『おトク素材でCooking♪Vol.26 豆苗はNewヒーロー!』(オレンジページ) 日々の食事が体を作っている以上、少しでも栄養のあるものを食べたいし、食べてほしい。しかしお財布の中身は限られている。今月はイベントが重なって余裕が……なんて月もあるはずだ。そんな時にぜひとも活用したい、「豆苗」。10月、豆苗レシピだけを集めた『おトク素材でCooking♪Vol.26 豆苗はNewヒーロー!』(オレンジページ)という本が登場した。本書によると、豆苗は水耕栽培のため一年中価格が安定しており、大抵100円前後と安い。そして栄養面でも、β‐カロテンやビタミンC、ビタミンKを中心に、全てのビタミン類をバランスよく摂取できる優れものだ。さらに不溶性の食物繊維を多く含んでおり、アンチエイジングやデトックス効果も期待できるそう。こんな便利な食材を使わない手はない。そこで、本書で紹介されているレシピの

『一汁一菜 日々ごはん』(大庭英子/主婦の友社) 夕食の献立を考えるにあたり、主菜の他に、副菜2品、汁もの1品…というように、少しでも多くの品数があった方が見栄え的にも栄養価的にも良いと思いますよね。でも、実際に作るのはなかなか大変。そんな中、忙しい現代人にぴったりな、汁とおかずが一つずつの「一汁一菜」という食事スタイルが注目されています。 『一汁一菜 日々ごはん』(大庭英子/主婦の友社)では、(1)汁は主役の1つで、“具たっぷり”に(2)調理・味付けはシンプルに(3)季節ならではのおいしさを味わう(4)様々なジャンルの料理スタイルを取り入れる(5)食事の時間と空間を楽しむというルールのもと、ピンチの日の一汁一菜など、様々な場面に合ったレシピが紹介されていて、これだけで十分満足感が得られるものばかりです。そこで、今回はこの中から季節の味を楽しむレシピと、ピンチの日のお助けレシピの2献立を実

『魔法のように効くスープ からだに!暮らしにも!!』(牧野直子/新星出版社) 一気に寒くなり、温かい食べ物が恋しくなるこの季節。秋冬は、体が温まる鍋やスープ類が登場する頻度も急上昇する。しかし、自分だけで作っているとマンネリ化しがちな料理でもある。やはり外からアイデアを仕入れたい。そんな時に見つけたのが、『魔法のように効くスープ からだに!暮らしにも!!』(牧野直子/新星出版社)。本書は、ただのスープレシピの本ではない。“魔法のように効く”スープらしい。中を見てみると、野菜がたっぷり摂れるスープから5分で完成するスープ、体調に合わせて選べるスープなど、需要別に紹介がなされている。早速、これは!と気になったものをいくつか試してみようと思う。 ■「大根、焼きねぎ、ぶりのスープ」(P.20~P.21) まず1つめは、これ一皿で野菜が185gも摂れるという「大根、焼きねぎ、ぶりのスープ」。熱湯に

『抜き型つき シャカシャカクッキーBOOK』(kanade/宝島社) ハロウィンにクリスマスと、イベント続きのこの季節。年に一度のイベントは、やっぱり楽しく過ごしたい……。でも、じゃあ何しよう? そんな人ぜひ試してほしいのが、『抜き型つき シャカシャカクッキーBOOK』(kanade/宝島社)。 シャカシャカクッキーとは、クッキーの中心に穴を開け、そこに飴を流し込むことによってステンドグラス状にし、製菓用の飾りを挟んで封じたクッキー。キラキラ綺麗でしかも楽しいこのクッキーは、数年前からネット上などで話題になっている。今までもレシピ本はいくつか出版されていたが、型付きのものが出たのは今回が初めて。基本はクッキーなので簡単で、お菓子作りに慣れていない人でも楽しみながら作れそうなのがありがたい。そこで、実際にシャカシャカクッキーを作ってみようと思う。 ■まずは本体作り本書に従ってバター、グラニ

『低糖質のお菓子づくり』(プレジデント社) ただ今糖質オフダイエット中の人も、たまには甘いスイーツを食べたくなりますよね。でも砂糖を使ったものは糖質オフの敵だ! と思って、なかなか手が出せなかったりしませんか? 実は材料を工夫すれば、安心して食べられるスイーツがたくさんあるんです。『低糖質のお菓子づくり』(プレジデント社)では、美味しい糖質量10g以下のスイーツレシピが紹介されています。しかもあのdancyuのムック本で、糖尿病に詳しい医学博士監修でのレシピなので、安心して食べられること間違いなしです。そこで本書の中から、簡単に作れるスイーツ3品を実際に作ってみました。 ■しっとり濃厚な「バターケーキ」(P.34) ボウルにバター、ラカントS、塩を入れてゴムベラで混ぜます。ここに、はちみつ、溶き卵を加えてさらに混ぜたら、薄力粉、粉類を合わせたものをふるい入れ、なめらかになるまで混ぜます。こ

