18日に東海道新幹線が架線の断線によっておよそ4時間運転を見合わせたトラブルで、JR東海は架線をつるす金具が折れて別の架線に接触し、ショートが発生したことが原因とみられると公表しました。会社では、同じ設備がある箇所について緊急点検を実施するとしています。 東海道新幹線は18日、架線の断線によっておよそ4時間にわたり東京駅と新大阪駅の間など上下線の広い範囲で運転を見合わせ、影響人員は11万人にのぼりました。 このトラブルについて、JR東海は20日、架線をつるす金具が折れて別の架線に接触し、ショートが発生したことが断線の原因とみられると公表しました。 問題が起きた架線は平成28年に設置されたもので、今月12日に点検を行った際には異常はなかったということです。 これを受けてJR東海は、問題が起きた架線と同じ設備がある東海道新幹線の56か所について、19日の夜から緊急点検を始めていて、年末までに完


東海道新幹線の車内で販売されている、カッチカチに固いアイスを食べるためのアルミスプーン「N700Sアルミアイスクリームスプーン」が12月26日から、「のぞみ」「ひかり」車内で販売される。税込600円。 東海道新幹線をイメージしたブルーに、新型新幹線「N700S」のロゴと車両イラストをデザインしたアルミスプーン。手から伝わる体温がアイスクリームをほどよく溶かすという。 新幹線の車内販売のアイスは、付属のプラスチックスプーンが刺さらないほど固いことで知られ、ネットでは「シンカンセンスゴイカタイアイス」の愛称で親しまれている。 車内販売を手掛けるジェイアール東海パッセンジャーズは、「このスプーンを使えば車内販売で人気の“シンカンセンスゴイカタイアイス”も簡単に召し上がっていただけます!」としている。アイスとともに購入するニーズの他、お土産としての購入も想定している。 関連記事 新幹線がオフィスに

東京から新大阪を目指して東海道新幹線の「のぞみ」に乗っていると、風の速さで過ぎてしまう通過駅の存在を意識することはほとんどない。だいいち、「のぞみ」が停まらないとはいえ、やはり新幹線。静岡なり浜松なり小田原なり、それなりに知名度の高い駅が多い。だから、東海道新幹線にナゾの通過駅などないのだ……と思っていた。ところが、ひとつあった。三河安城駅である。 三河安城駅と聞けば、ピンとくる人も多いだろう。「のぞみ」が名古屋駅に近づいてくると流れる車内放送――「この電車は三河安城駅を定刻通りに通過しました。次の名古屋駅にはおよそ9分で到着します……」というアレだ。名古屋で降りるときはこの車内放送を聞いて、「ああ、そろそろだな」とリクライニングをもとに戻して荷物をまとめて降りる準備をする。だから三河安城駅は「のぞみ」ユーザーからの知名度がかなり高い。



東海道新幹線で700系を見かける機会が少なくなりました。N700Aの登場で徐々に数を減らし、700系で運転されている列車はごくわずか。「乗り納め」などを目的に700系の列車を選んで乗るためには、どうしたらいいのでしょうか。 車両の数は最盛期の約3割に 東海道新幹線では1964(昭和39)年の開業以来、さまざまな車両が導入され、そして引退していきました。現在、東海道新幹線を走る車両のうち、“最後の日”が迫ってきたのが700系電車です。 浜松駅に入る700系。東海道新幹線から姿を消す日が近づいてきた(2018年3月、草町義和撮影)。 700系は1999(平成11)年にデビュー。JR東海とJR西日本が共同開発した車両です。登場当時は先頭車が「カモノハシに似ている」といわれ、話題になりました。2006(平成18)年までに東海道・山陽新幹線用の1200両(16両×75編成)と山陽新幹線用の128両(

