『相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳』(気くばり調査委員会/サンクチュアリ出版) いわゆる「気の利かない」人間にとって、さりげない気くばりのできる人は羨望の的だ。実際彼ら・彼女たちは接していて気持ちのよい人々だし、なんとなく仕事もできそうな印象まである。気くばりのできる人が持つ「コミュ力」のようなもの、人間関係を円滑に回す力は、プライベートの場でも仕事の場でも大きな武器となるからだ。ただ、気くばりのできる・できないには、ある程度生まれつきの才能があるのも事実。そのため、気くばり下手の人々(私もそうだ)は、「どうして私はダメなんだろう」と自己嫌悪感を抱きつつ、気くばり力の高い人々をまるで別の人種でも見るような目つきで眺めることになるのだった。 ものすごくゲスな言い方になるのは承知で言うが、気くばりはできた方が人生を楽しく生きていくうえでは絶対トクだ。人は社会的な動物なので、

お気づきの方も多いかと存じますが、ビジネスシーンでよく使われる「今度飲みに行きましょう」には、あらゆる種類の大人の美徳が凝縮されています。このフレーズを正しく美しく使いこなせるようになったとき、あなたはまた一段、大人の階段を上った喜びをかみしめることができるでしょう。 ところが最近、各方面から「今度飲みに行きましょう」に対する非難の声が上がっています。はあちゅうさんが書いたコラム〈「今度飲みに行きましょう」とかいうやつは全員バカか暇人。〉はネット上で大きな反響を巻き起こしたし、マイナビウーマンが行なったこの調査では、「今度飲みに行きましょう」が見事1位に輝いています。 ちなみに、2位は「機会があれば~」、3位は「前向きに検討します」、4位は「お世話になっております」でした。以下「仕事ができますね」「参考にさせていただきます」「若く見えますね」「きれいですね」「一度ごあいさつに伺います」とい

4月から新しい環境に変わった方も多いだろう。特に新社会人の方々は慣れない環境に不安や疑問も多く、戸惑いの連続だと思う。それらの悩みを一気に解決する手助けとなるのが、こちら。『図解 社会人の基本 マナー大全』と『図解 社会人の基本 敬語・話し方大全』(ともに、岩下宣子/講談社)だ。 『マナー大全』では社会人なら知っておきたい、お祝いの席やお悔やみの場での礼式や、日常の「ふるまい」「食事」の作法など、今さら人には聞けないマナーの基本をイラストいっぱいで解説! 『敬語・話し方大全』では、名刺交換の作法や、大切な商談の場での話し方、ビジネス電話やあいさつ、雑談、冠婚葬祭のスピーチなど、コミュニケーションにおける「どうすれば?」に応えてくれる内容となっている。 こちら2冊の中身を厳選してご紹介しよう! ■意外な落とし穴!? あなたのケータイリテラシーは大丈夫? 「ケータイ」のマナーは、案外「鬼門」の

ビジネスの現場では、「不徳の致すところです」など、学生時代には聞かなかった言葉は多く出会う。新社会人になり先輩や取引先の人から言葉を掛けられてもわからないということもあるかもしれない。そんな新社会人にオススメなのが『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』(櫻井弘:監修/永岡書店)。社会人なら覚えておきたい、人を嫌な気分にさせない丁寧な“モノの言い方”が載っている。これさえ覚えておけばビジネスシーンで良い印象を与えること間違いナシのフレーズを新社会人に向けていくつかピックアップしよう。 【お願いする時の“モノの言い方”】 新入社員は上司にモノをお願いすることが多い。そんな時に必要なお願いの“モノの言い方”をチェックしよう。 ●「読んでおいてください」→「ご一読いただけると幸いです」 企画書やプレゼンの資料を見せる時に「読んでおいてください」と言われると、あまり良い気分はしない。読

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