『一度だけ』(益田ミリ/幻冬舎) ミュージシャン・矢野顕子が生み出した曲の一つに「ひとつだけ」がある。故忌野清志郎とのコラボでも知られ、愛らしい歌詞が心に響く名曲だ。 これから紹介する本は「ひとつだけ」ではなく『一度だけ』(幻冬舎)。都会暮らしをする独身アラフォー女子を描いた「すーちゃん」シリーズなど、女性の細かな心情を描き続ける漫画家・益田ミリが綴った9年ぶり、2作目となる長編小説だ。 物語は30代の姉妹で2人暮らしを続ける派遣社員・ひな子と介護ヘルパー・弥生、彼女らの母親・淑江とその妹・清子、2組の姉妹を中心に描かれる。夫が遺した財産で自由きままに暮らす清子はひな子を誘い、往復ビジネスクラスの1人180万円かかるブラジル旅行に出かけた。日本に残された弥生はひな子が不在の間、「毎日新しいことをするルール」を自分に課す。 物語は登場人物の都合通りには進まない。厳密に言えば、進むときもあれば

『やっぱり、僕の姉ちゃん』(益田ミリ/マガジンハウス)男女がわかりあえないのは、脳に構造の違いがあるからだと言われている。一説によると、女性の方が左右の脳を結ぶ脳梁が太いため、右脳と左脳の情報を交互に操りながら同時に処理することができるらしい。ただ、はっきりとしたことは未だに判明されていないそうだ。 益田ミリさんの『やっぱり、僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)は雑誌『an・an』で大好評連載中の会話コミック。2人暮らしのアラサーOLの姉・ちはると新米サラリーマンの弟・順平が繰り出すトークからは、恋と人生を深く考えさせる名言が数多く飛び出す。『僕の姉ちゃん』『続・僕の姉ちゃん』に続く第3弾も変わらないやりとりを拝むことができる。本書の舞台のほとんどはリビングのテーブル。向かい合った姉ちゃんのちはると弟の順平は毎回、何気ない会話を繰り返す。

私たちの毎日は、何気なく送っているたくさんの「今日」の積み重ねでできている。そんな日常の「あるある」を、ゆるくほのぼのと紹介してくれるのがコミックエッセイ『今日の人生』(益田ミリ/ミシマ社)。本書の作者である大阪生まれのイラストレーター・益田ミリさんが「地元・大阪」をテーマに描きおろしたマンガや詩などを中心とした特別企画展が、初めて関西に上陸! 【イベント概要】 ・日程: 2018年3月6日(火)~3月28日(水) ・時間: 11:00~20:00 ・会場: 心斎橋アセンス3階 アウラの部屋大阪市中央区心斎橋筋1丁目6番10号 3階 心斎橋駅 5番出口より徒歩5分 電話 06-6253-0185 入場無料 ・展示内容など詳細は、特設ページで紹介! http://www.mishimaga.com/kyonojinsei-special/index.html 益田ミリさんは、恋愛や結婚、

沢村さん一家は父70歳、母69歳、40歳の独身の娘との3人暮らし。お父さんお母さんは久しぶりの夫婦旅で函館へ、娘のヒトミさんは初めてのひとり旅に出かけます。歳を重ねた親子、長く連れ添った夫婦、四十路になっても家では「娘」、といった家族のさまざまな視線で紡がれていく沢村さん家の愛しい毎日を描いたホーム・コミックです。 6月28日(水)に刊行の本作の中から5話をお届けします。 6/28より7/2まで毎日更新 たまには、遠くに行きたくなる日もあるよね――。 父・沢村四朗(70) 定年退職後、趣味と体力づくりに勤しんでいる。愛読書は『鬼平犯科帳』。新潟のへぎそばが好物。 母・沢村典江(69) 明るく社交的で、料理が上手。近所に友達も多い。好きな番組は「朝ドラ」。得意なメニューは魚の煮つけ。 娘・沢村ヒトミ(40) ひとり暮らし未経験の独身。入社18年目のベテランOL。仲良し3人組でおしゃべりに興じ

