、「副首都」構想にも賛同する姿勢を見せ、維新の吉村洋文代表も「政策通だ」と高く評価する。 この自民と維新の連立直前、吉村代表にくぎを刺した人がいる。維新の元代表で2023年4月に政界を引退した松井一郎氏だ。 「自民党は『ぬえ』のような組織だ。からめ捕られてはいけない」大阪府議時代に自民を飛び出し、橋下徹氏と共に政治団体・大阪維新の会を創設した。今もなお維新議員らから「おじき」と慕われるご意見番。11月上旬、松井氏に話を聞くと、この間の動きが「

令和7年12月1日、高市総理は、都内で開催されたFII PRIORITY Asia Summit 2025 in Tokyoに出席しました。 総理は講演及び質疑応答において次のように述べました。 【講演】 「アッサラーム・アライクム。Good morning, distinguished participants.こんにちは。日本国内閣総理大臣の高市早苗でございます。日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年という重要な年に、日本国政府を代表して、アジアで初めて、東京で開催される『FII PRIORITY Asia Summit』で、御挨拶できることを大変喜ばしく思っております。 高市内閣における成長の肝は、『危機管理投資』でございます。経済安全保障、食料安全保障、エネルギー安全保障、健康医療安全保障、国土強靱(きょうじん)化対策などの様々なリスクや社会課題に対して、官民が手を携え先手を打


寺田学衆院議員(49)=立憲民主党=は9月、妻の寺田静参院議員(50)=無所属=の活動を優先するため、次期衆院選に出馬せず、政界を引退する決断をした。仕事と、子育てや家事の両立は難しい。地方と東京を行き来する国会議員であれば、その厳しさはさらに増す。夫婦ともに、週末はそれぞれの地元活動が入り、子どもの予定に付き添うのは困難を極める。 数少ない女性議員の一人である妻の活動を優先しようと考えた寺田氏は、妻をこう説得した。 「俺には代わりがいても、あなたに代わりはいない」 11月19日は男性の生き方に目を向ける「国際男性デー」だった。今はまだ珍しい「現役男性の引退」は、妻や家族のために仕事を犠牲にする“美談”なのだろうか。(共同通信=渡辺顕子) ▽どちらかが辞めなければ…葛藤の2年間 ―引退の理由を教えてください。 「妻が初当選し『国会議員夫婦』になったのが6年前のこと。現在は小学6年生になっ

今後の予定 異議申出に対する結果については、開披再点検の結果を受け、後日開催する選挙管理委員会において、正式決定する予定です。 投票用紙の開披再点検 異議申出の受理決定を受け、「全ての投票用紙の再点検」の実施について審議し、開披再点検をおこなうことを決定しました。 実施日時:2025年11月26日(水曜日)午前9時30分から 実施場所:神栖市民体育館 実施内容:全ての投票用紙の再点検 一般の人および報道関係者ともに公開します。 なお、開披再点検の結果などにつきましては、このページでも順次お知らせいたします。 施設案内 神栖市民体育館注意事項 参観する人は、午前9時からの入場となります。 座席に限りがありますのでご了承ください。 館内は寒いことが予想されますので、暖かい服装でお越しください。 投票用紙の点検作業開始後、選挙管理委員会委員長の場内アナウンス以降は、録音や動画・写真の撮影はご遠慮



これはけっこうヤバい案件だと思います。 ほんとうは有料記事にしたいです。 「加賀プロジェクト」とは神谷宗幣が始めた「加賀プロジェクト」というのは、幼児保育から高校・大学生くらいまで、主に不登校児などを対象にした「教育施設」プロジェクトのようで、以下のような経緯を経ています。 2020年7月:神谷宗幣が加賀市に移住 2020年9月:認可外保育園「てくてくの杜」を大聖寺地区に開設 2021年9月:フリースクールを旧黒崎小学校で開始2023年4月:通信制の高校や大学で学ぶ人たちを対象にした私塾「加賀塾」を山中温泉の旧看護学校生徒宿舎で開設 しかし、廃校になった「旧黒崎小学校」や「旧看護学校生徒宿舎」は、加賀市の財産です。こうした公共財産を神谷たちのような政治集団が使用することについて、参政党の結党以前から、地元で大きな問題になっているのです。 旧看護学校生徒宿舎活用事業の選定結果(加賀市:20

送検される立花孝志容疑者 この記事の写真をすべて見る 11月9日に名誉毀損(きそん)容疑で兵庫県警に逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」党首の立花孝志容疑者(58)は10日、送検された。斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラ疑惑を百条委員会メンバーとして調査していた元県議の竹内英明さん(当時50)について、昨年12月に「警察の取り調べを受けているのは間違いない」などと発言したことや、竹内さんが自死した直後の今年1月に「どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽情報をSNSに投稿したことで、竹内さんの名誉を傷つけた疑いがある。7年半にわたりNHK党の活動を追い続けてきた「選挙ウォッチャーちだい」氏は、「逮捕は本人にとって予想外だったはず」と語る。 【写真】ナタで襲われてもマイクを離さない立花容疑者 * * * 7年前の首長選でNHK党議員が市民メディアに暴行したことを