『オール糖質オフ!やせぐせ作りおきBOOK123』(主婦の友社) 数年前からブームになっている“糖質オフダイエット”。これも一過性のもので終わると思いきや、今や定番化しつつあるダイエット方法になっています。その理由はずばり、「確実に成果が表れる」から。ただ、許された食材の中で糖質オフダイエットを続けるのは、なかなか至難のわざ。そんな時には『オール糖質オフ!やせぐせ作りおきBOOK123』(主婦の友社)が役立ちます。本書では、そもそも糖質オフとはどんなものかといった解説から、オール糖質オフ&オール作りおきで、いつでもすぐに食べられるおかずが123レシピも紹介されており、これさえ冷蔵庫に常備しておけば“やせぐせ”がつきます。そこで主菜1品、副菜2品を実際に作ってみました。 ■酸味とコクで箸が止まらない「鮭のバルサミコ南蛮」(P.56) オリーブ油、にんにくを熱したフライパンに一口大に切った鮭

『実力詐称レシピランクアップ編』(岩崎啓子/学研プラス)料理に自信がない、料理上手になりたい、と悩む声をよく耳にする。それでも人は食べなければ生きていけないし、毎日外食やお惣菜に頼っていては、不健康だし不経済だ。また、自分だけならまだしも、他にも食べる人がいる場合は見た目にも気を配る必要がある。でも、極力料理をしたくない、と思っている人ほど「料理を簡単に美味しく作るコツ」を知らずにいるため、途方に暮れてしまう。 先日、そんな悩みを抱える人を救ってくれそうな、『実力詐称レシピ定番編』(岩崎啓子/学研プラス)、『実力詐称レシピランクアップ編』(岩崎啓子/学研プラス)という本が登場した。本書には、料理の実力を詐称できる“詐欺ポイント”が書かれており、タイトル通り“実力詐称”できてしまうらしい。そこで、一体どうやって詐称するのか、実際に作ってみた。筆者は料理初心者ではないので、今回はランクアップ

『ラーメンおいしくできるかな?』(深蔵/イースト・プレス) 国民食といっても過言ではないインスタントラーメン。1958年に発売された日清「チキンラーメン」を皮切りにさまざまな商品が発売され食卓をにぎわせてきたが、ただそのまま茹でて食べている人も少なくないのでは? それなら、是非とも本書『ラーメンおいしくできるかな?』(深蔵/イースト・プレス)を参考にして、アレンジラーメンに挑戦してほしい。袋麺をより美味しく食べるための簡単レシピが盛りだくさんのマンガだ。 インスタントラーメン好きというと、野菜不足に陥りがちな印象もあるが、野菜を豊富に使ったメニューの多彩さにも注目したい。著者の深蔵はフードコーディネーターの資格を持ち、そのレシピは味と見た目の良さ、そして栄養バランスを兼ね備えている。早速、野菜をたっぷり使った塩ラーメンベースの「トマトラーメン」から作ってみた。 【トマトラーメンの作り方】

トップレビュー野菜は丸ごとで旨み最大限! “いかにシンプルに調理するか” ウー・ウェンさん提唱「8つのルール」【作ってみた】 『ウー・ウェンの家庭料理8つの基本』(ウー・ウェン/文藝春秋) 毎日の夕飯づくり、本当に大変ですよね。でも作るからにはしっかりレシピに沿って美味しく作りたい。そんな頑張り屋さんにぜひ知ってもらいたい8つのルールがあります。『ウー・ウェンの家庭料理8つの基本』(ウー・ウェン/文藝春秋)では、“いかにシンプルに調理するか”をベースに考え出した8つの料理の基本とそれに基づいたレシピが紹介されています。この基本をおさえれば、さらに料理が美味しく、楽しくなること間違いなし。そこで本書より3品を実際に作ってみました。 1.野菜は「丸ごと」調理すべし 『玉ねぎの丸ごと煮』(P.11) 玉ねぎの皮をむき、これと水、酒を鍋に入れて火にかけ、煮立ったら蓋をして弱火で30分ほど煮ます。玉

