中小企業コンサルタントの不破聡と申します。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、「有名企業の知られざる一面」を掘り下げてお伝えしていきます。 売上規模が200億円台のラーメンチェーンに、「山岡家」の丸千代山岡家、「町田商店」のギフトホールディングス、「一風堂」の力の源ホールディングスがあります。 中規模店を展開するという点において事業展開もよく似ているように見えますが、3社の戦略や事業内容は全く異なります。その違いはコロナ禍を境に鮮明になりました。その戦略の差から、将来の成長性と経営リスクが見えてきます。 3社の店舗展開の違いを先に説明します。 「山岡家」は全店直営、24時間営業で大型の駐車場を有する郊外店を展開しています。トラックドライバーのような働く男性を主要なターゲットとしており、リピーター(ファン)を取り込むことに成功しています。 「町田商店」は家系と呼ばれる濃
電子部品大手の村田製作所が発表した中国工場の生産能力増強投資が、奇妙な非難にさらされている。同社は11月7日に中国・無錫にある工場で新生産棟を建設すると発表。投資額は約445億円で、同社の一度の設備投資としては過去最大規模だ。 この発表や関連報道を受けて、ツイッターを中心にネット上では村田製作所への非難が飛び交った。「台湾有事が起き国防動員法が発動されれば工場は接収され、中国は積層技術をタダで入手できる」「“中国命”の同社の今後に注目。それにしても株主がこれを許すならそのほうが信じがたい」との批判や皮肉が、多数のフォロワーを持つ一部の有識者や作家などによって発信され、それに合わせて同社を非難し揶揄するコメントが相次いだ。 日本の利益損なう的外れな非難 いずれも「経済安全保障」を念頭にした批判だろう。主な批判の論点は、米中対立に伴う経済デカップリングへの対応、中国による先端技術奪取の脅威、有
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く