津市で16日に開かれた三重県幹部と県内29市町の首長による会議でジェンダーギャップ(男女格差)解消が議題に上がった際、桑名市の伊藤徳宇(なるたか)市長が「(給与の高い)三重県の男性と結婚したら豊かな生活ができるというキャンペーンを打つ」などと発言した。これに対し、参加していた広田恵子副知事はその場で「男子に女子が頼れば良いみたいに聞こえる」と苦言を呈し、一見勝之知事も21日、適切ではないとの認識を示した。 県によると、「県と市町の地域づくり連携・協働協議会」の総会で、県が人口減少対策の一環でジェンダーギャップ解消に取り組むと説明。その後の意見交換で、伊藤市長が発言した。フルタイムで働く男女の賃金格差は三重が全国で最大だったというデータについて「市の職員が調べたら、男性の所得が全国8位、女性は24位。この差が大きいので(賃金格差が)47位になっている。悪いんですかそれ」と述べた。

Published 2024/02/16 16:50 (JST) Updated 2024/02/16 17:08 (JST) 三重県警は16日、四日市北署内で自分の頭部に向けて拳銃を発砲したとして、銃刀法違反(加重所持、発射)の疑いで同署地域課の20代男性巡査を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。同日付で依願退職した。巡査は頭部を負傷し、一時意識不明の重体となったが回復した。 書類送検容疑は昨年2月8日午後6時15分ごろ、同署の男子トイレの個室で、正当な理由なく貸与された回転式拳銃1丁と実包を所持し、弾丸1発を発砲した疑い。 巡査は「仕事や上司との意思疎通がうまくいかなかった。職場でのいじめやハラスメントなどはなかった」と説明した。 中西通首席監察官は「県民の皆さまに深くおわびする」とした。

ことし9月に三重県で開幕する国体の開催について、大会の実行委員会は、9月上旬時点で新型コロナウイルスの病床使用率が30%以上となるなど一定の水準に達していることが見込まれる場合、中止も視野に総合的に判断する方針を決めました。 この方針は29日、津市で開かれた「三重とこわか国体」の実行委員会が決定しました。 それによりますと、9月25日に開幕する「三重とこわか国体」の開催について、開幕3週間前の9月4日の時点で、新型コロナウイルスの感染が拡大し、県内の医療機関で感染者を受け入れられなくなることが見込まれる場合には、中止も視野に総合的に判断するということです。 具体的な目安は三重県内の ▽病床の使用率が30%以上、 ▽重症者用の病床の使用率が20%以上、 ▽直近1週間における10万人当たりの新規感染者数が8人以上の合わせて3つで、いずれの目安も満たした場合に検討を始める方針です。 三重県などの

