年々あがり続ける初任給、40万突破が相次いでいる。サイバーエージェント42万円、サイボウズ40万円、さらに家電量販店ノジマが勤務評定が高い自社アルバイトに40万円の採用枠を設けるとし、ファーストリテイリングも現行から約12%増の37万など、若手争奪戦は過熱の一途をたどる。初任給バブルの舞台裏で静かに沈みゆくのが「氷河期世代」だ。全世代が賃上げの恩恵を受ける中、50代前半だけマイナスだ。若手待遇改善の原資確保に、55歳以上の大幅賃下げを断行する企業も。「氷河期世代の現在地」をデータと独白から浮き彫りにする。 ココがポイント就職氷河期に当たる50~54歳の年齢層の所定内給与は、5 年前(2020年)に比べて▲1.3%とマイナスの伸び率 出典:第一生命経済研究所 経済調査部 世代間賃金格差は残っている~初任給引き上げでも氷河期世代は待遇改善せず~ 2026/2/6(金) 流動性の低い中高年層では