2024年の自民党総裁選を巡り、決選投票で敗れた高市早苗首相の政治団体が、宣伝のために8000万円超を支出していたことが、政治資金収支報告書から判明した。3位だった小泉進次郎防衛相側も、PR会社に約2000万円を支出するなどしており、多額の費用を投じた宣伝合戦が水面下で繰り広げられていた実態が浮かび上がる。 24年総裁選は岸田文雄首相の辞任表明に伴い、9月12日告示、27日投開票の日程で行われた。1回目の投票で党員票が最多だった高市氏は、決選投票で石破茂前首相に敗れたものの、25年の総裁選を制する弾みになったとされる。 高市氏の資金管理団体「新時代政策研究会」の収支報告書によると、24年の収入総額は繰越金を含めて約2億円。このうち8384万円を、告示直前と選挙期間中に宣伝費とみられる支出に充てていた。 内訳をみると、ウェブ関連では▽動画制作や交流サイト(SNS)の活用などを手がける大阪市の

ニューヨークに新しい風が吹いた。ウガンダ生まれ、インド系移民の家庭で育ったムスリム、クイーンズを拠点に活動してきたゾーラン・マムダニが、ニューヨーク市長選で歴史的勝利を収めた。社会主義者として知られる彼は、家賃高騰や公共交通の崩壊といった「日常の痛み」を真正面から語り続けてきた。今回の選挙で、彼は保守的な治安論や排他的なレトリックではなく、パワフルな「新しい時代」を訴え、50%を超える票を集めて前知事アンドリュー・クオモを破った。

11月4日に投開票が行われる米ニューヨーク市長選の最有力候補とされる急進左派の民主党候補、ゾーラン・マムダニ(34)は、「ビリオネアは存在すべきでない」と主張している。その発言に反発した富豪が、彼の当選を防ごうと自らの財力を用いている。 NY市長選、マムダニがクオモを引き離しリード「民主社会主義者」のニューヨーク州議会議員マムダニは、勢いに乗っている。NY市長選に向けた世論調査で彼の支持率は、前州知事のアンドリュー・クオモやトーク番組司会者で共和党候補のカーティス・スリワを大きく引き離し、リードを保っている。だがその一方で彼は、政財界の大物を敵に回している。 「ビル・アックマンやロナルド・ローダーのようなビリオネアは、私たちが“脅威そのもの”だと言って、数百万ドル(数億円)をこの選挙に投じている。私は認めよう。彼らの言うとおりだ」とマムダニは13日の集会で語った。 ヘッジファンド運用者のア

■「憲法季評」安藤馨・一橋大学教授(法哲学) 参議院選挙が終わって数週間が経った。投票率が久々の高水準であったことは政治参加の点で評価に値しよう。衆参両院での自公少数与党化と強力な野党の不在という結果…

石破茂首相は5日の参院予算委員会で、先の参院選で指摘された外国勢力によるSNSを通じた世論工作の可能性について、「国内法令を適用し、いかに犯罪抑止機能を持つかも合わせて、選挙の公正が害されないよう、政府として努力したい」と語った。法改正の必要性には言及しなかった。参政党の神谷宗幣代表の質問に答えた。SDGs、DEI…トランプ氏は日本に見直し求めず神谷氏は「わが党は『後ろにロシアがいる』と選挙の終盤に言われ、大変大きな迷惑を被った。本当に選挙中にそんなことを言われたらとんでもない。しっかり議論してほしい」と訴えた一方、「政府によるSNSの大幅な規制は言論統制につながる。やり方を気を付けないと大変なことになる」と慎重な議論を求めた。参政党を巡っては、参院選中に候補者がロシア国営メディアに出演したため、SNSなどでロシアとの関わりを指摘する声が上がっていた。 また、神谷氏は、トランプ米大統領

