トランプが当選して、ようやく四年間の苦しみが終わるわけだが、あらためて思うのは、LGBTとは高学歴だけが理解できるものだということである。高学歴でなおかつエスタブリッシュメントであると、LGBTが理解できる。これは不思議なことである。あくまで性の問題であるし、動物的な本能であるから、学歴と無関係のはずだが、実際は、高学歴、なおかつエスタブリッシュメントだけがLGBTを理解している。理解の仕方が観念的ということであろうし、カマラ・ハリス的な疚しい人間の世界観である。自分がアッパークラスにいるという認識が土台にある。高級マンションに住んでいるセレブも、彼らなりのギルティコンシャスがあり、その罪悪感がLGBTに向かっている。災害のような世界で、自分たちだけ悠々自適という疚しさがあり、それへの免罪符である。LGBTを支援することで、世界からカーストを取り払い、全体を調和させたかのような錯覚をしてい