『知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?』(譽田 亜紀子/誠文堂新光社) 小学生の頃、家族旅行で訪れた海岸の砂浜にあった貝殻を拾い集め、通っていた書道教室の女性の師範にプレゼントしたことがある。師範には、さぞ迷惑であったことだろうと思うが、子供の目には太陽の光に照らされてキラキラと反射する貝殻が宝物のように見えたのだ。それでいて、やはり小学生の頃に社会科見学で行った貝塚を「古代の人のゴミ捨て場」と教わったら、それで納得していたのだから、どうにも私は単純だ。 この、『知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?』(譽田 亜紀子/誠文堂新光社)にも書かれているとおり、古代の人々は貝を食料にするのと同時に、耳飾りや腕輪などの装身具としていた可能性は高い。本書ではまず「縄文時代の基本のキ」となる知識を学ぶことができ、私は漠然と縄文時代は1

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