働き盛りの中年男性の間で深まる「孤立」が問題となっている。内閣府が今年4月に初めて公表した「孤立死」の推計をもとに専門家が分析したところ、50代後半男性の孤立死の割合が女性や他年代の男性よりも高いことが明らかになった。19日は男性や男児の幸福と健康に目を向け、ジェンダー平等を促す国際男性デー。専門家は、男性が悩みを打ち明けられる相談体制の充実を呼び掛けている。 頼れる人がいない内閣府が初めて推計した令和6年の孤立死者数(自殺を含む)は、2万1856人。取りまとめを担当した有識者のワーキンググループは死後8日以上経過して発見されたケースを孤立死と位置付けた。男性が1万7364人に対し女性は4466人で、男性が約8割を占めた。 日本福祉大の斉藤雅茂教授(社会福祉学)がこの推計と5年度人口動態統計における死亡者数に基づいて、性別、年代別に死亡者数に占める「孤立死」の割合を算出したところ、55~5

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