「道(どう)」というのは、律令国家〔りつりょうこっか〕<注1>の地方行政の基本区分です。起源〔きげん〕は古代中国で、それにならって日本でも天武朝〔てんむちょう〕(7世紀後半)に成立しました。 みやこに近い5つの国(山城〔やましろ〕、大和〔やまと〕、河内〔かわち〕、和泉〔いずみ〕、摂津〔せっつ〕)を畿内〔きない〕<注2>五カ国とし、それ以外を7道(東海道・東山道〔とうさんどう〕・北陸道・山陰道〔さんいんどう〕・山陽道・南海道・西海道〔さいかいどう〕)に分けました。それぞれの「道(どう)」には、いくつもの「国」がありました。たとえば東海道<注3>には、三河国〔みかわのくに〕、遠江国〔とおとうみのくに〕、駿河国〔するがのくに〕などが含〔ふく〕まれていました。また、それぞれの「道(どう)」ごとに、国府〔こくふ〕を連ねる官道〔かんどう〕が、みやこから放射状〔ほうしゃじょう〕に設けられていました。 つ
九鬼 喜久男(くき きくお、1918年(大正7年)7月31日[1] - 2005年(平成17年)10月31日[1])は、日本の実業家、政治家。第12代四日市市長(1966年(昭和41年)1月22日 - 1972年(昭和47年)11月18日)。九鬼産業グループの経営者。三重県松阪市飯高町(当時の飯南郡波瀬村)の出身、四日市九鬼家の婿養子で、旧姓は田中。四日市公害(四日市ぜんそく)裁判の引き金を引いた政治家である。 飯南郡波瀬村の旧家(大山林地主)田中家で田中彦左衛門の二男として誕生する[2]。婿養子として結婚する前の姓名は田中喜久男であった。三重県知事(1955年 - 1972年)を務めた田中覚とは同族で、遠戚関係にあった。 四日市市の名門家系である四日市九鬼家は、九鬼水軍を率いた九鬼氏の末裔で、江戸時代に商業に転じて栄え、製油業の九鬼産業グループを経営していた。四日市九鬼家の当主は代々九鬼
国道脇の谷に搬入される大量の建設残土。近くには鉄道や住宅もある=三重県紀北町で2018年10月29日、飼手勇介撮影 年間26万トン 土砂条例がない三重県が“標的”か 首都圏を中心に発生した建設残土が、400キロ近く離れた三重県に船で年間約26万トン運ばれ、県南部の紀北町などに事実上、投棄されていることが毎日新聞の取材で分かった。土砂条例がない三重県が“標的”になっているとみられる。都心の再開発などで発生し、最終処理が確認されていない膨大な残土の行方の一端が判明するのは異例。投棄先の地元住民は「残土業者に地方の環境を破壊され続けている」と訴えている。 毎日新聞の情報公開請求で開示された三重県の資料などによると、残土運搬船は6年ほど前から長島港(紀北町)と尾鷲港(尾鷲市)へ入港。陸揚げ量は毎月計約2万トン、今年9月までの1年間は計約26万トンで、神奈川県の横浜港、横須賀港からが目立つ。三重の両

三重県鈴鹿市が生活保護の申請を受け付ける際、一部の申請者の顔写真を撮っていたことがわかった。写真は台帳に張りつけて保管しており、窓口で保護費を現金支給する際に本人確認に利用したと説明している。市は「撮影自体は違法とは認識していないが、撮影以外の方法も検討していきたい」としている。 鈴鹿市によると、写真撮影は受給者が増えて担当者が直接対応するのが難しくなったことなどを受け、2009年12月に始めた。顔写真つきの身分証明書を持たない場合や、身分証明書があっても顔写真と実際の容姿が著しく異なると市側が判断した場合、申請者本人の同意を得た上で撮影していたという。 市によると、三重県内では身元確認のために顔写真を撮影している市町はほかにない。三重県によると、通常は顔のわかる担当者が窓口対応することが多く、担当者の不在時は生活保護の受給を認めた時に発行する決定通知書を持ってきてもらったり、生年月日で確

三重県内を中心に麻疹(はしか)の感染が広がっている。県は国立感染症研究所職員を招き、アドバイスを受けながら対応に当たっているが、沈静化の兆しはみえない。はしかは感染力が強くマスク着用などでは防ぎきれないため、予防にはワクチン接種が最も効果的だ。 同研究所などによると、はしかは麻疹ウイルスによる感染症。空気感染によっても広がり、感染力が強い。潜伏期間は10~12日間。発症すると38度以上の高熱、顔や全身の発疹、せきや鼻水といった症状がみられる。合併症で別の感染症を併発する可能性もあり、重症化すると死に至る恐れもある。国内で2000年前後にはしかが流行した際には、年間約20~30人が死亡したという。 県内のはしかの患者数は今年に入り急増している。県のまとめでは23日現在の感染者数は37人。2009~18年の10年間で、感染者が最も多かったのは17年の22人。これを1月だけで更新した。

