『3倍速で終わる! シンプルTODOリスト仕事術』(Shin/ポプラ社) 街中のあちらこちらで、フレッシュマン&ウーマンたちの初々しい姿が華やぐ季節。そんな彼らの社会人としての登竜門のひとつに、「TODO(タスク)管理」がある。新人研修の充実した会社なら、心配も不要だろう。しかし筆者などは、「ビジネススキルは実務を通して自ら習得すべし」をモットーとする、放し飼い養鶏場のような会社で育った。そのため、いまだに自分のTODO管理に不安がいっぱいだ。 ということで今回は、「タスク管理のキモを学びたい」「仕事の処理能力や効率化をアップさせたい」「使えるTODOリストと出合いたい」などと熱望する、新社会人から中堅&ベテラン社会人にまで、ぜひとも紹介したい一冊をご用意した。それが『3倍速で終わる! シンプルTODOリスト仕事術』(Shin/ポプラ社)である。 現在、外資系コンサルティングファームのマネ

ひらめきと効率的な仕事ぶり。それは、「働き方改革」が声高に叫ばれるいまの日本に必要なことではないだろうか。本稿では、仕事の中にうまくひらめきを取り込み、効率的に仕事をこなすコツを伝授してくれる世界的建築デザイナーの佐藤オオキ氏に注目してみたい。 佐藤氏は「another sky」(日本テレビ)の新しいスタジオのデザインを手掛けている。彼は2018年2月16日に放送される「another sky」に出演し、当番組のセットのデザインのテーマや完成までの経緯を思いのままに語る。その中には、建築家を志すきっかけとなった第2の故郷への思いだけでなく、「ひらめき」を重視する彼の建築家としての仕事への向き合い方も込められている。 ここで、佐藤氏がこれまでに著した仕事術・ひらめきに関する書籍を5つご紹介しよう。

本気で成長したい人のためのセルフマネジメント本の決定版『誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48』。 一流の人が凡人に見せるのは派手なところばかり。また、凡人も派手なものしか見ようとしない。しかし、陽があれば陰があるのが世の常。派手な実績や成功の裏にこそ、成功のカギがあるはず。では、できるビジネスパーソンはいったい何をやっているのだろうか? 同書は、スマートに仕事をこなす人が当たり前にやっている48の仕事のコツを大公開する一冊。これらのコツは誰にでもできるのに、ほんのわずかな人しかやっていないか、「しているつもり」になっていることばかり。しかし、一流と呼ばれるビジネスパーソンは皆すべからく愚直に実践している。 具体的にいうと、「やりきる力」「時間管理」「交渉」「PDCA」といったビジネスの「基本」。これらのコツを深掘りして紹介する。すべて「誰でもできる」ことだが、言うはや

トップレビュー「自分には無理、できない」と消極的になったら読む本。高校中退ニートから億を稼ぐ営業マンに這い上がった「錬金術師」の勇気のでる言葉! 『ゼロから這いあがれ! 裸の錬金術師 今すぐ人生を大逆転させる魔法の言葉81』(大成信一朗/サンライズパブリッシング) 某人気アニメのおかげで、若年層にも広く知れ渡った言葉、それが「錬金術」だ。古代ギリシアや古代エジプトに端を発し、多くの科学者や神秘家などが関わりながら模索した、金(きん)ではないものを金に変成させようとする術は、換言すれば「不可能を可能にする術」である。また転じて、お金を生みそうもないものを、アイデアや創意工夫でアレンジすることで、思ってもみなかった大金を手に入れること、無価値を有価値にすること、無(ゼロ)から有(1)を生むこと、などにも「錬金術」という言葉が使われる。 そして、そんな不可能を可能にしてしまう人物が、錬金術師(ア

今までと同じやり方ではもう通用しない。そんな話を数年前からよく耳にするようになった。ウェブ社会の進化、パラダイムシフト、人工知能(AI)に代替できない能力やスキルへの関心の高まり……。そんな時代の転換期を、どうとらえたらよいだろうか? JTの「大人たばこ養成講座」広告や本の装丁などで知られるグラフィックデザイナー・寄藤文平さんの新刊『デザインの仕事』(寄藤文平/講談社)にはこう書かれている。 今は、過去にデザインの仕事で結果を出してきた年長者だからといって、かならずしも経験によって有利になるわけではないんですよね。「人工知能」のような新しいテクノロジーに注目が集まりがちですけど、僕は自分の「感じ方」の変化のほうが気になります。 AからBへと変化するのではなく、ABCDと変化しつづけることが、普通になっている気がするんです。 (中略) そういう新しい日常みたいなものの中でどうふるまえばいいの

