20年で農家の数は半分に去る11月28日、農水省が「農林業センサス」と呼ばれる調査結果の概数値を公表した。この調査は5年に一度実施される、いわば「農業版国勢調査」というべきもので、農業者数の現状などを把握するための重要な調査だ。 今回公表された速報値にも、大きな関心が集まっている。特に注目されているポイントは、職業を「農家」とする「基幹的農業従事者」の数が、前回5年前の調査と比べて25%も減少した点だ。 Photo by Gettyimages 今回の調査によると、基幹的農業従事者は全国で102万1000人となり、20年前と比べると1/2以下の水準にまで減少した。また、法人なども含む「農業経営体」の数はついに100万戸を割り、同じく20年前の1/2以下となった。 なかでも減少が目立つのが、本州の酪農家だ。東京をはじめ、大消費地に近い地域で乳用牛を育てる本州の酪農家は、新鮮な牛乳(飲用乳)を
飯田一史 @cattower 出版ジャーナリスト、ライター。出版産業、マンガ、子どもの本など。単著『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか 知られざる戦後書店抗争史』『「若者の読書離れ」というウソ』『ウェブ小説30年史』『マンガ雑誌は死んだ』等。エゴサしません&DM以外の通知は切ってます ichiiida@gmail.com.グロービスMBA ichiiida.theletter.jp 飯田一史 @cattower 書籍とは異なり、雑誌は読書冊数と販売金額がパラレルに減少。書籍は「読む」と「買う」が不一致、雑誌は一致。「書籍」と「雑誌」は傾向が違う 『この時代に本を売るにはどうすればいいのか』12.17 hanmoto.com/bd/isbn/978406… pic.x.com/SY85q2JLfA 2025-12-04 20:01:42

研究チームは中国の大学院生が書いた50万件以上の修士・博士論文を、盗作検出ソフトにかけて分析した。中国では学位取得に論文提出が必須であり、その論文は公開データベースに収録される。このデータを使えば、卒業前の不正行為とその後のキャリアを結び付けて追跡できる。 まず、どれくらい論文の盗作があったのか。結果、平均盗作率は7.68%であった。次に公務員になる人と論文盗作の関係も調べた。結果、公務員の19%が学位論文で深刻な盗用をしていた。これは民間企業に就職した人より高い割合になる。さらに、盗用をした公務員は、していない公務員より10~15%速く昇進していた。 では、こうした人々が権力を持つとどうなるのか。研究チームは裁判官に注目した。中国では訴訟がどの裁判官に割り当てられるかはほぼランダムに決まる。この仕組みを利用して、盗作歴のある裁判官とない裁判官で判決に違いが出るかを1億4千万件以上の裁判記


麻布大学、群馬大学、東京都医学総合研究所・社会健康医学研究センター、理化学研究所の研究グループは、イヌの飼育が児童の細菌叢を変化させ、その変化した細菌叢が、問題行動や非行行動の低下など児童の社会性を高める可能性があることを明らかにした。 麻布大学 獣医学部・介在動物学研究室の菊水健史教授らはこれまで、イヌとの生活によりヒトの腸内細菌叢に変化が生じること、また腸内細菌叢は宿主の脳の働きにも影響し、不安や気分を左右することを明らかにしてきた。 研究グループは今回、アジア最大規模の東京ティーンコホート(TTC)に参加する思春期児童を対象に、イヌの飼育がもたらす心理的効果とその背景となる身体変化を調べた。その結果、イヌの飼育児童は問題行動や非行行動、思考の問題などの心理スコアが非飼育児童より低かった。 次に、これらの児童から採取した口腔内細菌叢を無菌マウスに投与した。イヌを飼育する児童の細菌叢が定

