『米国人博士、大阪で主婦になる。』(トレイシー・スレイター:著、高月園子:訳/亜紀書房)人生の岐路に立った時、それが大きく分かれて進む道であればあるほど誰しも大きな迷いを持つことでしょう。 働く女性が増えているとされていながらもまだまだ女性の継続就業率が低い日本。そんな日本という国へMBA取得のための講師としてやってきて、教え子のひとりである日本人男性と恋に落ち、人生の計画外の結婚をしてしまったと語る女性がいます。アメリカの典型的なキャリアウーマンとして多くの活躍をしていながら大阪で主婦となったアメリカ人女性です。 日本で結婚するという選択をすること。それはボストンでの生活、アメリカでの高いキャリア、母国、アメリカに住む家族や友人といった、手にしている価値あるものを失うことになるかもしれない。そんな強い不安や葛藤、大きな未練を持ちながらも彼女は日本で主婦という新しい人生の道を歩む決断をし

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