公職に就く政治家から、しかも民主党員としてトランプに投票した人から話を聞ける貴重な機会だ。1時間ぐらい余裕をもってロマ市役所に到着し、周辺を歩いた。 スマホで撮った対岸のメキシコの風景 釣り人が見えたので、望遠レンズで撮影すると、網に魚が一匹もかかっていないことまで見えた 市役所の真横をリオグランデ川が流れていて、目の前にメキシコが見える。対岸の釣り人のスペイン語の会話も、鶏の鳴き声も聞こえた。メキシコは、この町からそれほど近い。 川を越えれば、あとは妨げるものはない。ここには、建設中の「国境の壁」が到達していない。アメリカ側では、国境警備隊員がピックアップトラックで巡回しているが、1時間ほどの川辺の滞在中に筆者が目撃したのは1台だけだった。

今回の参院選に関する動画や記事を見て、自分の思考整理のためにポイントだと思う点を列挙してみる。 世論のメイン層が団塊世代から団塊Jr世代へ移行これが一番大きいポイントだと思う。思い返してほしいが、これまで政権が大敗するときはテレビで連日連夜批判が繰り返されたときだった。例えば2007年の第一次安倍政権はその代表だ。 しかし、今回石破政権はテレビではそんなに批判されていなかった。むしろ、安倍政権支持層の40~50代の男性層がネット上で激烈に批判していた。そして今回の自民党の歴史的大敗(予定)である。 ここから見えるのは、情報収集先が主にテレビである団塊世代が寿命で縮小し、それに次ぐ人口のボリュームゾーンでありSNS等に生息する団塊Jr世代が急速にその影響力を増して世論の動向を左右しているということだ。 保守層の規模が初めて可視化されるもう一つ大きなポイントとして、戦後初めて「保守層」の規模が

参政党が参院で合計14議席を獲得したことで、国内外に衝撃が走っている。特に比例代表では約740万票を得た。前回2022年参院選比例で同党は約180万票を、24年衆院選では同約187万票を得た。この約200万を基礎票とすると、ごく短期間に約500万票近くがどこからか「やって来た」計算になる。参政党支持層の主要部は、政治的リテラシーが薄い、民主主義的自意識が低い30~50代くらいまでの無関心層である。その時々に風見鶏的に支持政党を変える無党派層ではなく、これまでの人生で一度も選挙に行かず、与野党の対立構造もあやふやな有権者は、この国に少なくない数いる。今回の参院選は、前回22年参院選と比べて投票率が約6.46ポイント上昇した。数にすれば約600万票が「新規」に増えた計算だ。参政党支持層のほとんどは動画を情報源としている。同党の主張には事実誤認や陰謀論的なものも多いが、それを精査できないほど

令和7年7月22日の定例記者会見で、神奈川新聞・石橋学記者の入場をお断りした件についてご説明します。 同記者は、7月20日に投開票された第27回参議院選挙の選挙期間中、「しばき隊」と呼ばれる団体と行動を共にし、本党の街頭演説で大声による誹謗中傷などの妨害行為に関与していたことが確認されています。本党としても、これまで報道倫理に違反する妨害行為への対応を行ってまいりました。 なお、報道機関の皆様におきましては、このような取材に名を借りた妨害行為に加担する報道倫理違反の行為を、報道業界として是正して下さるよう強くお願い申し上げます。 こうした経緯から、今回の会見でも混乱が生じるおそれがあると判断し、主催者として入場をお断りしました。記者会見は、本党の考えや立場を広く伝えるための大切な場であり、妨害や混乱があっては本来の目的を果たせません。 なお、会見の内容はすべて公式YouTubeチャンネルで
https://tansajp.org/investigativejournal_category/soredemo/ あのさぁ 「参政党は国を壊す」とかじゃねえんだよ 「参政党は将来のお前を傷付ける」とかでもねえの このクソきもい記事の羅列が、今、生きている俺を、傷つけているし、この国はお前らのせいで十分壊れてるし、これ以上悪くはなり様がないんだよ でそういう人がいたところで「参政党支持者の戯言」みたいに一気に認知のシャッターをガラガラ降ろして完全防御態勢になって絶対とり合わないだろ? んで人権派弁護士とかポリコレ社会学学者とかをゾロゾロ揃えてポリコレまみれの裁判官にポリコレ主張して刑務所に送ろうとしてくるわけ そういう風にさ~相手を差別主義者って罵って倫理的強者のポジションからマウント取って殴りまくって 「差別主義者」って認定したお前らの敵に、そいつが顔晴らして失禁しながら「ごべんなざ

