日本通信は4月5日から、SIMロックがかかっていないモバイル端末向けに、SIMカードのみを単体で販売する「通信電池b-mobileSIM」シリーズを発売する。SIMカードはIMSI(International Mobile Subscriber Identity)と呼ばれる固有の番号や、携帯電話番号、アドレス帳(保存時)、回線契約に関わる情報など、携帯電話を使用する際に必要となる情報が記録されたICカードで、端末に差し込むと通話や通信などの各種サービスが利用可能になる。 日本で販売される携帯電話は、ほぼすべてにSIMロックがかかっており、ドコモの端末はドコモのSIM、auの端末はauのSIM――といったように、各キャリアが提供する端末とSIMを組み合わせで利用するのが一般的だが、海外では端末にSIMロックがかかっていないことが多く、1つの端末でもSIMを差し替えれば他キャリアのサービス

総務省は27日、携帯電話端末を、通信契約した携帯電話会社経由でしか使えないようにしている「SIMロック」について、解除するよう携帯電話会社に求める方針を固めた。 2010年末から発売される次世代携帯電話の端末を対象とし、法制化による義務付けも検討する。利用者が、端末と携帯電話会社を自由に組み合わせて選べるようになる見通しだ。 通常の携帯電話の端末には、電話番号や契約内容などが記録された「SIMカード」が差し込まれており、海外ではSIMカードを取り外して差し替えれば、どこの会社の端末でも使えるのが一般的だ。 日本では、端末は特定の携帯電話会社向けに作られており、別の会社向けの端末を使うには通信契約も切り替えなければならない。SIMカードを他社向けの端末では使えないようにするSIMロックがかけられているためだ。 総務省は、ロックが解除されれば利用者の選択の幅が広がり、企業間の競争が激し
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