『ドラえもん』『パーマン』『エスパー魔美』…数々の名作を生み出し、1996年に世を去ったマンガ界の巨星、藤子・F・不二雄。その最後の弟子で、ドラえもんをきっかけにマンガ家を目指したむぎわらしんたろうさんが、師との思い出を描いた『ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~』(むぎわらしんたろう/小学館)を刊行しました。『月刊コロコロコミック』5・6月号に掲載され、大反響を呼んだこの作品について、むぎわらさんにインタビュー。秘蔵エピソードが満載、全ドラえもんファン必読の内容を前後編でお届けします! ――『ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~』、感動しました! 今日はF先生との思い出をたっぷりうかがいたいのですが、まずはむぎわら先生がF作品に出会ったきかっけを教えてください。 むぎわらしんたろう氏(以下、むぎわら) 小学校の低学年くらいかな。ちょうど『ドラえもん』の単行本10巻が出

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