参院選(20日投開票)比例代表を巡っては、「日本人ファースト」を掲げた参政党の得票数が立憲民主党をわずかながら上回り、自民、国民民主両党に次ぐ3位に躍進した。政治思想史家の河野有理(ゆうり)法政大教授は21日、X(旧ツイッター)で、「『自民党より左』の大結集で政治を変えるという戦後政治の<夢>がついに最終的についえた」との見方を示し、「極めて大きな地殻変動の現れ」を指摘した。 参政支持のうねりの過小評価指摘参政は、比例代表で742万5053票(得票率12・6%)を得て、立民の739万7456票(同12・5%)を、2万7597票差で上回った。国民民主は762万492票(12・9%)。野党3党が得票率13%弱でほぼ並ぶ結果となった。 河野氏はXで、参政党に対する評価を巡って、「『参政党支持している人は周りにはいない、いたら縁を切る』みたいな選挙前によくいた人たち、よほど世界が狭いか、相手が大人

7月20日に投開票が行われた参議院選挙。自民・公明両党が過半数を割る大敗を喫し、新興政党である国民民主党や参政党の躍進が目立った。 【写真あり】「怒ってる?」視聴者がザワついた大越キャスター 当日はテレビ各局で選挙特番が組まれ、テレビ朝日では午後7時54分から深夜0時の約4時間にわたって『選挙ステーション2025 & 有働Times』を放送。番組中盤で参政党・神谷宗幣代表(47)と中継をつないだインタビューが実施され、大越健介キャスター(63)と激論を交わす一幕があった。 今回の参院選で「日本人ファースト」をキャッチコピーに掲げた参政党をめぐっては、神谷氏が選挙期間中に街頭演説で発した言葉がたびたび物議を醸していた。投開票直前の18日にも朝鮮人を差別する言葉を使用し、その場で訂正したものの批判の声が集まっていた。 大越キャスターは「これまでの選挙戦で非常に多くの方を引き寄せたいっぽうで、反

https://anond.hatelabo.jp/20250720200006 同じ選挙区じゃん!きぐー! でもこいつ神奈川に住んでない(騙り)か、 住んでても今までまともに選挙見てなかった奴だと思うよ。 (でないなら今まで誰に入れてたのか言ってみな、って思う。 てかそこは言われなくても書くと思うけど書いてないだろ。) だってさあ、もう佐々木さやかと牧山ひろえ見飽きてるのよ。 あとは松沢成文と自民党候補だから。 動かせる部分がどこにもねえ!って感じだったの。神奈川選挙区。 俺この不動のメンツの誰一人共感持ってないし支持してない。 ついでに最寄り駅に現れてるのを見かけたことも一度もない。(衆議院候補は結構来る) こいつらどかせるならそれでよかった。 で、俺はそんなサイトチェックしてなかったから国民民主の候補があんな強い(トップ当選)と思ってなくて この不動の選挙区にいきなり飛び込んできた国


20日に投開票された参院選について、英国のメディアではBBC放送とフィナンシャル・タイムズ紙(FT)がニュースサイトのトップページで報じた。いずれも、与党敗北にもかかわらず石破茂首相が続投を表明したことを見出しに取り、参政党の躍進に言及。FTは同党を「極右」と表現し、「以前は泡沫(ほうまつ)勢力と見られていたが、潜在的に大きな影響力を得た」と伝えた。 BBCは自民、公明両党の大敗を巡り、米価の高騰などを例示し、「日本が経済的逆風や生活費の危機、米国との貿易交渉に苦しむ中で、石破首相に対する有権者の不満が浮き彫りになった」と分析した。参政党については「小規模で右派的」と表現し、「排外主義的な言説が支持を広げた」と伝えた。その背景について、「孤立主義的な文化と厳しい移民政策で知られる島国は近年、観光客と外国人住民が急増している」とした上で、「そのことが物価をさらに上昇させ、一部の人々の間で『

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