2010年、経営破綻に陥った「ハウステンボス(以下、HTB)」をV字回復させた、カリスマ経営者であるエイチ・アイ・エスの澤田秀雄社長(67)が12月1日、「週刊文春」の直撃取材に応じ、HTBからの“撤退宣言”を口にした。 「HTBはほぼ再生が終わりました。僕の役割はそろそろ終わりかなと思っています。近々HTBの一部は売りに出されます。僕も退く準備に入っています」(澤田氏) 小誌はHTBの退職者数の推移が記された内部書類を入手した。それによれば、この8年で従業員は1000人をゆうに超える数が退職しており、安定的なマンパワーの供給不足により、現在パーク内で重大事故に繋がりかねない危険要因が生まれているという。 昨年8月にはバンジージャンプのアトラクションで金属製のワイヤーが切れて、利用男性が右肩を打撲。ひとつ間違えば、死亡事故となった可能性もあった。週刊文春の取材により、その他にも様々なハザー

新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が今年3月に失踪し、長野県で遺体で見つかった。警察などの調査で、自殺と判断された。「自殺は仕事が原因」として、両親は上野労働基準監督署に労災認定を申請、代理人の弁護士が7月20日に厚労省で記者会見した。 何が起きていたのか。男性は、大学卒業直後の2016年4月、都内の建設会社に就職し、現場監督をしていた。 2016年12月17日、新国立競技場地盤改良工事に従事することになって以降、極度の長時間労働、深夜勤務、徹夜が続いた。自殺直前の1カ月で、徹夜が3回もあり、夜22時以前に仕事が終わったのは5日だけだったという。 男性は2017年3月2日、突然失踪した。「今日は欠勤する」と会社に連絡があり、それを最後に一切連絡がとれなくなった。誰からの連絡にも応じなくなった。 そして、4月15日に長野県内で遺体が発見された。警察・病院の捜査の結果、「3月

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