『秘伝の居酒屋つまみ』(TJ MOOK/宝島社) 吞み助にとって、お酒は、嫌なことを乗り切るためにも大事なエネルギー源! そんなお酒とともに、名店の味が自宅で楽しめたら最高ですよね。 そこでおススメなのが、プロ直伝、安くて簡単早ウマな『秘伝の居酒屋つまみ』(TJ MOOK/宝島社)。本書は、絶品おつまみを提供する人気店自ら再現した「秘伝の味」のレシピ紹介ではじまり、ボリューム満点の肉のつまみ、酒がすすむ魚介のつまみ、カンタンですぐにできる定番つまみ、ビールにぴったりのチーズ・卵・大豆製品を使った極旨つまみ、ひと手間で作れるおもてなしつまみ、そして〆のご飯・麺のレシピがずらりと並び、その数はなんと170レシピ! 呑べえにはたまらない1冊になっている。そんなレシピの中から、実際に3品を作ってみた。 (1)いわしの頭を切り落とし、内臓を取り除き、よく洗って水気をきる。手開きにして腹骨をそぎ取り

いまや一大ジャンルとなったグルメ漫画。さまざまな切り口の作品が数多く存在していて、レシピの参考にしたり、作中に登場したお店を実際に訪れたりと、楽しみ方もいろいろだ。しかしだからこそあえて言いたい。グルメ漫画の真髄はとにかく「料理がおいしく見えるかどうか」というシンプルなものである、と。 その真髄をあますことなく体現しているのが、イシヤマアズサさんが上梓した『真夜中ごはん』(イシヤマアズサ/宙出版)。2015年の初版から、多くのグルメ漫画ファンの間でじわじわと人気を集め、この度「料理レシピ本大賞2017」コミック賞を受賞した作品だ。同賞は、書店員や料理専門家からなる選考委員によって「作りやすくておいしいレシピが掲載されている」と評価されたレシピ本に送られるもの。つまり『真夜中ごはん』のレシピを再現したときのおいしさはお墨付きということだ。 しかし何度も言うようだが、本書の一番の魅力はそのすば

『いつも買う鶏むね・豚こまで!おいしい糖質オフ』(主婦の友社) 昨今、巷で話題なのが無理なく続けられて効果が出やすいと言われている「糖質オフダイエット」。糖質を控えればカロリーなども気にせず食べられるとあって、チャレンジしている人も多いのでは? でも、いくら糖質オフだからと言って「ランチはいつもステーキ♪」なんてことを続けていたら、家計は膨らむ一方ですよね。そんな糖質オフダイエッターにおすすめのレシピ本が『いつも買う鶏むね・豚こまで!おいしい糖質オフ』(主婦の友社)です。 肉は肉でも、鶏むね肉と豚こま肉は低糖質な上、とってもお買い得な肉でもあるので、家計のダイエットにも繋がります。本書ではそんな鶏むねと豚こまを使った、ボリュームがありながらも簡単に作れてヘルシーなレシピがたくさん紹介されていて、ダイエットが続けやすくなっています。そこで、“使える”3品を実際に作ってみました。 ■鶏むね肉の

『なるほど! カンタン! 理系ごはん』(高世えり子/芳文社) 学生時代、化学式などを学んだときに「これがいつ何の役に立つのだろう?」とか疑問に思ったことはないだろうか。私も学校を卒業してから随分と経つが、ハッキリ「役立った」と感じたことはない。しかし現実問題として、日常で化学などの「理系」知識は意識しないところで活躍しているのだ。その分かりやすい一例が「料理」である。食材を煮たり焼いたり、料理のすべては「理」に則っている。つまり料理を美味しく作るには、化学反応などの「理屈」を知っておいて損はないということだ。『なるほど! カンタン! 理系ごはん』(高世えり子/芳文社)では、うまく作れない料理を「理系」の知識によって簡単かつ美味しく作る方法を紹介している。 例えば肉には「イノシン酸」という物質が含まれており、これは代表的な「うま味」成分として知られている。そして昆布などに含まれる「グルタミン

『特製丸マンケ型付き! 日本一簡単に家で焼ける かわいいパンレシピBOOK』(Backe晶子/宝島社) 数あるパンレシピ本の中でも強い人気を誇る、『日本一簡単に家で焼けるパンレシピBOOK』シリーズ(宝島社)。型がついていることで、本と材料を買えばすぐに始められ、分量に悩むこともない。その始めやすさから、シリーズ累計125万部を突破している。 先日、そんな同シリーズの最新刊『特製丸マンケ型付き! 日本一簡単に家で焼ける かわいいパンレシピBOOK』(Backe晶子/宝島社)が登場した。今回は、使いやすい「丸マンケパン型」付き。ターンテーブル式の電子レンジのオーブン機能でも使用でき、大きすぎない程よいサイズで扱いやすい。さらに今号はトースターで焼くテクニックや手が汚れない方法、生地の作り置き方法が紹介されており、パワーアップしている。 焼きたてパンを頬張る幸せは、パンを作る家でしか味わえない