突如IRの候補地の一つに挙げられた桑名市のナガシマリゾートと周辺=2017年12月、桑名市で、本社ヘリ「まなづる」から 名古屋市の河村たかし市長が二十六日の定例会見で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の候補地の一つに桑名市のナガシマリゾート周辺を挙げた。地元では「あまりにも唐突」と困惑の声が上がり、鈴木英敬知事も「県が主体的にIRに取り組むことはない」と慎重な姿勢を示した。 河村市長は会見でIR誘致へ意気込みを語り、候補地探しを始めると表明。IR関連業者から希望を聞いた結果として、名古屋市中心部、名古屋港に加え、ナガシマスパーランド周辺を候補地に挙げた。三重県や桑名市には「失礼の無いようにした。いかんということはない」と述べ、事前に一定の理解を得たことを示唆した。

三重県鳥羽市へのふるさと納税による今年度の寄付額は10月末現在で約7121万円と、前年同期に比べて24%に落ち込んでいることが市の集計で分かった。市は総務省からの指摘で、人気が高かった真珠製品を返礼品から除外したことなどが原因と分析。中村欣一郎市長は28日の記者会見で、他県には真珠の返礼品を続けている自治体もあるとして、同省に「抗議文」を提出したことを明らかにした。 2017年度の寄付額は鳥羽市が約4億9884万円で県内1位、志摩市が約3億6186万円で同2位だった。両市とも返礼品としてネックレスやイヤリングといった真珠製品の人気が高かったが、総務省から豪華な返礼品を自粛するよう要請を受け、昨年11月末で取り扱いを中止した。志摩市も今年10月末現在の寄付額は約2579万円と前年同期の12%に激減している。 鳥羽市によると、「抗議文」は8月30日付で、県を通じて同省市町村税課に提出。「鳥羽市

ゆるキャラグランプリ2018は、志木市文化スポーツ振興公社(埼玉県)のキャラクター「カパル」の優勝で幕を閉じた。 今年は「組織票」が話題になり、なかでも三重県四日市(よっかいち)市の「こにゅうどうくん」(3位)に注目が集まった。騒動の中での地道な活動を振り返る。 1997年に誕生 「こにゅうどうくん」は1997年、地元のお祭りに登場するお化け、大入道(おにゅうどう)の「息子」として誕生した。年齢は「永遠の6歳」だというが、活動は20年選手。多くのキャラクターと比較してもベテランの域と言えるだろう。機敏な動きが特徴で、2015年には関ジャニ∞の応援団として「NHK紅白歌合戦」に出演。ふなっしー、ねば~る君といった人気キャラとともに、キレのあるダンスも披露している。 そんな長寿キャラに「疑惑」がわいたのが、18年11月6日ごろ。福岡県大牟田市の「ジャー坊」(2位)、大阪府泉佐野市の「一生犬鳴(

人気投票「ゆるキャラグランプリ(GP)」で上位進出を狙う自治体が「組織票」を投じていたことを取り上げたNHKの番組ホームページ(HP)に、GPにエントリーしていない三重県伊賀市の「いが☆グリオ」が目立つ写真が使われ、掲載を知った関係者が「組織票の話など関係ないのに」と憤っている。 グリオは2008年に伊賀青年会議所が作り、その後、任意団体が運用。13年に市観光大使を委嘱された。 写真は、NHK「クローズアップ現代+」が15日に放送した「ゆるキャラブームに異変! 人気投票に“組織票”が…」のページに掲載。写真のうちの1枚が、大勢のゆるキャラたちの中央にグリオがカメラ目線で立つ写真だった。 グリオの運用団体関係者は「今回はエントリーもしていない。誤解を招く形で拡散され困惑している」。元民放アナウンサーの岡本栄市長も取材に「ニュースで犯人の顔写真を間違えたのと同じ」と怒った。 NHK広報局は取材

