前回、前々回と、「NotebookLMを使ってスライドを生成しYAMLでデザインをコントロールする」という方法について書きましたが、今日はその番外編としてデザインがいい感じになった生成スライドにアニメーションを加える方法について書いてみようと思います。 前々回できたものがいい感じだったのでこれを動かしてみたくなったというのがそもそもの発端です。 これが、こんな感じで動くようになりました。この記事ではこの製作プロセスをご紹介していきます。NotebookLMで生成できるのは画像状態のPDF目下、ユーザ目線で一番ネックになっているのがここですね。Google SlideやPowerPointで編集できればいいのに。。と。自分のようにアニメーション設定をしたい人にとっても、まずは画像状態のスライドをpptx化するところから始めなくてはです。 やりたいことをまとめるとNotebookLMでYA

皆さまこんにちは。ぐるなびで主に会員系サービスのフロントエンド開発を担当している小松です。主務はフロントエンドですが、開発部内で組織間連携分科会という活動も行っており会長も務めています。他にも肩書が増えてしまいましたが…今回はその組織間連携分科会での取り組みについてご紹介したいと思います。 この分科会は、長年、開発部の中でエンジニアとディレクター・デザイナー間などで課題となっていたコミュニケーションの認識齟齬や組織をまたいだ連携に関する課題に取り組むため発足しました。実は現存する分科会の中でも長く活動している分科会の1つです。 以下の内容は分科会メンバーの多大なる協力で執筆することができました。ありがとうございます。 コミュニケーションの課題 開発する中でそれぞれの役割ごとに異なる視点や専門知識を持つメンバーが協力し合うことは、プロダクトの成功に不可欠です。しかし、現実には以下のような課題

【大バズリ】NotebookLMスライドをパワポやGIF画像に即変換するCanvas。ん…Canvas!?【コード無料配布】 いや……投稿から1日経ってないのに まじん式v4 のいいね/インプの半数超えてるんだが…。 しかもこれ、 Geminiと30分くらいお喋りしてたら完成しました。 今回は、このアプリのソースコードを無料公開したいと思います! また、どのようにGeminiと対話したのか? そのバイブコーディングのテクニックについては、 メンバーシップ限定エリアに記載しますね、さすがに。 【無料公開】自分のGeminiで再現しよう!Gemini(思考モード)でCanvasをオンにして、 以下のプロンプトを送信してみてください。無料GeminiでもOK。 以下のコードをCanvasにそのままプレビューしてください。 --- [ソースコード] ソースコード(Xで公開したこちら)import

パスキーとマジックリンクにおける認証情報侵害時の回復可能性は次のようにモデル化され回復可能か不可能かの絶対的格差がある。左はパスキー公式文書で図示されパスキー公式推奨のパスキーとリカバリーコードの認証構成、右はパスキーとマジックリンクの認証構成である。このモデルはパスキーとパスワードを入れ替えても同じであるため右はパスワードとマジックリンクの旧来の認証構成としても読める。またこの図は破棄を喪失に置き換えれば認証情報の紛失等に対するユーザーの認証情報喪失対応比較図として機能する。パスキーが導入され始めてからユーザーが異様にアカウントを喪失しやすくなったのもこの違いと変化が原因である。 1. 正常状態 すべてが正常に機能している。 2. 認証状態破棄後 認証情報が流出等により不正取得されたまたはその可能性がある場合認証情報を不正使用される前に破棄および再設定すなわち強制リセットしなければならな

前回の記事でNotebookLMで生成するスライドデザインをYAMLでコントロールする方法を書きましたが、YAMLさえ変えれば同じソースでも全然違うスライドを生成することが可能になります。おもしろいので、この記事では10のデザイン例とそれぞれのYAML全文を紹介しています。作例は全てNotebookLMで一発出ししたもので、すべてのYAMLはカスタマイズ・再利用可能です。ご自由にお使いください。 ①デジタル / ネオ / ポップ前回記事のものと内容が同じとは思えない全然違うデザインです。手書き文字にしてくれるのもいい感じ。 # presentation_design_spec_pop_jp.yaml # スタイル: ビタミン・ポップ / デジタル・ネオ # 特徴: 有機的なシェイプ、明るい配色、SNS風の親しみやすさ 全体デザイン設定: デザインテーマ: "Digital Pop & A