日本の慶応大学、早稲田大学、京都大学などで行われた世界19か国・7,432名を対象にした最新の研究により、仕事を引退した高齢者のほうが働き続けている同年代より記憶テスト(合計20語)の成績が平均で約1.3語ぶん高いことが示されました。 この差は「少し気の利いた教育プログラム」を受けたくらいの効果に相当します。 これまで仕事を引退した人々は、現役時代のように脳を使わなくなるため認知機能や記憶力が衰えると考えられがちでした。 しかし新たな研究では引退により少なくとも単語の記憶力が改善する可能性があることを示唆しています。 いったいなぜ「引退」は記憶力を高めたのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年11月24日に『International Journal of Epidemiology』にて発表されました。

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 大学生の多くがノートPCやタブレットで講義ノートを取るようになった現在、手書きとタイピングのどちらが学習効果に優れているのかという議論が続いてきた。24年に発表されたメタ分析研究は、この問いに対して一つの答えを示している。 この研究では21本の論文に含まれる24の実験研究を分析し、合計3005人の大学生のデータを検討した。結果、手書きでノートを取り復習した学生は、タイピングでノートを取った学生よりも高い学業成績を収めることが明らかになった。統計的に有意であり、一貫した効果が認められた。 注

令和6年に外国法人等により取得された森林面積は382ha(全国の私有林面積(1,431万ha)の0.003%)で、平成18年からの累計は10,396ha(同0.07%)です。取得面積に大きな増加傾向は見られません。 なお、外国法人等が取得した森林において、取水や地下水の採取を目的とした開発等の事例はこれまで報告されておりませんが、森林法の適切な運用により森林の保全・管理を推進してまいります。また、安全保障上重要な施設の周辺等で外国法人等が取得した森林については、重要土地等調査法に基づく調査等とも連携し、適切に対処してまいります。 1.調査方法 令和6年1月から12月までの期間における外国法人等による森林取得について、森林法に基づく届出情報などの行政が保有する情報(注)を参考に、都道府県を通じて調査を行いました。 (注)行政が保有する情報 ・森林法に基づく届出情報:面積にかかわらず、森林の土
Nobuhiro Ariyoshi MD @AriyoshiMd 長生きするスポーツ、寿命を縮めるスポーツ? 9万人のアスリートを分析した結果: 寿命が延びる 1位:棒高跳び (+8.4年) 2位:体操 (+8.2年) 3位:フェンシング (+6.6年) 寿命が縮む ワースト1位:相撲 (-9.8年) ワースト2位:バレーボール (-5.4年) ワースト3位:登山 (-3.8年) pic.x.com/tCVPxsMYxk 2025-12-09 06:47:21 リンクPubMed Sport and longevity: anobservational study of international athletes -PubMed The human lifespan is influenced by various factors, with physical activity b

Haruhiko Okumura @h_okumura 「外れ値は捨てる」と教えておられる高校の先生がけっこうおられて、「安易に捨ててはいけません」と言っても響かないらしく、最近は「研究倫理上「データ改ざん」になります」とちょっと強めに言ったりしている 2025-12-08 13:47:08 野嵜健秀/NOZAKI Takehide @nozakitakehide 小学生でも理科の実験のレポートでデータを改竄するのは常識だつたりする へんなデータが出た時、どうするか、を教へない教師側にも問題がある。小学生は「自分で考えなさい」なんて言はれても困惑するだけだよ。 x.com/h_okumura/stat… 2025-12-08 16:38:46 江藤光 |CEO@Kaibutsu Co., Ltd. @hikaru_eto 理科の最初の方でやる、プロットを一直線を使って抽象化するアレが良く

■堂島コメ平均®(米穀指数) (Dojima Rice Average®)
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 今回は、「新しい相関係数」と銘打ったインパクトのある論文を紹介します。 この論文で定義を見ただけだとイマイチぴんと来ないかもしれないので、図を使ってわかりやすく説明します。 紹介する論文はこちら: Chatterjee, Sourav. "A new coefficient of correlation." Journal of the American Statistical Association 116.536 (2021): 2009-2022. Stanford大の重鎮による単著で、統計学4大誌のJASAに掲載。この