揖斐川沿いを南北に走る養老線に、東急電鉄の7700系電車が導入されます。養老線仕様に改造された後、運行が始まる予定です。 2019年2月以降に運行開始 養老線沿線7市町でつくる養老線管理機構と、養老鉄道活性化協議会は2018年8月21日(火)、老朽化した車両の置き換え用として、中古の東急電鉄7700系電車を導入すると発表しました。 「緑歌舞伎」のイメージ。2018年度に3両編成1本を導入(画像:養老鉄道活性化協議会)。 現在の養老線は、1963(昭和38)年から1970(昭和45)年までの期間に製造された車両(計31両)を使用しています。このうち老朽化が進んでいる2両編成3本と3両編成3本の計15両を廃車とし、新たに東急池上線の7700系を東急テクノシステムから購入。2018年度に3両編成2本、2019年度に3両編成1本と2両編成3本の計15両を導入します。費用は約6.1億円(2017年1

伊賀市を走る伊賀鉄道・伊賀線で17日、新駅の四十九(しじゅく)駅(四十九町)が開業した。JR草津線と関西線が通り、京都への直通電車もある柘植駅(柘植町)では、JR西日本のICカード「ICOCA」の使用が可能になり、それぞれ式典を開いて祝った。 伊賀線に新駅ができるのは92年ぶり。始発電車に先立つ午前5時から開業式があり、住民や鉄道ファンらが詰めかけた。中には記念乗車券に記される番号「1」を求め、前夜から並んだというファンも。岡本栄市長は駅名と同じ「49」の切符を手に入れ、「コレクションになる」と喜んだ。伊賀鉄道の藤巻恵・鉄道営業部長はあいさつで「伊賀線全体が活性化できるよう努めます」と力を込めた。 周辺には来年1月に新市役所が開庁するほか、伊賀署、ハローワーク伊賀などの公共施設や大型商業施設、パチンコ店といった遊興施設もあり、利用者増による沿線各地への弾みも期待されている。 「ICOCA」

三重県伊賀市の伊賀上野駅と伊賀神戸(いがかんべ)駅を結ぶ伊賀線を運営する伊賀鉄道は3月9日、新駅「四十九」(しじゅく)が3月17日に開業すると発表した。 【画像全5枚】 桑町~猪田道(いだみち)間に開設されるこの駅は、地元自治会からの請願により、昨年7月に着工した。 1面1線の駅となるが、勾配上にあるため、ホームは通常より10mほど長くなり、滑走の危険性を考慮して、自動列車停止装置(ATS)の地上子も設置される。 伊賀線の前身である旧伊賀鉄道(現・伊賀鉄道が承継した近畿日本鉄道伊賀線の前身)時代の1922年7月に同名の駅が開業しているが、1945年6月に休止、1969年5月に正式に廃止となった。今回の四十九駅は、正式廃止からおよそ49年ぶりの復活となるが、新駅は旧駅から300mほど北側に位置する。 伊賀鉄道では四十九駅の開業を記念して、5時から5時40分頃まで開業式を挙行。テープカット後の

くわまち かやまち~ ひろ~こ~~~じ~♪ もひとつ ゆられて~ うえ~の~まち~♪ 西岡たかしさんのこのうたにあるように、上野市(うえのし)は伊賀鉄道をみなみからきたに、桑町駅(くわまちえき)、茅町駅(かやまちえき)、広小路駅(ひろこうじえき)、上野市駅(うえのしえき)までのあいだがまちの中心部になる。伊賀鉄道は東西にはしる近鉄大阪線の伊賀神戸駅(いがかんべえき)から分岐して、木津川(きづがわ)ぞいにくだっていくかたちで上野盆地をきたにすすんでいくだけど、ほれまでつづいた田園ふうけいが茅町駅から一変してまちのふうけいになるだ。上野城も上野市役所も上野市駅からまぢかにある。 △ 四十九駅の位置図(あきひこ) ところが、上野市は2004年に周辺町村と合併して、なまえを伊賀市にかえちゃった。旧国名である伊賀を市のなまえにしちゃっただ。上野のなまえはすてられた。 さらに、上野の市役所はらいねん2

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