『気のきいた短いメールが書ける本 – そのまま使える! 短くても失礼のないメール術』(中川路亜紀/ダイヤモンド社) ライターという仕事柄、私は毎日のように数十通、多いときでは100通以上のメールのやり取りを行なう。簡単な返事で済むものや、用件を理解して回答するもの、上司の確認が必要なものなど、1通の処理にかかる労力と時間はさまざまだ。そうなると、メール対応だけで日が暮れるなんていうこともしばしば。 先輩から「カネにならないんだから、メールに時間をかけてもしょうがない」とよく言われたものだが、私は「業務の進行に必要なのだから仕方ないじゃないですか」と言い返す。「だったら早く片付けられるように工夫しろ」。いや、それができればメールで半日潰すなんてことはないわけで……。 上記のような状況に心当たりがあるなら、『気のきいた短いメールが書ける本 – そのまま使える! 短くても失礼のないメール術』(中

『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(吉田裕子/かんき出版) 大人の品位は語彙力に宿る。大人になっても、「やばい」を連発している人や、「愛くるしい」「可憐」「清楚」などと表現すべきことをすべて「かわいい」の一言ですませる大人には、残念ながら、知性は感じられない。あなたは、言葉の引き出しが少ないばかりに、周囲から呆れられていないだろうか。自分の語彙力に自信が持てない…という人は少なくはないはずだ。 自分のボキャブラリーに自信が持てない…そんな人は、ぜひとも、『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(吉田裕子/かんき出版)を読んでみてほしい。この本は、今さら誰も教えてくれない語彙知識を養ってくれる1冊。大人として知っておきたい200の言葉を「言葉の語源や由来」「ニュアンス」「例文」まで詳しく解説しているから、今まで聞いたことがあるだけだった言葉も、すぐに使いこなすことができる。

ある人材育成支援会社が、若手正社員を対象に労働時間の実態を調査したところ、働き方の自由度が高く、時間ではなく成果で評価される人であっても、実際には長時間働かなければ成果を上げられないという実態が浮き彫りになったという新聞記事がありました。 調査結果によると、1カ月の平均労働時間が200時間を超えたのは、女性の18.5%に対して男性では42.4%と、男性の長時間労働が目立ち、その人たちの7割は、労働時間を「もっと短い方が望ましい」と考えながら、実際には長時間労働に縛られているということです。 その理由は「仕事量が多い」が72.2%、「突発的な予定や、相手の都合に左右される」が55.7%、「締切や納期にゆとりがない」が43.5%などとなっており、特に仕事量を適切に管理して削減しなければ、労働時間削減にはつながらないとされています。 最近導入に向けた議論が進む「時間でなく成果に応じて賃金を支払う

月間20万PV超の人気ビジネスブログ「Outward Matrix」を運営するShinの処女作、『コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術』が2017年7月6日(木)に発売された。 同書は、コピー取りすらろくにできなかった20代の若手コンサルタントが、自分を変えるために必死で考えた“本当に成果があがる”7つの具体策を紹介する1冊。「同期より頭1つ抜けた存在になりたい」「成長のスピードを速めたい」「仕事ができないと悩んでいる」「上司との関係がうまくいっていない」「もっと仕事の効率を高めたい」といった若手社員が抱える悩みをすべて解決していく。 外資系コンサルティングファームという“仕事ができる人”が多い環境の中で、“仕事ができない人”として苦しんできたShin。「おまえ、向いてないからコンサルタントやめたほうがいいよ」「おまえがいても、なんの価値もないよね」とフィードバ

『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる』(赤羽雄二/KADOKAWA) 誰にとっても、時間は平等である。会社の環境によっては残業代で稼ぐという方法も取れるだろうが、ライフワークバランスの大切さも叫ばれる昨今では、できれば「残業ゼロ」を目指したい人びとも少なくないだろう。 それに伴い、あらゆる“時短”仕事術の本も世の中には溢れているが、本稿では7月13日に電子書籍が配信された、『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる』(赤羽雄二/KADOKAWA)を取り上げたい。本書は、日本の労働環境を批判的に捉える一方で、経営者や管理職、そして、現場で働く人びとにも役立つ具体的な職場環境の改善方法を提案している。 その中から、今すぐにでもはじめられる「残業ゼロを実現する仕事術」を紹介していこう。 ◎「単語登録」や「テンプレート」でパソコン回りを見直す仕事は「どんどん加速できます」と主張