沢村さん一家は父70歳、母69歳、40歳の独身の娘との3人暮らし。お父さんお母さんは久しぶりの夫婦旅で函館へ、娘のヒトミさんは初めてのひとり旅に出かけます。歳を重ねた親子、長く連れ添った夫婦、四十路になっても家では「娘」、といった家族のさまざまな視線で紡がれていく沢村さん家の愛しい毎日を描いたホーム・コミックです。 6月28日(水)に刊行の本作の中から5話をお届けします。 6/28より7/2まで毎日更新 たまには、遠くに行きたくなる日もあるよね――。 父・沢村四朗(70) 定年退職後、趣味と体力づくりに勤しんでいる。愛読書は『鬼平犯科帳』。新潟のへぎそばが好物。 母・沢村典江(69) 明るく社交的で、料理が上手。近所に友達も多い。好きな番組は「朝ドラ」。得意なメニューは魚の煮つけ。 娘・沢村ヒトミ(40) ひとり暮らし未経験の独身。入社18年目のベテランOL。仲良し3人組でおしゃべりに興じ

沢村さん一家は父70歳、母69歳、40歳の独身の娘との3人暮らし。お父さんお母さんは久しぶりの夫婦旅で函館へ、娘のヒトミさんは初めてのひとり旅に出かけます。歳を重ねた親子、長く連れ添った夫婦、四十路になっても家では「娘」、といった家族のさまざまな視線で紡がれていく沢村さん家の愛しい毎日を描いたホーム・コミックです。 6月28日(水)に刊行の本作の中から5話をお届けします。 6/28より7/2まで毎日更新 たまには、遠くに行きたくなる日もあるよね――。 父・沢村四朗(70) 定年退職後、趣味と体力づくりに勤しんでいる。愛読書は『鬼平犯科帳』。新潟のへぎそばが好物。 母・沢村典江(69) 明るく社交的で、料理が上手。近所に友達も多い。好きな番組は「朝ドラ」。得意なメニューは魚の煮つけ。 娘・沢村ヒトミ(40) ひとり暮らし未経験の独身。入社18年目のベテランOL。仲良し3人組でおしゃべりに興じ

沢村さん一家は父70歳、母69歳、40歳の独身の娘との3人暮らし。お父さんお母さんは久しぶりの夫婦旅で函館へ、娘のヒトミさんは初めてのひとり旅に出かけます。歳を重ねた親子、長く連れ添った夫婦、四十路になっても家では「娘」、といった家族のさまざまな視線で紡がれていく沢村さん家の愛しい毎日を描いたホーム・コミックです。 6月28日(水)に刊行の本作の中から5話をお届けします。 6/28より7/2まで毎日更新 たまには、遠くに行きたくなる日もあるよね――。 父・沢村四朗(70) 定年退職後、趣味と体力づくりに勤しんでいる。愛読書は『鬼平犯科帳』。新潟のへぎそばが好物。 母・沢村典江(69) 明るく社交的で、料理が上手。近所に友達も多い。好きな番組は「朝ドラ」。得意なメニューは魚の煮つけ。 娘・沢村ヒトミ(40) ひとり暮らし未経験の独身。入社18年目のベテランOL。仲良し3人組でおしゃべりに興じ

『今日の人生』(益田ミリ/ミシマ社) 楽しみにしていたGWが終わり、仕事に戻った途端に時間に追われ、気づいた時には1日が終わっていた、なんていう日々を過ごしている人も多いのではないだろうか。しかし、そんな日常の中にも、実は、ちょっとした幸せや、忘れかけていた人の優しさ、どこかに置いていた想い、人生に少なからず影響を与えている大切な何かが隠れていたりする。 はじめてやってみてわかったことがあった日、見知らぬ人同士の会話にほっこりした日、何かをきっかけに自分の人生を振り返ってみた日。私たちの人生はそんなささいな出来事を重ねた、たくさんの「今日」でできていることを、ゆるーくほのぼのとしたイラストで描くコミックエッセイで気づかせてくれるのが『今日の人生』(益田ミリ/ミシマ社)だ。 著者の益田ミリさんは、恋愛や結婚、仕事などに揺れる30代女性の日常を描いて映画化された人気コミック「すーちゃん」シリー

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