東浩紀/批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役 この記事の写真をすべて見る 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 【写真特集】大物がズラリ!AERA表紙はこちら * * * 3回連続で高市早苗新総理の話をするとは思わなかった。しかし書かねばならない。 10月21日に高市総理が誕生した。憲政史上初の女性首相である。ジェンダー平等を訴えてきたリベラル派は歓迎するものと思われた。 ところが現実には批判が相次いだ。むろん政策の批判はいい。「素直に歓迎できない」との声も保守志向への戸惑いだと理解できる。しかし、就任翌週にトランプ米大統領が訪日したあとの罵詈雑言については全く理解できない。 他国の首脳を笑顔で迎えるのは当然だ。腕を取り、寄り添うこともあろう。ところがその社交に対し、リベラル派から理不尽な攻撃が相次いでいる

日本の憲政史上、初の女性首相となった高市早苗氏。選択的夫婦別姓制度の導入に対する後ろ向きな態度など、ジェンダーを巡る課題については保守的な姿勢を見せてきた。 高市氏のトップ就任について、「女性首相」の誕生を待ちわびてきた女性たちからも、「女性だったら誰でもいいわけじゃない」などと素直に喜べないという声も聞こえてくる。 そんな中、自民党議員を破って当選した無所属でありながら、首相指名選挙で高市氏に1票を投じたのが寺田静参院議員(秋田選挙区)だ。指名選挙後、その理由を交流サイト(SNS)につづった投稿は大きな反響を呼んだ。 これまでも指名選挙では野党の女性議員に票を投じ、「心の底から女性首相を望んでいた」という寺田議員に話を聞くと、高市氏とは政治信条に距離があり、「正直苦手な存在」とも打ち明けた。それでもなぜ票を投じたのか。(共同通信編集委員・宮川さおり) ▽「いつかは、なれる」と100回繰り

[ワシントン 4日 ロイター] -トランプ米政権2期目で初めての主要地方選挙が4日に行われ、民主党が3戦全勝を果たした。新世代の指導者を輩出するとともに、苦境に立たされている同党にとって来年の中間選挙に向けた勢いをもたらした。 同日投開票されたニューヨーク市長選では、民主党候補で急進左派のゾーラン・マムダニ氏(34)が無所属で出馬したクオモ前ニューヨーク州知事(67)に勝利し、イスラム教徒として初のニューヨーク市長となった。同氏は民主社会主義者で、無名の州議会議員から全国的に注目される民主党の有力者として台頭した。 マムダニ氏は集まった支持者らに「裏切られた国民にドナルド・トランプをどう倒すか示せる者がいるとすれば、それは彼を生んだこの街だ。そして、独裁者を恐怖に陥れる方法があるとすれば、それは彼が権力を築くことを可能にしたまさにその環境を破壊することだ」と語りかけた。

3年に1度行われる夏の参院選を間近に控えた今年6月、東京都内では熱い選挙戦が一足早く繰り広げられていた。。4年に1度の東京都議選だ 渋谷区選挙区(定数2)に出馬した一人が、都民ファーストの会の現職都議、龍円愛梨さん(48)。ダウン症に伴う知的障害がある小学生の一人息子を独りで育てながら、3回目の当選を目指して選挙に臨んでいた。 しかし、今回の出馬は、必ずしもすんなり決まったわけではなかったという。取材をすると、女性議員がまだまだ少数派であるがゆえに、育児との両立に課題がある政治の世界の厳しい現実と同時に、変化の兆しも見えてきた。(共同通信=池田知世) ▽選挙準備の準備 「出るのか出ないのか、非常に悩んだんです」。龍円さんは打ち明ける。 21番目の染色体を一本多く持って生まれた息子の呼び名はニコちゃん(12)。ニコちゃんは、発達がゆっくりだ。重度の知的障害があると判定され、日常生活では特別な


10月23日 トランプ米大統領(写真左)が先週、ホワイトハウスでアルゼンチンのミレイ大統領(写真右)と記者会見した際、アルゼンチンに対する経済支援の実施について、ミレイ氏が率いる与党が今月の議会中間選挙で勝利することが前提条件になるとの見解を示したことを受け、アルゼンチンでは野党の政治家や支持者の間で反発が広がっている。写真は14日、米ワシントンのホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst) [ブエノスアイレス 22日 ロイター] -トランプ米大統領が先週、ホワイトハウスでアルゼンチンのミレイ大統領と記者会見した際、アルゼンチンに対する経済支援の実施について、ミレイ氏が率いる与党が今月の議会中間選挙で勝利することが前提条件になるとの見解を示したことを受け、アルゼンチンでは野党の政治家や支持者の間で反発が広がっている。

1994年に発足した自社さ連立政権の首相を務めた村山富市氏が17日死去した。101歳だった。関係者が明らかにした。94年当時、村山氏は社民党の前身である社会党の委員長で、羽田内閣総辞職後の同年6月、自民、社会、新党さきがけ3党の連立政権樹立合意を受け、第81代首相に就いた。社会党出身の首相は片山哲氏以来、2人目だった。 戦後半世紀にわたり対立関係にあった自民、社会両党の連立政権誕生は、その後の政界再編に大きな影響を与えた。 首相就任を受け、日米安保体制堅持や自衛隊合憲、日の丸・君が代の容認などを表明し、社会党の基本政策を転換した。戦後50年に当たり「痛切な反省」や「心からのおわびの気持ち」を明記した首相談話を発表。被爆者援護法制定など戦後処理問題にも取り組んだ。95年1月の阪神大震災では、危機管理対応に批判が集中した。 96年1月、首相退陣を突然表明。退陣後は社会党委員長に再選され、党の名

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