本稿の主張は、表題通り。岩田規久男は副総裁として、リフレの理論にもっともっと忠実に動き、黒田総裁を蹴飛ばしても締め上げても何をしてもいいので金融緩和をますます激化させてほしかったし、それができなかったのは不甲斐ないということだ。リフレ派の理論を十分に実践できなくて、あと一歩のところだけに情けないよ、ということ。おしまい。 で、その理由を簡単に説明しようか。 岩田規久男が、3月で日銀副総裁を退任した。お疲れ様でした……と言う気持ちはある一方で、正直いって岩田規久男が日銀で何をやっていたのか、ぼくにはよくわからない。日銀の政策は基本的に総裁がすべて決めるのであって、副総裁は総裁の方針には反対できないんだよ、と教えてくれた人々もいた。そうなのかもしれない。でも、そうなんですか? 本当にそんなお飾りの、総裁のオウム役でしかないんですか? ぼくにはそれが解せないところだし、不満なところでもある。 リ
消費再増税決定前と変わらない経済状況 消費税率10%への引き上げを2019年10月に二年半、再延期する法案が先週18日の参院本会議で可決、成立しました。 私が当時与党だった2012年から、民主党党内で、あるいは党を代表した参議院本会議での代表質問など国会での議論で大声で訴えていたことは、「消費税再引き上げ、つまり財政引き締めは日本経済の息の根を止めてしまう」ということでした。今年1月には、私が公然と消費税再増税に反対していることを聞きつけた与党議員がわが党の国対筋に「けしからん!」と怒鳴り込んできたそうです。今回の選挙でもこの件に関係してずいぶんと私にとって不利な動きがあったことは事実ですが、また時期がくれば語ることもできるでしょう。結果的に、私は今年の夏の参議院議員選挙で落選してしまい、今回の議論には加われませんでした。残念でなりません。 安倍総理による今年6月に行われた消費増税再延期の
ご注意 : コメントは承認制です。コメント投稿から実際に閲覧できるようになるまで暫く時間が掛かる場合があります。 再投稿の必要はありませんので、表示されるまでお待ち下さい。 2015-08-29 19:36:56 投稿者:s.kasahara 倉山満「大先生」による国際公法入門の出版を希望。 和田正宗先生を応援したいが投票できないからな。 2015-08-29 20:00:39 投稿者:tori ついに次世代の党の時代が来たな 時代のうねりを感じる 2015-08-29 20:47:23 投稿者:にょ 次世代の政策パンフ 売ったらええねん 金策と宣伝 両得やで 2015-08-29 21:41:15 投稿者:三八式歩兵銃 問題は、アレアレおじさんチャンネルとの距離感なのでは? 2015-08-29 22:55:22 投稿者:ハッセル 名目経済成長率5%のインタゲ っていうのがちょっとよく分
安倍自民党総裁の、インフレ目標と日銀へのプレッシャーで、株価も上がり、円安も進み、個人的には大満足のこの2週間でした。 安倍総裁が比較第一党を確保し、政権の座についたら、きっとデフレを脱却するために日銀に有無を言わせない政策が政治日程に上り、いくばくもなくして実現するのでしょう! と思って、前回の衆議院選挙の直前1か月前ほどの記事を見たら、民主党政権になったら子ども手当や農家の所得補償が実現するってすごい勢いで書いていますね! 実際は、特に子ども手当は、扶養控除と配偶者控除を廃止して予算の抜本的見直しで財源を捻出するとか言ってたのに、結局財源の確保が全くできなくて、しかも配偶者控除の廃止すらできなくて、なんか中途半端に終わりましたよね。 政権を取る前は、そういう夢を見られるのです。そして、そういう夢が夢でないという証拠を、いわゆる専門家が提出するのです。民主党が政権を取る前にも、財務官僚出
