この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【11月14日 AFP】ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの血液を使って遺伝子検査を実施した結果、停留精巣や小陰茎症などの症状が現れる遺伝性疾患、カルマン症候群だった可能性が極めて高いことが分かった。研究者とドキュメンタリー番組の制作者たちが13日、明らかにした。 この新研究は、ヒトラーがユダヤ人の血が流れているという説を否定するものでもある。 第2次世界大戦中の流行歌には、ヒトラーの体の構造をやゆするものが多くあったが、科学的根拠はなかった。 科学者と歴史家から成る国際チームによる今回の研究結果は、ヒトラーの性的発達に関する長年の疑惑を裏付けるものとなった。ドイツ・ポツダム大学のアレックス・ケイ氏は、「ヒトラーが生涯を通じて女性と一緒にいると

女性は男性より長生きする傾向にある。それは男性のほうが多く喫煙し、飲酒し、より危険な行動に走りがちだから、というのが昔ながらの説明の仕方だ。 だが、事実としてこの寿命格差は国や時代を問わず存在するため、より根深い何かも作用していることが示されてきた。 女性が相対的に長寿なのは、X染色体が2つあるという余剰性のおかげで、有害な変異から守られているからかもしれないことがますます立証されてきている。 この仮説をさらに裏づける研究論文が10月1日に発表された。哺乳類と鳥類1000種以上の雌雄間で寿命にどれくらい差があるかを分析した、これまでで最も包括的な研究だ。ドイツにあるマックス・プランク進化人類学研究所の進化人口統計学者で、研究論文の執筆者のひとりであるヨハンナ・スタークは言う。 「人間をめぐる観点で特筆に値するのは、世界のほぼどの国でも女性のほうが長生きするということです。それで、われわれ

世界的に高齢化が進む中、認知症は大きな課題となっており、2021年時点で世界には5700万人の認知症患者がいることが報告されています。しかし、近年に生まれた世代は、親や祖父母の世代より認知症を発症する可能性が低いことが、新しい研究でわかりました。 Generational Differences in Age-Specific Dementia Prevalence Rates | Health Policy | JAMANetwork Open | JAMANetwork https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2834750 Younger generations less likely to have dementia, study suggests | Dementia | The Guardia

時間の罠?子育てと長時間労働の不都合な真実週40時間以上働くと「子どもを持ちたい」という欲求が大幅に減る /Credit:Canva中国ではかつて“一人っ子政策”を長年にわたって維持していましたが、近年は二人、さらに三人の子どもまで認める施策へと大きく舵を切りました。 しかし、それでも出生率の下落は止まらず、人口構造の歪みや高齢化という問題が深刻化しています。多くの人は「住宅費や教育費が高すぎる」「子育て支援が不足している」といった経済的・制度的な要因をまず思い浮かべるかもしれませんが、最近とくに注目され始めているのが「時間的余裕の欠如」です。 長時間労働が家族形成の意欲を損ねているという指摘が、社会のさまざまな場所で聞かれるようになってきました。 たとえば中国都市部でしばしば耳にする「996」という働き方は、朝9時から夜9時まで働き、それを週6日続けるというもので、まるで終わりの見えな

最近、研究でつわりの原因が特定されたらしい。つい数年前のことだ。ただつわりを軽減する方法についてはいまだ研究中とのことだ。 つわりの研究はなぜ進んでいなかったのか。まさか放っておいても死にはしまいと後回しにされてきたわけじゃないだろうな。 確かに死にはしないが仕事や家事に大きな影響が出てしまう。つわりは妊婦の8割に見られる一般的な症状だ。一体これまでにどれだけの女性が職場や家族に迷惑をかけるはめになったか。つわりがなければどれだけの経済的損失を防ぐことができたか。 上の年代の人は言うよな。体の自然な反応だ、必要な反応だから我慢しろと。バカ言え。体質的につわりのない人がいるのに必要な反応なわけあるか。なぜ毎日意識を失いたい、死にたいと思いながら過ごすことを当たり前だと思われなければならないのか。 妊産婦側も、産んだ後は辛さを忘れてしまって次を妊娠したとか学習能力のないことを言ってないで、つわ


