性暴力に関与した自衛隊員から五ノ井里奈さんに送られた謝罪の言葉が書かれた手紙=衆院第2議員会館で2022年10月17日午後2時4分、西夏生撮影 陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた元1等陸士、五ノ井里奈さん(23)が複数の男性隊員から性暴力を受けていた問題で、関与した男性隊員のうち4人が17日、五ノ井さんに会って直接謝罪した。五ノ井さんは面会後に東京都内で記者会見を開き、「やっとこの日が来た。長い時間がかかったが、区切りとする」と心境を語った。 五ノ井さんによると、17日午前中に約1時間、4人と個別に面会。4人は繰り返し頭を下げて謝罪したうえで、退職する意向を示した。捜査当局に対しても加害の事実を認めると約束した。また、別の女性隊員へのハラスメント行為にも言及したという。

「国道」のイメージを裏切るような、通行に注意が必要な国道は、愛好家のあいだで「酷道」と呼ばれます。その最たるものが、そもそもクルマが通行できない「車両通行不能区間」です。この区間を解消する工事が各地で進められています。 車両通行不能区間、実態は? 岐阜県と福井県を南北に結ぶ国道417号の、両県境部に位置する冠山峠(かんむりやまとうげ、岐阜県揖斐川町~福井県池田町)付近にて2019年5月下旬、福井県側から掘り進めていたトンネルが、4年の歳月をかけ県境部まで到達しました。これは、冠山峠付近の車両通行不能区間を解消する工事で計画されている、2本のトンネルのうちのひとつで、もう1本は2017年8月に貫通済みです。 「車両通行不能区間」は文字通り、クルマが通れない区間で、地図では途切れたように表現されます。国の重要な道路という「国道」のイメージとは裏腹に、細く、すれ違いも困難なような道は、国道ならぬ

2011年3月に事故を起こした東京電力福島第1原発について、東京電力ホールディングス(本社・東京都)が29日、公式ツイッターで、4号機原子炉建屋内部の写真に「#工場萌え」というハッシュタグ(投稿拡散のためのキーワード)を添えて投稿した。「工場萌え」は夜景など工場地帯のすばらしい景観への愛好を表す言葉。一方、同原発は史上最悪の事故を起こし、周辺住民は今も多数が避難生活を強いられている。ツイッター上でも批判の声が上がり、同社はタグを削除。同社福島広報部は「ハッシュタグのキーワードに対する配慮不足であり、深くおわびします」と謝罪した。 福島広報部によると、同アカウントは東京の本社広報室広報グループが運営。問題のつぶやきは午前11時51分に社員が投稿した。4号機の使用済み核燃料プールの写真に「福島第一原子力発電所4号機燃料プール Unit4 Spent Fuel Pool at Fukushima

船から見た福島第1原子力発電所(2016年2月22日撮影、資料写真)。(c)TOSHIFUMI KITAMURA / AFP 【10月26日 AFP】国連(UN)の人権専門家が25日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所事故の汚染地域に女性や子どもが帰還することについて、被ばくの懸念から見合わせを求めたのに対し、日本政府は翌26日、この要請に反論した。 国連のバスクト・トゥンジャク(Baskut Tuncak)特別報告者は、人々は「政府が以前安全としていた放射線量の基準を超える場所など、危険を伴う地域に帰還を強いられていると感じている」と話した。 福島第1原発事故の直後、日本政府は被ばく線量の許容限度を年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトへ引き上げた。 この許容限度を再び引き下げるよう要請が出ているにもかかわらず政府がこれに応じていないことについて、トゥンジャク氏は「憂慮してい

