超低金利で国内事業の収益が悪化しているメガバンクが、預金口座の維持コストの軽減策を検討し始めた。三菱東京UFJ銀行では、負担が重い紙の通帳を有料化し、低コストのネット利用を促す案が浮上。他の銀行も様々な方策を検討している。ただ超低金利でほとんど利息がない中、単に預金者に負担を求める方法では反発が予想され、各行は慎重に検討を進める。 最大手の三菱東京UFJ銀行では、「通帳発行手数料」の導入が議論され始めた。紙の通帳を使う場合は、預金者から毎年手数料を取る案が出ている。紙の通帳を発行せずネット通帳で確認する場合は無料のままにする。 背景にあるのが銀行側の税負担だ。国税庁によると、通帳が発行される口座について、銀行は毎年200円の印紙税を払う。通帳を発行しない口座はかからない。 三菱UFJは約4千万口座あ…
ファミリーマートは12月25日、店舗に設置している約1万3000台のATMで、ゆうちょ銀行のキャッシュカード利用手数料を一部時間帯で無料にすると発表した。2018年1月15日から。ゆうちょ銀行が自行以外のATMで手数料を無料にするのは初めて。 イーネットATMを設置している約1万2000店舗で、キャッシュカードによる預け入れ、払い戻し、残高照会の手数料を無料にする。これまでもゆうちょATMを設置している約1200店舗では、手数料が無料だった。 無料の時間帯は平日午前8時45分~午後6時まで、土曜日午前9時~午後2時まで。それ以外の時間帯、日曜日や休日は、216円の手数料がかかる。 関連記事LINE Pay、セブン銀行ATMと連携 スマホ操作でも入金可能に セブン銀行がLINE Payと連携。セブン銀行ATMからLINE Payへの入金・出金が可能になった。 biflyerとCoinche
5期連続の最高益更新を見込み、銀行界で数少ない「勝ち組」と目される。ATMに特化したビジネスモデルは、マイナス金利にも揺るがない。「キャッシュレス化」に備え、新たな収益モデル作りにも取り組む。 1.新宿・歌舞伎町にあるセブン銀のATMコーナー 2.5月の伊勢志摩サミット会場では、移動車両を使ったATMを展開 3.セブン銀ATMは海外カードに幅広く対応しており、訪日外国人の利用が増加している 銀行の常識では、本店の敷地内に他行のATMを置くことは考えられない。それでも設置に踏み切った理由について、新生銀の小楠鉄哉・個人業務部長は「お客様が求めているのは『便利なATM』であって、『どの銀行のATMか』は気にもしていないからだ」と話す。 セブン銀のATMでは大手銀行から地方銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、農漁協まで、国内約600の金融機関のキャッシュカードが使える。VISAや銀聯のマークがついた海
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