研究によると、女性の方が男性よりも強い痛みや慢性的な症状を抱える傾向が強いものの、鎮痛薬は男性ほど効かないという。(Photograph by Digicomphoto/Science Photo Library) 人類ははるか昔から痛みと闘ってきた。しかし、痛みを和らげる方法は誰に対しても同じだった。ところが専門家は最近になって、ある重大な真実を認めるようになった。それは、痛みの感じ方は男性と女性で異なるうえ、同じ薬でも女性は男性ほど効きにくい場合があるということだ。 女性や少女、そして出生時に女性と判定された人は、男性よりも痛みを感じやすく、片頭痛や過敏性腸症候群、線維筋痛症、変形性関節症などの慢性的な病気が多いことが、研究で示されている。(参考記事:「なぜ女性の方が過敏性腸症候群になりやすいのか、男性の約2倍」) ところが、医師に相談しても軽くあしらわれたり、無視されたりすることも男
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:札幌で美味しいチャーハンが食べたい~牛タン炒飯~ > 個人サイト むかない安藤Twitter >ライターwiki その名も「Y」の悲劇 この本を手に取ったきっかけは知り合いに勧められてなのだけれど、読んでみようと思ったのはそのタイトルが僕の好きな小説と同じだったからということもある。 「Y」の悲劇小説「Yの悲劇」はエラリークイーンが1930年代に発表したミステリーである。 Xの悲劇、Zの悲劇とともに最高に面白いのだけれど、エラリークイーンは個人的に「エジプト十字架の謎」という国名シリーズが最高におすすめです。 この本、エラリークイーンの小説と同じタイトルなのである。ただし区別するため「Y」にカッコがついている。 今回はこの本を書いた北

女性のオルガズムについて知っていることの多くは、科学者ではなく女性誌で得た知識かもしれない。けれども科学研究は少しずつ始まっていて、その研究成果は、女性誌のアドバイス・コラムの内容と真逆なことが多い。男性の体の研究に比べると女性の体に関する研究は遅れていて、分かっていないことも多いというのが、問題の一部なのだという。 「私は、炎の輪っかと呼んでます。両脚の間に火の輪があるみたいで、しかもいつもそういう感覚なんです。痛いような、かゆいような。セックスをすると、タンポンを入れるだけでも、ギザギザのナイフを入れられるみたいで、本当に苦痛でした」 こう話すのは、サンフランシスコ在住のスタイリスト、カリスタ・ウィルソンさんだ。12歳で初めてタンポンを使おうとしたときに、初めてこの苦痛を経験した。ようやく医師の診断を受けたのは、20代になってからだった。

現代社会では男女平等という考え方が合言葉のように訴えられています。 また性の多様性などに関する考え方から、男女を分けるような表示や表現も避けられるようになってきました。 では身体的な性差はもはや生物として仕方ないこととは言え、心理面では男女の性差は減少しているのでしょうか? 当然社会の男女平等化が進むほど、人々の意識からは衣服や性格を含め「男らしさ」「女らしさ」という考え方は薄れていくだろうと予想されます。 ところが実際の社会では、真逆の現象が起きているようです。 スウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institutet)は、国民の生活水準が高く、男女平等が進んでいる社会ほど、男女の性格特性や認知パターンの性差は強化されて見えるという調査結果を報告しています。 研究の詳細は2024年1月3日付で心理学雑誌『Perspectives on Psychological Sc