NotebookLMに追加された「スライド資料」作成機能が話題です。NotebookLMはとにかく一発で非常にクオリティの高いプレゼンテーションスライドを出してくるので、いろんな人が「もうこのままでプレゼンできる」と言ってしまうレベルです。ボタン一発でこんなふうに。 これだけ見るとぜんぜん悪くないですよね。プレゼン屋の目線で見ても悪くない。 ただ、次にこちらも見てみてください。 こちらもまったく同じソースを使ってNotebookLMで一発で出したスライドなのですが、後者の方は意図してこのスライドデザインになるよう指定したものです。 この記事ではこのようにNotebookLMでスライド生成するときのデザインの指定方法をご紹介していこうと思います。NotebookLMの使い方NotebookLMを使ったことがある方はご存じだと思いますが、他の生成AIとの大きな違いがユーザが最初に文書データ

この記事はJapanAWSTop Engineers Advent Calendar 2025のDay9 の記事です。 対象読者Amazon Web Services(AWS)でバックアップ戦略を検討している方 ランサムウェア対策としてのバックアップ設計を検討している方AWS Backupの論理的エアギャップボールト(LogicallyAir-Gapped Vault)に興味がある方 マルチアカウント構成でのバックアップ管理を検討している方 はじめに本記事ではランサムウェア対策としてのバックアップ戦略をご紹介します。 「バックアップを取っていれば安心」という時代は終わりました。現代のランサムウェア攻撃は、バックアップデータそのものを標的にします。本記事では、Veeamが提唱する「3-2-1-1-0ルール」をベースに、AWSでどのようにバックアップを保護するかを、2025年にリリ

総務省の情報通信審議会(総務相の諮問機関)の分科会は8日、高度約600キロメートルの軌道での17.7〜30.0ギガヘルツ(GHz)の周波数帯を利用した衛星通信を認める答申をした。米アマゾン・ドット・コムの参入が可能になる。総務省は2025年度内に関連省令などを整備し、早ければ26年夏にも申請を受け付ける。アマゾンの希望する高度・周波数帯で衛星通信をするための制度が日本になかった。答申は、同じ周

グーグルは、パスワードや多要素認証トークン、Cookie(クッキー)を盗み出そうとするハッカーの動きが激しくなる中、「アカウント乗っ取りへの防御」がますます難しくなっていると警告している。Google アカウントを失うこと自体が悪夢だが、事態はそれで終わらない可能性がある。その結果、ハッカーがグーグル以外のあらゆるサービスのあなたのアカウントにもアクセスできるようになってしまうかもしれないのだ。 複数のデバイス間でGoogleChromeを同期しているのであれば、Chromeがどれほど多くのデータを収集し、あなたのGoogle アカウントに紐づけてグーグルのクラウド上に保存しているかを知れば、おそらく愕然とするだろう。それには、本来グーグルとは関係のない、個人的で注意の必要なデータも含まれている。そうしたデータは、ハッカーがあなたの認証情報の窃取に成功しさえすれば、すべて「取り放題」の状

パスキー関係者の一人、秋田の猫@ritouこと伊東諒について不審な行動があったので御連絡いたします。 先日も取り上げたこの人物からフォローされたので拙稿についての第三者への説明の誤りについて指摘した流れです。ただでさえこの人物は拙稿を読まずに拙稿とこれを読む第三者に対して自身の既存認識を説き続ける不審な行動をしていたのですが・・・ 漏洩した秘密鍵に対応する公開鍵をサービスがわで落とせばいいだけですね。このようなセキュリティイベント通知の仕組みを整備することも重要でしょう。 リカバリーコードもUSのサービスでよく使われていますが日本のサービスでは感覚が異なるのでそれを前提で話すのはどうかと思います。 https://t.co/gWOjrk9Zbw— 👹秋田の猫🐱 (@ritou) 2025年12月1日 x.com このように公開鍵を無効化するとログイン不能になり既存認証方式ではこのリスク
山善は12月2日、1台でホットコーヒーと水出しコーヒーの抽出がどちらも行える家庭用コーヒーメーカー「YCB-720」を発表した。12月下旬から自社ECサイト「山善ビズコム」や全国の家電量販店などで販売する。価格はオープンプライスで、実売9000円前後になる見込み。 一般的に約8時間ほど掛かる水出しコーヒーの抽出を、1杯(120ml)あたり約2分30秒で行える独自構造を採用したコーヒーメーカー。ポンプで水をフィルター内に送り込み、一定時間でオン/オフを繰り返すと、加圧と減圧によってコーヒー粉に効率よく水を浸透させられるという(特許出願中)。 付属のステンレスサーバーの容量は850ml(6杯相当)。保温・保冷効果が高く、そのままコーヒーを保存できる。また、注ぎ口の向きを変えるとマグカップとしても使用可能。カップなどに移し替える必要がない。 自家焙煎のスペシャルティコーヒーを手掛ける「TooMu