生産コストを踏まえた農畜産物の適正な価格形成に向けて策定される「コスト指標」について、米、野菜、飲用牛乳、豆腐、納豆の5品目が対象になることが3日、分かった。農水省が今後、省令で正式に定める。指標は... 記事の続きを読むには、こちらから会員登録(有料)が必要です>> 会員登録(有料) はこちら ログイン 日本農業新聞公式ウェブサイトの全ての機能をご利用になるには、会員登録が必要です。 メールアドレス、パスワードを入力後、「ログイン」ボタンを押してください。

初めに忠告するが、私は国語が苦手だ。なのでもし読むときはchatgpt使って、要約をかけさせることをお勧めする。 ーこの記事の要約ー ・テクニカル分析が嘘であることを検証した話 ・一番結果を出した戦略について ー次回書くことー ・AIによる取り組み①~強化学習編~ ・AIによる取り組み②~教師あり学習編~ まず、テクニカル分析は嘘であるこれは、ウォール街のランダムウォーカーという本を読んでいればある程度知っている話であろう。それにこの話は何十年も前から言われていることである。しかし、SNSではチャートを見ては”俺はこの形しか信じない”、だの、”結局これ(ぎざぎざと直線ががいっぱい書いてある画像)”みたいな投稿がバズっている。それを見るたびに、嘘つけよ、とか思っていたが、自分で検証してみないと信じれない性格なので検証してみた。 テクニカル分析を駆使して売買した時の勝率(60個の指標の内、上位

文部科学省の学校基本調査で、大学進学率などに使用される18歳人口の集計から、障害のある児童・生徒が通う特別支援学校(特支)の卒業者が除外されていることが、毎日新聞の調査で判明した。18歳人口は中央教育審議会(文科相の諮問機関)でも参照される教育政策の重要指標で、大学進学率も不正確になる。有識者は「正確さを欠いた統計である上、文科省側に差別意識があると感じられる」と指摘する。 【関連記事】 「意味不明」「統計をインクルーシブに」文科省に戸惑う特別支援教員 「私たち抜きの数字で…」 18歳人口から除外された当事者の違和感 統計から障害者を除外した文科省 見え隠れする「自覚なき差別意識」 学校基本調査は国が重要と認める「基幹統計」の一つで、学校数や児童・生徒数、入学者・卒業者数などを幼稚園や小中学校、高校、大学、特別支援学校などから毎年聞き取って集計している。 毎日新聞が学校基本調査報告書をさか

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 日本の高齢化が急速に進む中、高齢者の機能障害予防は差し迫った課題となっている。65歳以上の人口が全体の29.1%を占め、そのうち約680万人が何らかの機能障害を抱える現状において、地域社会における予防策の重要性が増している。このような背景の下、公共図書館が高齢者の健康維持に果たす役割について、日本老年学的評価研究(JAGES)による大規模な追跡調査が実施された。 この研究は2013~21年にかけて、日本の19自治体に居住する7万3138人の高齢者を対象に行われた。参加者は調査開始時点で身体

農水省は28日、2025年産米(水稲うるち玄米)の10月末時点の1等比率が76・8%になったと発表した。前年同期を0・3ポイント下回ったが、おおむね平年並み。高温の影響で、北陸や東海、近畿などで前年... 記事の続きを読むには、こちらから会員登録(有料)が必要です>> 会員登録(有料) はこちら ログイン 日本農業新聞公式ウェブサイトの全ての機能をご利用になるには、会員登録が必要です。 メールアドレス、パスワードを入力後、「ログイン」ボタンを押してください。
![[ニッポンの米]1等米76%平年並み 10月末時点 水管理対策が奏功 / 日本農業新聞公式ウェブサイト](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f1340dd4828e9918be3d44afa39c6733d35fee0f3%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.agrinews.co.jp%252Fmedia%252F2025%252F11%252F28%252F20251128_njeyuecglvajni2bhlyx.jpg&f=jpg&w=240)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く