脳科学によって能力を引き出す方法を紹介した『いつもの仕事が倍速で進む活脳スイッチ』が、2017年7月15日(土)に発売される。 集中力や記憶力、発想力、やる気などの能力は、脳の使い方次第で最大限に引き出すことができる。脳をうまく使いこなすためには「脳内物質の分泌」がポイント。例えば、「やる気やモチベーションを高めたければ“ドーパミン”」「脳回路のつながりを良くして、アイデアを生み出したければ“アセチルコリン”」「イライラや不安を解消してストレスに負けないためには“セロトニン”」といった具合に、脳内物質をいかに効率よく分泌できるかが、その人の能力発揮に大きな影響をもたらすと言える。 同書では、脳内物質を分泌させて、脳のパフォーマンスを最大限に引き出すための「脳科学にもとづいたテクニック(125メニュー)」を紹介。やる気アップ、発想力アップ、集中力アップ、記憶力アップなど、目的に合ったメニュー

言葉を少し変えるだけで「売れる営業マン」になる方法を紹介した『トップセールスが絶対言わない営業の言葉』が、2017年6月29日(木)に発売された。 営業の現場で「トークが弾まない」「初回訪問のときの挨拶が苦手」「相手のニーズをうまく探れない」「クロージングで決めきれない」といった悩みを抱えている人も多いだろう。営業を始めたばかりの人や売れずに悩んでいる人は、売れている人と同じことをやってみたり、トークの練習に一生懸命…。それ自体は間違いではないが、売れている人と同じようにやってみても、思うように成果が出ないというケースも良く聞かれる。 実は、セールスマンのトークスキルには「これを言えば売れる」というものだけではなく、「これを言ったら売れない」というものも多くある。売れるトークをどんなに披露しても、言ってはいけないひと言を使ってしまうだけでアウト。売れている人は「これを言ったら売れない」とい

オフィスのプロ・コクヨ社員が実践する整理術をたったワンコインで身につけられる、『500円でわかるコクヨ式整理術』が2017年8月7日(月)に発売される。 同書は累計1100万部を誇る「500円でわかるシリーズ」の最新刊。文房具やオフィス用家具で有名な「コクヨ」が長年培ってきた書類・机・オフィスなどの整理術が、豊富な写真とイラストで分かりやすくまとめられている。コクヨ社員の実例も多数掲載されているので、今すぐ使える実践的な知識が身につくはず。 コクヨ式「デスクの整理術」には3つのキーワードがある。1つ目のキーワードは「楽しさ」。仕事が楽しくないと生産性が上がらないように、整理することも楽しまないと続かない。2つ目は「目的」で、仕事の内容と進め方から必要なモノを厳選するのがポイント。デスク周りに置けないモノはオフィスで共有化しよう。3つ目は「時間」で、仕事のサイクルやスピード感に合わせて置くモ

働く人が「最高!」と思えるようになる働き方を紹介する『働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」』が、2017年6月16日(金)に発売された。 いまや、働き方改革は日本企業における社会的責任とも言われている。安倍首相の「働く人の立場に立った改革を進める」という声を筆頭に、日本政府も2016年8月に働き方改革担当大臣を新設。多くの企業では、残業禁止やプレミアムフライデーなどの長時間労働の抑止に取り組んでいる。 一方で、「仕事量は変わらないのに労働時間だけが減っていく」など、現場には“やらされている”空気が漂っているのも事実。さらに、ニュースやワイドショーでは隠れ残業や給料激減、ジタハラ(時短ハラスメント)などが取り上げられ問題に。 同書は、コミュニケーションの観点から職場を見つめ直し、「働く人」の欲求や不満を度外視しない、働く人のための改革を紹介。そのような改革を「

今の仕事を続けながら、平日の朝晩30分と週末だけを使って自分の会社を運営する方法を紹介した『会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業』が、2017年5月9日(火)に発売された。 「家族もいるし、年齢を考えたら簡単に会社なんか辞められない」「漠然とやりたいことはあるけれど、何をすればいいのかわからない」と、起業を考える会社員の多くはモヤモヤや戸惑いを抱えている。しかし「起業すること=会社を辞めて独立すること」ではない。会社員のまま、小さく、朝晩30分の時間を使って副業で“自分のビジネス”を始め、数年後の起業を見据えて準備や練習をすることは、社会人経験があれば誰にだって出来ること。 同書には、成功したい人が失敗しないで着実に一歩ずつ進むためのノウハウが詰まっている。第1章では、あなたの成功を阻む“ドリームキラー”について紹介。ドリームキラーは実在する「人」の場合もあるし、あなた自身の考え方、行