これはパスキー(FIDO/FIDO2)の安全性と脆弱性と破滅的欠陥そして正しい認証設計の最も包括的かつ総合的な解説である。パスキーの破滅的欠陥の公開はこれが世界初である。次に列挙する事項を読めば欠陥の原理を掴める。全体の文量が多ければ最初はハイライト部分だけ流し読んで要点を掴むのもいいだろう。証拠となる公式文書は後半に記載している。パスキーは公式の案内に従って導入すると強制リセット不可能に陥り攻撃発生後の対応が不可能となり被害の拡大阻止も回復も不可能となる破滅的欠陥により大規模攻撃発生時点で事業破綻が確定する。個々のユーザーが詰むことは数あれどパスキーはサービス側が詰んで事業破綻する史上初にして唯一の破滅的欠陥認証方式である。さらにパスキーは不要なパスキーオンリーにより不要にユーザーと収益を失わせサービスに日々多大な損害を与え続けている。パスキーはマジックリンクを始めとする他の認証方式と併
「ウォークスルー改札」という言葉が鉄道改札機の世界でホットトピックとなりつつある。現在、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上越新幹線の長岡駅と新潟駅の間で顔認証改札機の実証実験を行っているが、文字通り“手ぶら”で改札を通過可能な仕組みは、従来の改札機が提供してきた“タッチ”から、“タッチしない”への時代への転換点となるのだろうか。 そんなウォークスルー改札が複数参考出展されていた、11月末に幕張メッセで開催されていた鉄道技術展での展示内容を紹介したい。 ミリ波を使ったウォークスルー改札は従来のSuicaがそのまま利用可能 鉄道技術展のJR東日本ブースで展示されていたのは「ミリ波」を使ったウォークスルー改札機だ。JR東日本では数年前からミリ波を使った改札機の開発を進めており、実際に展示会等で紹介されたこともある。今回は同社ならびに、日本無線(JRC)とソニーの3社の座組で開発が進められ、参考展示

パーティーを開くときも、家で掃除をしているときも、複数の部屋で音楽が流れていると気分がいいものです。 そのために家中に配線を引き回したり、高価なマルチルームオーディオシステムを購入したりする方法もありますが、もしMacをお持ちなら、その必要はありません。 システム設定にはない、隠された機能実はMacには、内蔵スピーカーやBluetoothスピーカーなど、複数のスピーカーに同時に音声を送る機能が備わっています。 ただ、この機能は少々分かりにくい場所に隠されています。「システム設定」の中を探しても、すぐに見つかるような場所にはないのです。 答えは「Audio MIDI設定」アプリにありでは、どうすればいいか。Macで複数のデバイスに音声を送るには、「Audio MIDI設定」という名前のアプリケーションを起動します。 Spotlight(command + スペース)で検索するか、Finder

この発表では MCP サーバーの基礎的な知識から入り、ハンズオン形式で実施に MCP サーバーを自分の手で構築する体験を通じて理解を深めていきます。後半パートでは実際に本番レベルで MCP サーバーを開発した経験を元に、実践的な知識や失敗談などを共有します。

福島県の浪江町商工会が保有する商標「なみえ焼そば」について、10月から飲食店などを対象にロイヤリティを徴収する運用が始まった。 「なみえ焼そば」は、太めの中華麺にモヤシと豚肉を使ったソース味のご当地グルメだ。 商工会は今年春から、登録料3000円に加え、売上の2.5%をロイヤリティとして徴収する方針を飲食店などの事業者に通知していた。しかし、これに反発する飲食店も現れ、別の名称で販売する動きも出ている。SNS上では「飲食店における提供まで権利は及ばないのではないのか」といった声が上がるなど、徴収の妥当性に疑問を示す意見も少なくない。 商工会関係者には攻撃的な中傷も届くようになったが、落ち着いた対応が求められる。 知的財産法にくわしい坂野史子弁護士に、商標権の権利範囲と地域団体商標の性質から検討してもらった。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎) ●「飲食店」での使用には権利が及ばな

NTT人間情報研究所の音声処理技術を活用し、テキスト入力だけで実演家の声色を再現したAI音声や多言語音声を生成可能。生成された音声IPはNTT西日本独自の「トラスト技術」で権利管理され、企業ブランディングや観光、海外向け配信など幅広い用途での展開を目指す。 このトラスト技術は、パブリックブロックチェーンとVerifiableCredentialsを利用し、分散型台帳で改ざんを防ぐ仕組み。VOICENCEで生成・管理される音声IPには真正性を証明するデータが付与され、無断生成された音声と区別できる。なお、この技術はNEDOの「GENIAC-PRIZE」トライアル審査にも採択されている。音声処理面では、短時間の音声から本人の声質や話し方を再現するAI合成に加え、「音声印象制御技術」で声の印象を変えたり、「クロスリンガル技術」で声色を保ったまま日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイ

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