「ピータースのコイントス」は「大勢の参加者の平均」を求めると必ずプラスになる賭け事に見えるのに、実際に何度も挑むと大敗を喫することになる魔のコインゲームです。ピータースのコイントスを考案したオーレ・ピータース氏は、当該ゲームの恐ろしさが一発で分かるシミュレーターを公開しています。 The infamous coin toss – Ergodicity economics https://ergodicityeconomics.com/2023/07/28/the-infamous-coin-toss/ ピータースのコイントスのルールは以下の通り。 ・所持金は100ドルからスタート ・コインを投げて表が出たら所持金の50%を追加でもらえる ・コインを投げて裏が出たら所持金の40%を没収される ・コイントスは何回繰り返してもOK ルールをパッと読むと「もらえる割合の方が没収される割合よりも大き
FXは為替の変動に賭けるゲーム投資として、FXはどうか考えてみましょう。 ここまでFXは、読みにくい、最も難しい投資であると言ってきました。しかしFXは、その難しさに関係なく、投資の一形態として定着しています。FXは為替の変動に賭けるゲームですが、投資対象としては不適切です。 これにはふたつの要因があります。 その1 レバレッジを掛けること その2 その結果、短期の相場変動に賭ける投資になること 詳しく見ていきましょう。この1と2は密接に関係があります。 まず、レバレッジを掛けるとは、要するに「借金をして投資をする」ということです。 そもそもレバレッジとは「梃子てこ」という意味です。基本的に博打やギャンブルというのは自分のお金を賭けるものですが、手持ちのお金が少ししかないと、大きく儲けることはできません。レバレッジとは、大きく賭けるためにあります。 99.9%の確率ですべてのお金を失っ
2022年はパチンコホールの倒産が前年の2.1倍増の39件に急増した。過去10年間で最多を記録した背景には、長引くコロナ禍や5号機の完全撤去、6号機への入替え負担が重くのしかかった。2022年11月には起爆剤と期待されたスマートパチスロ(スマスロ)が導入され、未導入店との差別化を図っているが、新規客は目論見通りに増えていない。 4月にはスマートパチンコ(スマパチ)も発売される。スマスロ、スマパチ導入はライバル店との競合で避けて通れない道だ。だが、サーバーやユニット交換、工事など多額の投資が必要で、資金力の乏しいパチンコホールの脱落がこれから本格化するとみられる。その後には、生き残った資金力のあるホール同士の熾烈な競争による大淘汰時代が始まりそうだ。 パチンコホールの倒産は、CR機の規制が入った1997年に106件と急増した。大量獲得できるパチスロなどの射幸性が問題となった2001年も105
この本は元大王製紙社長の井川さんが書いた2作目の自伝である。 1作目は大企業の跡継ぎとして育てられた井川さんが父から帝王学を叩き込まれ、見事に成功した後、ギャンブルにハマって刑務所に打ち込まれるまでを書いたもので、2作目であるこの本は”その後”を書いたものだ。 一般的にギャンブルは確率論でもって「絶対に胴元には勝てない」という事が説明される。 賭けを主催する胴元が予めギャンブル前にテラ銭として運営費用を徴収するが故に、ギャンブルの期待値は確率上、絶対に元手を超えない。 だから中学生程度の数学の知識があればギャンブルで儲けられるだなんて嘘だというのは理解できるはずだ。 はずなのだが…この本の著者である井川さんは東京大学を卒業した超絶エリートである。 そのエリートが本書の中で、真顔になって「ギャンブル」を「ツキの流れを読めば勝てる」と滔々と語る姿はある意味異様である。 更にである。井川さんは刑
朝から晩までパチンコやパチスロを打ち、勝ち金で生活をするパチプロ。気ままな稼業の代名詞とも言われる彼らは、パチプロを辞めた後、どんな人生を送っているのだろうか。今回は元パチプロたちの“その後”の人生に迫ってみた。 東海地方で塾を経営する松木祐二さん(仮名・45歳)は、地元の進学校を卒業後、一浪を経て都内の有名私大に進学した。だが、2年で大学を中退。その後、30代半ばまでプロとして食ってきたという。 「浪人時代にパチスロ覚えて、ニューパルサーのリーチ目覚えたりリプレイハズシやったり、設定判別もやりましたね。とにかく攻略ネタが豊富だったし、今よりもホールの状況もよかったので、学校なんて行ってるのが馬鹿馬鹿しくなっちゃったんですよね(苦笑)。学校辞めて専業になって、気がついたら30代半ばまでプロとして食ってました」 松木さんは東京郊外でジグマスタイルで稼ぎ、15年近いパチプロ人生でマイナス収支の
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