『一生お金に困らない! お金がどんどん増える本』(日経WOMAN:編/日経BP社) 「貯蓄1000万円なんて、絶対無理」と思い込んでいる女性必見の『一生お金に困らない! お金がどんどん増える本』(日経WOMAN:編/日経BP社)。本書は「忙しい人も今すぐできる貯めワザ」や「老後破産しないお金の新ルール」など、お金の不安を解消し、貯蓄するための方法が「身近に」紹介されている一冊だ。 「身近に」というのは、「現実的」ということ。 巷で見かける貯蓄本の中には、「ネットビジネスで一攫千金」とか、不動産や印税などの不労所得で「時間の切り売りをする働き方から脱却すべき」とか、「そもそも投資できる資金がある人」か「才能のある人」しかできないのでは? というような内容も多い(と、思う……)。 けれど、本書で紹介されている方法や、実際に1000万円を貯蓄した女性たちは、特別高収入というわけでもなく、人とは違

『定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!』(大江英樹 井戸美枝/日経BP社) 最近よく目にする「下流老人」という言葉。「一億総○○社会」という言葉もよく目にする。ネガティブな言葉が多く並び、それに関するニュースや記事を読むと余計ネガティブな気持ちになる。しかし同時に「ここに書かれていることは本当だろうか?」という疑問もわいてくる。確かに老後は非常に不安だが、定年退職後に3000万円の貯蓄がないと本当に老後破産するのだろうか。 『定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!』(大江英樹 井戸美枝/日経BP社)には、経済コラムニストで定年男子の大江英樹氏(65歳)と年金通の社会保険労務士で定年女子の井戸美枝氏(58歳)が説く、老後破産せずに暮らしていく方法が書かれている。本書の内容をほんの少しだけ紹介したい。 大江氏によると、「定年退職時に貯蓄が3000万円ないと

『手術数でわかるいい病院2017(週刊朝日MOOK)』(/朝日新聞出版) 小林麻央さん、北斗晶さん、桑田佳祐さん、宮迫博之さん、柴田恭兵さんなど、著名人でがんの手術を受けた人も多く、ニュースで取り上げられるなど世の中の関心は大きい。 もしも、自分や身近な人が思わぬ病気で手術を受けなくてはならなくなったときには、すすめられた手術がベストなのか知りたいし、近くに手術経験が豊富な病院があるか調べたい。また、最善の治療のためならどんなに遠くの病院でも行きたい、とも思うだろう。 そんなときこそ手に取りたいのが、『手術数でわかるいい病院2017(週刊朝日MOOK)』(朝日新聞出版)である。 医療の進歩と国の制度の変遷に対応しつつ、創刊15年目を迎えた本書。手術数を各医療機関に情報開示請求し、全国&地域別に「がん」「心臓病」「脳の病気」「骨•関節の病気」「眼•耳の病気」「その他」「回復期リハビリ」に分類

『マンガで簡単! 女性のための個人型確定拠出年金の入り方』(小久ヒロ:マンガ、神戸孝:監修 /KADOKAWA) 今年の初め、日本老年学会・日本老年医学会が「高齢者」の定義年齢を「75歳」に引き上げることを提案したのをご存じだろうか。医療の進歩によって相対的に元気なお年寄りが増加したのが背景だというが、「…ってことは、いずれ年金支給年齢が75歳にあがるの?」とドキッとした方もいたのではないだろうか。 現在、30~40代の働き盛り世代が年金を受給できるのは65歳。つまり、それまではとにかく現役で働かざるをえないのはほぼ確定だ。マジでしんどい話だが、一方で「下流老人」や「貧困老人」がリアルに増えているといわれる中、ぼんやり不安に思っているだけだと、将来えらいことになるかもしれない。 とはいえ働き盛り世代=子育て世代であり、「貯金しよう」「資産を持とう」と言われても、なかなか難しいのが現実。「で

『節約の9割は逆効果 貯蓄体質になるお金の習慣とコツ』(横山光昭/朝日新聞出版) 「お金が貯まるかどうかを左右するのはお金に対する考え方やお金の使い方に関するしっかりとした習慣を持っているかどうか、効果のある節約を行っているかどうかなのです」 これまで1万人以上の赤字家計を再生したという家計再生コンサルタントである横山光昭さんが、『節約の9割は逆効果 貯蓄体質になるお金の習慣とコツ』(朝日新聞出版)の中で語った言葉だ。 「節約」という単語を聞けば、「いつも節約の2文字に追われてつらい、もう話も聞きたくない!」という人もいれば「ふんふん。お得な情報があるなら知っておきたい」「話のネタにちょっと見てみるか」という人もいるだろう。少なからず誰もが何かしらの関心を持つ。生きていくのに大事な「お金」に関わることだから。 生きていくためには「健康」「お金」は必須条件といえるが、今「体も悪く働きにもいけ

『日本の医療、くらべてみたら10勝5敗3分けで世界一(講談社+α新書)』(講談社)海外に出てみて初めてわかる日本の良さは、人それぞれにいろいろとあるだろう。中でも病気になったことがある人なら、おそらく本書の指摘に大きくうなずくに違いない。内科医として米国留学経験もある真野俊樹氏が著した『日本の医療、くらべてみたら10勝5敗3分けで世界一(講談社+α新書)』(講談社)は、日本の医療がいかに国民にとって親身なものになっているかを教えてくれる。本書に記されている実際にあったエピソードから紹介しよう。 ある会社経営者が商談でアメリカに行き、夜に宿泊先の高級ホテルで腹痛に襲われ意識不明の状態になる。気がつくと病院のベッドの上で、すでに緊急手術を終えた後だった。原因は腸間膜動脈血栓症という病気で死の危険もあったそうだ。そして退院時になり、請求書を見て驚く。そこに記されていた金額はなんと約1億円!?

気軽なシングルライフを過ごしてきたけれど、 ずっとおひとり様で生きていくのは少し不安。 そんな漠然とした不安が現実になる前に、 心配ごとをすべて棚卸ししてしまいましょう! 12/17より12/23まで毎日更新 ■書籍情報 『オンナひとりでもどうにか生きていけるっぽい! 定年一年生の教科書』 東 園子/KADOKAWA 将来のお金、住まい、健康、そして親の介護…。 いつか考えよう、整理しようと思っていたら、いつの間にかもうこんな歳に。 でも、わからないことが多いから不安なだけ。 必要な情報を理解すれば、楽しいシングルライフ第二章が待っているのです。 シニア世代を迎えることが気になり始めた女性に向けて、様々な不安を解消するためのノウハウをわかりやすいマンガと記事で丁寧にガイドした、初のコミックエッセイです!

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