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* * * 停戦を実現するためにはどうすべきか。旧ソ連圏の歴史に詳しい的場昭弘・神奈川大学副学...* * * 停戦を実現するためにはどうすべきか。旧ソ連圏の歴史に詳しい的場昭弘・神奈川大学副学長と、国連平和維持活動(PKO)で紛争地での武装解除などに関わった伊勢崎賢治・東京外国語大学教授の対談は、歴史的背景まで探りながら多岐に及んだ。 伊勢崎:ロシアの砲撃による原発火災を受けて3月4日に開かれたNATO(北大西洋条約機構)の会合で、ストルテンベルグ事務総長の最初の一声は「NATOは戦争の当事者じゃない」。派兵も飛行禁止区域も「戦闘になるから」設定しないと。軍備支援はするものの、届ける確証のないまま、外野からの「戦え、戦え」という合唱ばかりでウクライナ人だけに戦わせている。非常に歪(いびつ)な構造です。なぜ「停戦交渉」を言わないのか。 的場:ウクライナのゼレンスキー大統領は見誤ったと思います。ロシアが攻めてきても、何らかの手助けが来ると。一方でロシアは、ベラルーシ方面からや(ウクライ