季節は食欲の秋。デパ地下などの店頭には、秋の食材を使ったスイーツが並びだしていますが、今年はそんなスイーツの中でも“ギルトフリー”スイーツに注目が集まっています。“ギルトフリー”スイーツとは直訳すると「罪悪感がない」おやつ。つまり添加物やアレルギーが起こりうるようなものは使わず、自然素材などを使い、カロリー控えめながら美味しいスイーツのことです。そんなギルトフリースイーツレシピ本のはしりとして、以前紹介したことがある『白崎茶会のあたらしいおやつ』(白崎裕子/マガジンハウス)が、実は今年度の料理レシピ本大賞の2017年度「お菓子部門」で大賞を受賞しました。そこで今回は、子どもと一緒に作れる簡単スイーツを実際に作ってみました。 ■材料を混ぜて焼くだけの「ビターチョコクッキー」(P.72) ボウルにてんさい糖、水切りした豆乳ヨーグルト、塩を入れて混ぜ合わせ、そこに溶かしたココナッツオイルを加え乳

残業して帰ってからでもパパッと簡単に作れる「太らない1人分の楽ちんレシピ」を紹介した、『太らない! ただいまご飯』が2017年6月16日(金)に発売された。 同書は帰宅後15分以内にでき、夜遅い時間に食べても罪悪感が少ない「低カロリー、低糖質」のメニューを掲載している。メニューはすべてカロリーと糖質量表示つき。材料も少なめで、作り方は「レンジでできる」「フライパンひとつでできる」「火を使わない」など簡単なものばかり。さらに洗い物も少なめと、「疲れて帰ってきてもおうちでおいしいご飯」が無理なく実践できる。 また同書では、料理初心者でも作りやすいように写真を多く使用。使う材料も、切り方や手順も見るだけで分かるようになっている。 さらに時短テクとして、野菜の目量りポイントや家にあるもので代用した調味料の量り方などのテクニック、すばやく味が決まりやすい市販の調味料を使った合わせダレも多数掲載。ひと

『目がよくなる魔法のレシピ』(日比野佐和子/扶桑社) パソコンにスマホ、ゲームに読書など、多くの人が知らず知らずのうちに目を酷使している。目が疲れると、肩こりや頭痛などの弊害が出る上、寝てもなかなか疲れが取れない。パソコンを長時間使用した翌日、「たくさん寝たはずなのに体が怠い……」なんてこともあるはずだ。しかし、目は非常に大事な器官の1つ。少しでも労りたい、というのが本音だ。 そこで紹介したいのが、『目がよくなる魔法のレシピ』(日比野佐和子/扶桑社)。『日めくり まいにち、眼トレ』(扶桑社)で話題となった日比野佐和子のレシピ本だ。本書は、目に効果的な食材をふんだんに使ったレシピだけを集めた本。レシピは季節ごとに分かれており、春夏秋冬で目にどんなダメージが蓄積されやすいのか分かるのも有難い。これからの季節、陽射しも紫外線も強くなり、目への負担も気になるところだ。そこで、夏のレシピを中心に、実

冷凍することで簡単・おいしくなる便利レシピを紹介した『長期保存OK! 毎日使える! 冷凍保存レシピ』が2017年5月29日(月)に発売された。 同書は、長く保存できたり、素材のうまみが増したり、下味がしみ込んでおいしくなったりする「冷凍保存」レシピを3パートに分けて87品紹介。1つ目はいま大人気の「味つけ冷凍」レシピ。「味つけ冷凍」は、保存袋に肉や魚と調味料を入れ、下味をつけて冷凍し、凍ったまま調理に使う方法。冷凍している間に味もしみておいしくなっていくので効率的に調理できる。たとえば味つけ冷凍した「鶏もも肉のナンプラー味」をグリーンカレーや竜田揚げ、グリルの3つにアレンジ可能。アレンジしやすいシンプルな「味つけ冷凍」ならマンネリ化を防げるはず。 2つ目は、おすすめの「素材冷凍」レシピ。トマトやきのこ類は、冷凍することでうまみ成分のグルタミン酸やグアニル酸が増しておいしさがアップ。さらに、

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