JR東海は30日、東海道新幹線を走行した「N700A」(16両編成)の台車から重さ約1・8キロの部品がなくなっていたと発表した。欠損した状態で走行していたとみられる。同社は安全性に問題はないとしているが、部品は見つかっていない。 なくなっていたのは、走行中の車輪に押し当てて油分などを除去する樹脂製部品「研磨子」(横13センチ、縦9センチ、高さ5センチ)。30日朝、大阪府摂津市内の車両基地で検査したところ、15号車の台車の1カ所でなくなっていた。 27日の検査では、すべてそろっていることが確認されていた。この列車はその後、東京―新大阪間を数往復していた。同社は東海道新幹線全135編成について緊急点検をしている。(細沢礼輝)


「最速」の看板とともに華々しくデビューし、人気を誇ったJR西日本の500系新幹線。しかし、のぞみとして東海道区間を走行したのは13年間と、歴代車両のなかで最短だった。何があったのか。■JR東海からは…



新幹線「のぞみ」台車に亀裂が見つかった問題で、博多で折り返す前の下り運行の際、神奈川、愛知両県の鉄橋上のセンサー2カ所が台車の温度上昇を検知していたことが、JR東海への取材で分かった。問題の運行の前から異常が始まっていたことを示すデータが明らかになるのは初めて。検知温度は基準値内で警報は出ず、JR東海は問題の発覚後、基準値を下げている。 JR東海によると、昨年12月11日午前8時10分発でのぞみが東京から博多に向かう際、神奈川県小田原市の酒匂(さかわ)川と愛知県豊橋市の豊川の鉄橋に設置した赤外線センサー「台車温度検知装置」で、モーター回転を車輪に伝える台車の「継ぎ手」の温度上昇を記録していた。同社は具体的な温度を明らかにしていないが、前日10日に博多-東京間を1往復半走行した時に、温度の上昇はなかった。


2017年12月11日(月曜日)、東海道新幹線名古屋駅にて運転を取りやめた「のぞみ34号」(弊社所有車両)の台車に亀裂などが発見されるという極めて重大なインシデントを惹き起こしてしまいました。本件は新幹線の安全性に対する皆様からの信頼を裏切るものと認識しており、日ごろ新幹線をご利用いただいているお客様をはじめ、関係する多くの皆様に、深くお詫び申し上げます。 また、JR東海をはじめ、関係機関のご協力のもと、12月18日(月曜日)までに、当該編成を名古屋駅14番線から車両所に収容しました。これまでの間、列車に遅延を生じさせてしまいましたことを重ねてお詫び申し上げます。本件は運輸安全委員会が発生原因の調査を行っており、弊社は全面的に協力するとともに、弊社としても原因の調査を行い、把握した事実を基に考えられる再発防止策を迅速に講じてまいります。 1 概要 2017年12月11日(月曜日)、「の


コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕


JR西日本は21日、東海道・山陽新幹線車両N700Aの追加投入を発表した。700系の置換えとして同社が投入した9編成に加え、2017~2019年度に15編成を投入。2019年度末には同社保有の新幹線車両のうち40編成がN700Aタイプとなる。 追加投入される編成では、新たなブレーキライニング(車両とともに回転するブレーキディスクを挟み込み、車両を減速、停止させる部品)の採用により、従来のN700Aと比べて地震ブレーキの停止距離を約5%短縮するほか、パンタグラフに状態監視機能を追加し、台車振動検知システムを改良するなど、故障を未然に防ぐ機能も強化。さらなる安全安定輸送の実現、快適性の向上を図るとしている。JR西日本所有のN700Aは今後、2017年度に3編成、2018年度に6編成、2019年度に6編成の計15編成を投入する計画で、2019年度末までに東海道・山陽新幹線を直通する700系はす


JR東海は東海道新幹線の最新鋭車両「N700A」に代わる新型車両を、二〇二〇年度から投入する方針を固めた。発熱が少ない次世代半導体を使うことで冷却機構を簡略化し、モーターなどの駆動システムを10%以上軽くすることで、一編成(十六両)で約七トンの軽量化に成功。日本の大動脈輸送で省エネを徹底し、収益拡大を狙う。


1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く