とある元政治家が、現役のある政治家を評した言葉が非常に印象的だったので書きます。 「あの人はね、国家ってものが分かってないんだよ。国家を簡単に語るけど、誰が国家を支えているかってことがわかってない。」 評された政治家の方は、「国家」が大好きな方です。国家の力の行使をもっと自由にさせるべきだという主張をずいぶん昔からやっている人です。 で、そんな「国家」好きな人が、なぜ「国家ってものが分かってない」と評されるのか。そこが、国家観の違いで面白いところです。評した方は、国家を担う、一人一人の国民に着目します。そして、その国民の中には、世界に伍して闘っていく人たちもいれば、地方に生まれ育ち、その地縁から離れずに一生生きていく人もいるということを重々知り尽くして、そして、そのような人たちの少しずつの工夫と生きる努力が国を支え、前に進めていくものだという確信を持っています。 ところが、評された政治家は
今の日本だからこそ35年の住宅ローンを背負う本当の理由 - FutureInsight.infoを読んで思ったこと。もとねたの2011-02-03はミクロ経済過ぎてパス。 id:gamellaさんの記事は、一見もっともらしいし、短期的には正しいと思うけれど。経済学的に見れば、たぶん、政府が住宅購入(不動産投機)をお勧めする税制や金融政策を採れば、その分不動産価格が上がるんで、結局は一般ぴーぽーにとってメリットは少なくなって、その利得は不動産会社に収斂しておしまいってのが学問が教えるところなんだけど。 でもね、私はそれでも不動産投機は割に合う説を採りますよ。リフレ希望者の黒い動機をとくと見てくれ。 日本は、ご存知のとおり、政府部門に莫大な負債を抱えています。しかも、人口構成の高齢化に伴い、日本の年金制度の設計ミスもあり、社会保障支出は増大する一方です。日本政府は、この社会保障支出を賄い切るこ
日本はなぜ円高なのか。ずっと円高基調が続いているので疑問に思わなかったり、欧米での金融危機との関連で考える人もいるだろう。だが、円高のもっとも基本的な要因は何か、またそれがどういう意味を持つのかと考えるなら、本書「円高の正体」(参照)の解説がわかりやすい。 なにより重要なことは、日本の円高という現象がデフレの別相であることも明らかにしている点だ。その意味では本書の書名は「デフレの正体」と言ってもよいだろう。その書名をもって広く読まれた別の書籍の主張(人口減少によるとする主張)が間違っていることも示されている。本書は円高の仕組みを解説するだけに留まらず、日本にとって「良い円高」なるものが存在しないということを詳しく説明した後、円高の別相であるデフレの解消のための金融緩和政策に日本銀行が強く志向することも求めている。 その点では、本書はいわゆるリフレ派と呼ばれる立場の主張を、新書の形式で手短
2010-08-20■http://anond.hatelabo.jp/20100820145532構造改革派も同じようにカルトチックになってるように思う。バブル崩壊以降改革が進められても低成長だった現実を無視して「成長率は規制緩和民営化で上昇する」というドグマを採用して、公的機関・官僚を悪の教団認定。改革して不景気のままでも「カイカクガタリナイ」という呪文を唱えて反証を拒否。みんなの党はこの改革派とリフレ派の悪魔合体でたちが悪い。http://anond.hatelabo.jp/20100820151948・・・だから「デフレ脱却国民会議」なんか信用しちゃいけないんだよ(2010-08-20■[アホ文化人を退場させられない理由]デフレ脱却国民会議=派遣村。id:HALTAN:20100820:p1) しかし濱口桂一郎とか、もうかなり意味がわからないエントリーをデフレ脱却について書いてるね
18: ドラエモン 2009/06/03(Wed) 22:20 ID:FVI/6pSxncJq [ va4qsJNk0c ] 「政治的な布教」はまずいんではないかぃ? 現時点で普通に考える限り、いわゆる「リフレ政策」の必要性は明らかだと思うが、 1)状況が変わればリフレ政策が望ましくなくなる可能性は十分ある。 2)そもそも「現時点で普通に考え」ていることが間違いである可能性は決してゼロではない。 3)そうした場合、政治的なプロパガンダであるなら、引っ込みが付かないし、そうしたものとして 支持してきた人もはしごを外されて困惑する。 4)そもそもコメント欄を検閲するブログで信者だけ集めても無意味であり、批判や疑問に対して オープンであることが、匿名掲示板で議論している理由だし、メリットである。考えずに支持 してくれる人だけを政治的に扇動して集めても無意味。考えない信者を集めても、状況が変化