「女性の腹囲は90センチ→77センチ」 メタボ基準を新たに提案 - ライブドアニュース https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.livedoor.com/lite/article_detail/26014572/ 現行の腹囲の基準だと、心血管疾患の高リスク集団が見落とされてるよ。77cmのほうが適切だよ、という研究結果が出たというニュース。 論文はおそらくこれ https://diabetesjournals.org/diabetes/article/72/Supplement_1/1243-P/149347/1243-P-Usefulness-of-New-Criteria-for-Metabolic 以下ブコメ リアルな話77センチだとかなりの30代以降の女性が引っ掛かりそう。75〜80くらいがボリュームゾーンだと思うよ なん…だと…。世の中に溢れてる洋

2頭のオスが交尾した理由は不明だが、「ザトウクジラの交尾については、世界中どこを探しても目撃例も記録もありませんでした。ですからこれは、非常に特別で驚くべき遭遇だったのです」と専門家は言う。(PHOTOGRAPH BY LYLE KRANNICHFELD AND BRANDI ROMANO) ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)のように巨大でカリスマ性のある生物のことなど、とっくに調べ尽くされていると思われるかもしれない。しかし今回、驚くべき新たな発見がもたらされた。ザトウクジラの交尾が初めて観察されたのだ。それだけではない。海洋哺乳類科学の専門誌「Marine Mammal Science」に2月27日付けで発表された研究によると、交尾をしていた2頭はどちらもオスだったという。(参考記事:「【動画】ザトウクジラの出産の一部始終、科学者が初の観察に成功」) この発見
妊娠中、多くの女性が吐き気などを経験する「つわり」に、特定のホルモンの増加が関係することを、米国や英国などの国際研究チームが明らかにした。論文が英科学誌ネイチャーに掲載された。 研究者に女性が少ない…

日本の都市部や西洋の多くの社会では、夫婦のみや親子のみで構成される核家族が多くなっています。しかし、ケンブリッジ大学の進化人類学者らは、現代でも狩猟採集社会の乳児は親だけでなく10人以上の養育者が関わって育児されていることを研究で明らかにし、「私たちも歴史のほとんどを狩猟採集民として生きていたため、多くの人に見守られて成長するよう、心理的に組み込まれている可能性がある」と主張しています。 Sensitive Responsiveness and Multiple CaregivingNetworks Among Mbendjele BaYaka Hunter-Gatherers: Potential Implications for Psychological Development and Well-Being https://psycnet.apa.org/fulltext/2024

「レイプの動機は性欲ではなく支配欲」っていうのはちょっとやばくて、これ自体は新しい神話とでも呼んだ方がいいかもしれない。いろいろ悪影響があるので注意してください。 でもそこらへん以外の点では、マッケラー先生以来フェミニストの皆さんが指摘している「レイプ神話」の多くが実際に神話であるってのはいまだに大事なことで、神話は撲滅したいものです。ここらへん、フェミニストの支配理論以降、進化心理学なんかの影響も受けつつ、行動科学として発展しつづけている犯罪学とかの知見をちゃんと勉強しておきたいですね。 わたしのおすすめはこれです。 これはものすごく立派な本だと思いますね。 この本では「レイプは支配欲が原因」みたいなあきらかにだめそうな理論は注意深くしりぞけられてますが、やっぱり「レイプ神話はなくそう」みたいなことが提唱されてます(前書き、pp.44-46)。 「男性は女性に比べてはるかに強くまた抑えが

ロシアの文豪であるレフ・トルストイは、著書「アンナ・カレーニナ」の冒頭で、「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」と記しました。「孤独」を感じている人の脳活動を測定した新たな研究では、トルストイが記したように、孤独な人の脳活動は孤独を感じていない人だけでなく、孤独を感じている他の人とも異なっていることが判明しました。 Lonely Individuals Process the World in Idiosyncratic Ways - Elisa C. Baek, Ryan Hyon, Karina López, Meng Du, Mason A. Porter, Carolyn Parkinson,2023 https://doi.org/10.1177/09567976221145316 Brain scans reveal that l

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