■アンビエント音楽界隈で話題のマシンがあった。 もう、いつの話だったのか。 ちゃんと覚えている訳ではないのですが。 延々とお経が流れている怪しい機械があるらしい。 というネットの噂を耳にしたのは2010年頃だったでしょうか。 アンビエントミュージック界隈で有名なブライアン・イーノが気に入ったとかいう噂も独り歩きして、「よく解らないけど欲しい」マニアアイテムでしたっけ。それが今回の話のブッダマシーンです。 ■初めて発見したのはハノイだった 噂を耳にしたティラキタ買い付け班。 もちろん、アジアに買い付けに飛ぶ度にブッダマシンを探し歩いていました。 「延々と念仏が流れる付けるアジアの機械」 そんな面白いもの。 販売する、しないの前にまず自分たちが欲しかったんですよね。 ブッダマシンを初めて発見したのはベトナムのハノイだっかたと思います。ハノイの中心部には、細い道で区切られた36通りと呼ばれる旧市

teenage engineering「PO-80 record factory」 teenage engineeringが、またまたおもしろい製品を発売しました。レトロなデザインが印象的な「PO-80 record factory」は、カッティング機能を搭載したコンパクトなレコード・プレーヤー。3.5mmのライン入力端子(モノラル)にオーディオ機器(あるいは電子楽器)を接続し、5インチのブランク・レコードをセットすれば、テレコ感覚でオリジナルのレコードを作ることができます。 3.5mmのライン入力端子(モノラル)を装備。電子楽器を直接繋ぐことも可能 「PO-80 record factory」の元になっているのは、学研から発売されている“トイ・レコードメーカー(大人の科学マガジン)”で、そのコンセプト・デザイン/インターフェース・デザインを手がけたロンドン在住のアーティスト、Yuri S
SR-22T-Plus is a new model of SR-Series. The detail of theneck is the same as SR-22 in our previous post, the body is based on the outershape of S-622TLC, and the surface is flattop and mounts pickguard, plusit is added a single coil pickup in middle. SR-22T-PlusはSR-Seriesの新しいモデルです。ネックのディティールはひとつ前に投稿したSR-22と共通で、ボディはS-622TLCの外形をベースにしており、表面はフラットトップでピックガードを搭載。 さらに中央にシングルコイルピックアップが追加されています。
初音ミクなどバーチャルシンガーを好む層の中では話題となっているのだけれど、2022年3月1日にCASIOからカシオトーンブランドの新製品「CASIO CT-S1000V」が発売開始となったけれど、このCT-S1000Vが最高なので語ってしまいたいと思う。 「カシオトーン?電子キーボードの?よく家電量販店に売ってるアレ?」と反応してくれる人は流石だ。 その通りで「家電量販店に並んでる電子キーボードでネコ踏んじゃったを弾いた。それはたまたまカシオトーンだった」なんていう経験を持ってる人は少なくはないと思うけれど、CT-S1000Vはそのカシオトーンブランドの新製品だ。 「電子キーボードなんて興味ないし」というそこのアナタ、実を言うと筆者は電子キーボードのみが好きというわけでなく様々なガジェットを愛するガジェットマニアなんだ。 筆者は単に電子キーボードをパソコンやスマホ、カメラなどに並ぶものとし

80年代半ば、レゲエ音楽にデジタル革命をもたらし、“モンスター・リディム”と称される「スレンテン」。その誕生の裏側には、カシオ計算機(本社:東京都渋谷区)の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ。 スレンテンのルーツはカシオトーンの音源 ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng(アンダ・ミ・スレンテン)』は、レゲエの世界に革命をもたらしたと言われる。友人のノエル・デイヴィーと2人で、カシオの電子キーボードを使って作曲したダンスホール・レゲエだ。1985年に大ヒットすると、デジタル音の心地よく、常習性のあるリズムは、またたく間に世界中に広がっていく。 レゲエでは、ドラムとベースのリズム体を「リディム」や「バージョン」、「オケ」などと呼び、これを繰り返すことで曲に鼓動を生む。同じリディムで複

“HeyKidsRocknRoll”は、イギリスの作家 Sean Bright氏が自身の作品を販売しているオンライン・ショップ。商品の中心となるのは、アーティストをモチーフにしたオリジナルの雑貨で、デヴィッド・ボウイのキーホルダーやケイト・ブッシュの人形など、さまざまな商品が販売されています。 ブライアン・イーノとEMS VCS3のペーパー・クラフト その中でも特に目を惹くのが、電子楽器がフィーチャーされたペーパー・クラフト。現在販売されているロキシー・ミュージックのペーパー・クラフトには、ブライアン・イーノとともに、EMS VCS3(のような電子楽器)もしっかり含まれています。また、人気商品のデリア・ダービーシャーのペーパー・クラフトは、『Doctor Who』のテーマ曲を制作する有名な写真をモチーフに、オープン・リールのテープ・レコーダーを含む機材ラックも付属。現在は売り切れてしまって
自作の名アナログシンセサイザーを演奏する動画がTwitterやYouTubeで公開され、話題になっています。シンセサイザーの名前は「Prophet-4」(プロフェットフォー)。 約40年前に発表され、YMOはじめ多くのミュージシャンが愛用した「Prophet-5」をほぼ再現しています。その再現度の高さにSNSユーザーのみならず、シンセマニアや楽器業界の関係者も驚きの反応を示しています。 そこでProphet-4の作者に開発の経緯、そしてArduinoや3Dプリンターを活用して再現したという制作秘話を、自身もシンセマニアで1980年代の音楽に造詣の深いpolymoogさんが取材しました。 ※本取材はオンラインで実施しました。(編集部) Prophet-4とは何か 1978年発表のSequential Circuits(※1)「Prophet-5」は、ポリフォニック(※2)&プログラマブル(※

