文:藤島大 今やラグビー選手の枠を超えた「国民的スター」は、劇的な変化をどうとらえているのか。'16年、自身初となる海外挑戦を迷わず選んだ本当の理由は何か。五郎丸が本誌に率直な思いを明かす。 「有名になる」ことの意味東海道線の磐田駅。静かな朝だ。ほんの数名を乗せて路線バスがゆったりと走る。ここから遠くない場所に列島の人気者がいる。 五郎丸歩。説明は不要だろう。ラグビーの日本代表のフルバックとしてワールドカップ(W杯)で南アフリカを破った。 ルーティンでおなじみの正確なプレースキック、忘れがたきトライとタックル。端正なたたずまいの背番号15は、あの歴史的な金星を境にヒーロー、いやそこにとどまらず「ヒーローにしてスター」と遇される。テレビに雑誌にその姿を目にせぬ日はない。 ひとつの勝利によって世界が動く。スポーツの醍醐味だ。師走のグラウンドをひた走り、ときに放送局の廊下も駆ける。公式戦で結果を

インド・コルカタで開催されたチェスボクシングの国内選手権大会で、ボクシングのリング上でチェスのラウンドに臨む選手たち(2015年6月28日撮影)。 (c)AFP/Dibyangshu SARKAR 【6月29日 AFP】インド東部コルカタ(Kolkata)で28日、チェスボクシングの国内選手権大会が開催された。 チェスボクシングは頭脳戦のチェスと格闘技のボクシングを融合したハイブリッド・スポーツ。チェスからスタートしてボクシングのラウンドとチェスのラウンドを交互に行い、最大で11ラウンドまでを戦う。ドイツ、英国、ロシア、フランスでは人気のスポーツ。最近では中国、イラン、インドなどアジアの国々でも人気が急上昇している。(c)AFP

絶対にくじけない男・葛西紀明が7度目の五輪でついに自分だけのメダルを手にし、本物のレジェンドとなった件。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ソチ五輪ウィンタースポーツ 2014年02月16日08:01 諦めないとはこういうことだ! ソチ五輪大会9日目、日本スポーツ史に残る伝説のメダルが生まれました。スキージャンプ・個人ラージヒル。この試合に臨むは葛西紀明41歳。五輪出場7回目を数える大ベテラン。ワールドカップ通算16勝のレジェンドです。その男が、7度目の挑戦でついに自分自身のメダル…銀メダルを手にした。この年齢で、今になってようやく。何という粘り。何という諦めなさ。まさに常人の想像の遥か先へ飛んで行く伝説的偉業です! 葛西さんの五輪は苦闘・困難の歴史でした。過去6度の挑戦で獲得したメダルはひとつ。しかもそれは、リレハンメル五輪の団体でのもの。つまり、金メダルがほぼ確実な

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