「上手に力を抜いて」仕事で結果を出すヒントを紹介した、『2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版』が2017年5月27日(土)に発売された。 同書で紹介しているのは、より無駄をなくして最大の結果を出す「最善主義」の方法。仕事の本質を見極め、成果が出るポイントに全力投球し、それ以外の部分は上手に力を抜くことが大切だという。仕事を行っている状況を振り返ると、力を抜くことは「わかってはいるけど、実際にできない…」と思っている人が多い。それは「完璧志向主義」の人が多いからだ。完璧志向主義とは、「きちんとやり遂げる」「細部にこだわる」ことに重きを置いており、優秀なアスリートやクリエーターが持っている考え方。完璧志向主義自体が悪い考え方ではないのだが、一般のビジネスパーソンにとって、過剰な完璧主義はむしろ悪影響をもたらしてしまう。 なぜなら一般のビジネスパーソンはひとつの仕事に没頭するというより、

『好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか 新進リーダーたちが狙う次の一手』(鈴木博毅/秀和システム) 好調を続ける企業と、失速する企業の分かれ道はどこにあるのだろう。製品もサービスも飽和状態を迎えているなかで、次の一手どころか、目の前さえ見えないという経営者も決して少なくはない。だが、そんな情勢の中でも、飛躍的な成長を成し遂げる企業はある。高成長を続ける企業はこれから先に何を見すえているのか。もし、企業の成長力を持続させる方法があるならば、誰もが知りたいはずだ。 『好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか 新進リーダーたちが狙う次の一手』(秀和システム)は、『「超」入門 失敗の本質』(ダイヤモンド社)などで知られるビジネス戦略コンサルタント・鈴木博毅氏が、“飛躍を続ける会社の法則”に切り込んだ1冊。鈴木氏は、3年で売上5倍にまで成長した東大初のバイオベンチャー・株式会

「成功体験を棄てろ」―1つの成功にしがみつかず、数々のヒット商品を生み出し続ける“変革のドラマ”を追った『アサヒビール 30年目の逆襲』が、2017年4月26日(水)に発売された。 缶チューハイ、第3のビール、糖質オフ…。怒濤の連続ヒットはいかにして実現したのか? 同書はアサヒビールが全社一丸で取り組んだ大変革を、業界に精通したジャーナリストが活写している。 ビール類市場でシェアNo.1を誇るアサヒビール。言わずと知れた主力商品「スーパードライ」は、1987年の発売以来ドライビールの先駆けとして30年間不動のトップに君臨してきた。しかしそれは同時に、アサヒが長らく1つのヒット商品に依存し続けてしまったことも意味している。 スーパードライはいつしかアサヒにとっての「聖域」となり、経営資源の多くはスーパードライに集中してきた。競争が激しいビール類市場の首位でありながら、アサヒは30年近くも目立

一生懸命がんばりすぎて、心も体も毎日クタクタ…。そんな人に捧げる職場の生存戦略『「もう心が折れそう!」というときすぐ効く仕事のコツ大全』が、2017年5月13日(土)に発売された。 社会人になって働いていると、「上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない」 「仕事がどうしても終わらず残業の毎日」「理由はわからないけど疲れがとれない」などの悩みを抱えている人も多いはず。 同書は、そんな解決する方法が見つからず心が折れそうな人に向けて、問題を乗り越えるための「クスッと笑えて役に立つ」職場の処世術を紹介している。 例えば、人間関係、ストレス解消法、時短ワザ、 生産性アップ、伝え方のコツ、気分転換、 日々のルーティン、健康法、プライベートの充実方法など、すぐに実践できる技が満載だ。 「CHAPTER 01」では、「上司・同僚・取引先と心が近づく人間関係のコツ」を紹介。「怒る上司も第3者目線で

「一流」と呼ばれる人生の成功者たちから雑談のスキルを学ぶ、『雑談が上手い人 下手な人』が2017年4月19日(水)に発売された。 雑談が上手な人は、人生の目的を達成し夢を実現していく。人と接するうえで自然現象のように発生する雑談は、心と心のキャッチボール。雑談の上手い人は人として愛されていき、相手の心を動かすことができるのだ。 現在、コミュニケーション・アドバイザーとして活躍する著者は、以前には大手求人広告会社で求人広告の企業営業を担当していた。顧客の心をつかむ営業で、2年目には通期(年間4クオーター)を通して「売上、新規売上、新規社数」の全目標を達成した者だけに与えられる「グランドスラム賞」を受賞。さらにグループ内における月間MVP賞や月間売上トップ賞もたびたび獲得してきた。 その一方で、夜は銀座のクラブホステスとしてナンバーワンホステスの座をキープ。銀座全体が不況にあえぐなか、安定した

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