以下の「デフレ脱却国民会議」が立ち上がった。日本では首相と日本銀行総裁が会うことすらも「ビックイベント」扱いという異常な体制をとり続けている。一種の二重政府状態に近いといっていい。「二重政府」状態は、日本が現在直面する経済危機をさらに深刻化してしまうだろう。特にデフレの長期間の放置は、下の趣意書に書かれているように、日本経済を決定的に痛めつけている。日本銀行法を改正し、まともな政策のフレームワークの構築、そして政府と日本銀行との積極的な協調が必要だと、僕個人はそう思っている。 この国民会議が今後どのような行動をするか、それに期待していきたい。なお以下の「呼びかけ人」はあくまでも今日現在のもので*1、少なくともそれに加えて数名の方が加わっているはずだ(それはいまも増え続けていると思う)。近い将来に国民会議主体のイベントも用意されていると聞く。どんどんやるべきだと思う。この国民会議だけではなく
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ロバート・アラン・フェルドマン - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)より。 最近のエコノミスト同士の議論の中で、日銀批判はさらに強くなり、さらに痛烈になっているが、取り上げられていない深い問題がある。社会全体では、デフレが経済に毒であることを認めても、同じ社会が10年以上日銀の、よく言っても「受動的」なスタンスを変えさせていないのは、なぜか。 1998年に、日銀法の改正が施行された。現在、日銀法を改正しようという政界の動きもある。だが、何となく勢いがない。どこか社会の根底に、社会選択としてデフレを好んでいる向きはないだろうか。日銀の受動的な態度は、社会が選んだことではないだろうか。 デフレは、日銀が選んだものというより、デフレを好む人が多く、嫌う人が少ない、民主主義国家の日本社会が選んだ、という可能性もある。デフレを好む人は誰かというと、景気が悪くなっても名目収入が安定的
PHPのVOICE8月号で小泉氏や竹中氏のブレーンとして知られる加藤寛教授が民営化と政府紙幣について述べている。 ここでは分割民営化を提言しているが、財源が足りなくなるではないかという反論に対して 「政府紙幣を発行せよ」と書いている。 白川総裁が「いまデフレではない」などと主張したことを問題外と一蹴している。 またモラトリアム法案を筋が悪く、中小企業の返済が厳しい時は債券を中央銀行が買い取えばいい。 金融機関もリスクがなくなり中小企業から貸し剥がすということがなくなる。 ここでの加藤寛氏の主張を要約すると ・政府紙幣と国債を混同している人がいるが両者は本質的に異なる。国債は利子を付けて発行するが、政府紙幣には利息はないから、利息が上がる心配はない。 ・シニョレッジを得られる利点もある。一万円札を発行して紙幣の原価を100円とすれば9900円の政府収入になる。 ・インフレになるのが怖いと言う
はてブで id:perfectspell さんとリフレ政策についてやりとりがあったので、まとめつつ続きを。 2008年に物価が上がったけど、景気は上向かなかったけど、リフレってホントに効くの? という話から。 perfectspell "インフレだとお金を使いたくなる"は実需あっての話かと。08年の値上げラッシュ時は消費を控える傾向だった。/アルゼンチンは99-01年までデフレで02年が41%のインフレ率。/英はインフレ率急上昇で今年1月に中銀総裁が釈明 2010/05/08はてなブックマーク -Togetter - まとめ「リフレの国の人々とホリエモンの国の人々のほのぼの夜話」 これに僕がメタブでコメントしてやりとりが始まりました。 rna >id:perfectspell 08年の物価上昇は原油高のせい。コアコアCPIはほとんど上がってません。コストプッシュ型のインフレでは所得が増
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