20世紀芸術写真史を代表する写真家として知られるウィリアム・エグルストンの個展『ウィリアム エグルストン:パリ−京都』が、6月5日より東京・北品川の原美術館で開催される。 カラー写真を芸術的表現の域にまで高めた先駆者であるアメリカの写真家、ウィリアム・エグルストン。日本の美術館で初となるこの個展では、これまで日本ではまとめて紹介される機会のなかった彼の作品が披露される。 同展では、円熟味を感じさせる近作である2つのシリーズ、「パリ」と「京都」を中心に初期の代表作を加え、エグルストンの豊かな表現の世界を紹介。カメラを通して類型的なイメージに堕さない都市の断片を鮮やかな色彩ですくいあげた「パリ」シリーズは、写真だけでなく色彩豊かで闊達自在な即興的ドローイング作品によっても構成される。一方の「京都」シリーズは、古都であり国際的な観光都市として類型的なイメージが染みついた日本の大都市の細部を、自由

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