そもそもなぜバンドをやりたいと思ったかというと、人生で特にやりたいことがなくてなんだか全てがむなしかったからだ。 なんか人生で大体やりたいことは全部やってしまったような気がして、全く新しい経験や体験というものに出会うことがなくて、一度クリアしたゲームをずっと繰り返して遊んでいるような気持ちになっていた。 もっと心を沸き立たせてくれるような何かはないだろうか。 そう思って、心の中を探してみたら、唯一思いついたのが「ドラムを叩いてみたい」ということだった。 ドラムに対する憧れは若い頃からあったのだけど、両手両足をバラバラに動かすなんてすごく難しそうで、自分には無理な気がしていた。すごく練習すればできるのかもしれないけれど、ギターやベースと違ってドラムは家では練習できないというのがネックだった。特にバンドをやるあてもなかったし。 そんな感じでずっとドラムをやったことのない人生だったのだけど、40

Electro-Smith「Daisy」 4ポールのフィルター・モジュール、2144 LPFが人気のアメリカ・サン・クレメンテのモジュラー・メーカー、Electro-Smith。同社が今回発表した「Daisy」は、ArduinoやTeensyのようなマイコン・ボード/開発プラットホーム。他のマイコン・ボードとの違いは、オーディオ・アプリケーションに特化されている点で、32bit/96kHzでオーディオ処理を実行でき、64MBのRAMも備えています。ユーザーはC++でプログラムをコーディングし、「Daisy」上で実行することが可能。オーディオ・アプリケーションに特化された「Daisy」では、オーディオ/MIDI周りのライブラリーがひととおり用意されているので、ユーザーはコア部分のコーディングに集中できるのがポイントです。 「Daisy」の開発環境 これだけでもオリジナル電子楽器製作者には魅力
イタリア・アンコーナの新ブランド Artinoiseが、初の製品となる「re.corder(リ・コーダー)」の予約販売を開始。“リコーダーの再発明”を標榜する「re.corder」は、普通のリコーダー、デジタル・リコーダー、MIDIコントローラーと3通りの使い方ができる、まったく新しいリコーダーです。 シンプルで習得しやすく、雑に扱っても壊れないことから、世界中の学校教育で採用されているリコーダー。「re.corder」は、リコーダーに電子回路を組み込むことで、用途/可能性を拡げた新しい楽器。普通のリコーダーとして使用できるのはもちろんのこと、タブレット端末とBluetooth接続してアプリの音色を鳴らしたり、MIDIコントローラーとして外部音源を鳴らしたりと、さまざまな使い方ができる楽器に仕上げられています。 「re.corder」の構造はシンプルで、マウスピース部にブレス・センサーとリ
どうも、指1ギター管理人です。 今回はストラトキャスターで、 効かないリアピックアップのトーン回路を 効かす配線図と、 細いと言われるリアでの音作りについて 考察して行こうと思います。 ストラトのリアの音を意図的に 使わないのは良いと思いますが何となく キンキンするし使えないと思っているのは、 とっても勿体無い事だと思いますので、 参考にして頂ければ幸いです。 では、行ってみましょう! フェンダー・ストラトキャスターの 電気系統の配線でリアのトーンが効かない 理由として、 最も有力な説はストラト開発当初の 時代背景にあると言われています。 当時は先行して発売されていた、 テレキャスターはカントリーミュージックを 演奏するギターとある程度認識されており、 すでにフェンダー=カントリーと 考えるニーズがあったと考えるのが 自然だと言えるでしょう。 テレキャスターよりも多用なサウンドを持つ スト

実はガジェット好きの中田ヤスタカさんに訊く。「テクノロジー」は中田サウンドにどんな影響を与えているのか?2018.04.18 19:0047,777 ヤマダユウス型 今じゃないとできない意味がそこにはあるから。 2018年2月7日、中田ヤスタカさんが初となる自身名義のアルバム『Digital Native』をリリース。ヤスタカサウンドはPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなど、数多の提供楽曲を通じて世界中に息づいていますが、ソロ名義でのアルバムリリースは意外やこれが初めてだったりします。 そんな中田さん、なんと嬉しいことにギズモード・ジャパン読者の一人であることがわかりまして、同時にかなりの(かなりの!)ガジェットファンでもあったのです。サウンド的にもガジェット好きであることは合点がいくところですが、そのルーツや音楽面への影響はどんなものなのか、気になります。 今回は、新譜『Digital

世界中の弦楽器をカラフルなイラストで紹介しています。総て、このサイト運営者が描いたものです。 日常よく目にする楽器ではなく、あまり馴染みのない珍しい民族楽器や昔むかしに活躍した楽器を中心に紹介しています。 撥弦楽器/弦を はじく 擦弦楽器/弦を こする 打弦楽器/弦を たたく
多くの新製品が発表された今年のNAMM Show。その中にあって、初披露ではなかったのにも関わらず、常に黒山の人だかりができていたのが、Teenage Engineeringの「OP-Z」です。ちょうど1年前のNAMM Showでお披露目され、大きな話題を呼んだ「OP-Z」は、Teenage Engineeringが“DreamMachine”と呼ぶ未来型のクリエイティブ・ツール。音だけでなく映像までも生成できる(!)、これまでに無かったタイプのデバイスです。そのルックスも含め、手に取った人をここまで刺激するデバイスは、久しぶりと言っていいのではないでしょうか。 昨年のNAMM Showでデモンストレーションは行われたものの、詳細については不明な点が多かった「OP-Z」。Teenage EngineeringはNAMM Show開幕と同時にWebサイトを更新し、初めて「OP-Z」の詳細を

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