先人たちに感謝と敬意を表すために黙とうする関係者ら=福島県会津若松市の会津風雅堂で2018年9月22日、湯浅聖一撮影 幕末の戊辰(ぼしん)戦争で会津藩が鶴ケ城を降伏開城して150年になる22日、福島県会津若松市城東町の会津風雅堂で記念式典が開かれた。会津にゆかりのある全国の自治体や団体などの関係者ら約500人が参加。会津がたどった歴史の意義を再認識し、戊辰戦争後の苦難の時代を生き抜いた先人たちの歩みをたたえた。 式典が始まった午後1時半、参加者らは1分間の黙とうをした。同時に市役所本庁舎でサイレンが鳴らされ、会場に来られない市民らも先人らに敬意と感謝を表した。 室井照平市長は「先人から受け継いだ歴史や伝統を守り、次の世代に語り継ぐのが我々の責任だ」とあいさつ。ゆかりの地を代表して、青森県むつ市の川西伸二副市長が「歴史に裏付けられた両市の思いを後世に伝えることが、先人への報いになる」と、宮下

福島市がJR福島駅付近に設置した防護服姿の少年像に、住民らが怒りの反応を示している。2011年に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、同市が未だに放射能に汚染されたままだとの印象を与えるとの声もある。 批判に対し制作者は10日、謝罪文を発表した。 福島第一原発は2011年、東日本大震災に伴う津波で被害を受け、1986年にあったチェルノブイリ原発事故以降で最も深刻な放射能物質拡散を起こした。 少年像「サン・チャイルド」は現代美術家のヤノベケンジ氏が作成し、8月初めに福島市のJR福島駅付近に設置された。ヤノベ氏は像を、原子力災害がない世界への希望についての作品だと述べていたが、批判を受け10日、住民らに不快な思いをさせたとして謝罪した。

2018年7月11日 16時54分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 福島県郡山市長が6月、「たばこは薬物」だと発言し、波紋が広がっている 日本たばこ産業郡山支店ら10団体は、発言の撤回を求める意見書を提出 一方、市長の発言を擁護する声も多く、禁煙学会は「当然のことだ」と話した 福島県郡山市の品川萬里(まさと)市長が先月4日、「たばこは嗜好(しこう)品ではなく薬物だ」と発言し、波紋が広がっている。市議会議員が市長の発言を批判し、たばこ農家や愛煙家への謝罪を要求。日本たばこ産業(JT)郡山支店ら10団体は7月10日、発言の撤回を求める意見書を提出した。 意見書では、郡山市内に葉たばこ農家が46戸(面積31ヘクタール)、たばこ販売店が520店あることから、たばこで生計を立てる人々への影響を懸念。さらに"薬物"という表現が非合法の麻薬等を連想させることから、 「

カプセル自販機で買える富岡町を応援する缶バッジ=福島県富岡町小浜の「とみおかプラス」で2018年1月25日、乾達撮影 「富岡は負けん!」、町キャラクターなど20種類 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年4月に大部分で解除された福島県富岡町を応援する缶バッジが、ひそかな人気を呼んでいる。デザインは全町避難中に、まちに掲げられていた横断幕のメッセージ「富岡は負けん!」、町のマスコットキャラクター「とみっぴー」、町のシンボル・サクラの柄など、富岡ならではの20種類。まちづくり会社「とみおかプラス」が町内にある事務所のカプセル自販機で販売している。 缶バッジは昨年8月、町内で7年ぶりに開いた夏祭りを盛り上げようと作った。どれが出てくるか分からない「わくわく感」も加えようと、100円玉を入れ、ハンドルを「ガチャガチャ」と回して取り出すカプセル自販機で売ることにした。

花束を手に妻の和江さん(左)と初当選を喜ぶ門馬和夫氏=福島県南相馬市の事務所前で2018年1月21日午後8時41分、尾崎修二撮影 任期満了に伴う福島県南相馬市長選が21日投開票され、自民・公明系市議らの支援を受けた元市経済部長の新人、門馬和夫氏(63)が、3選を狙う現職、桜井勝延氏(62)を破って初当選した。桜井氏は東京電力福島第1原発事故後、「脱原発」を掲げて政府の原発再稼働路線を批判してきた。 門馬氏は、現市政を「復興のスピードが遅すぎる」と批判。政府・与党との協調に消…

部下の頭にあんかけ料理をかけたり、バリカンで丸刈りにしたりするなどのパワハラ、パワーハラスメントを繰り返したとして、福島県警察本部は36歳の警部補を停職の懲戒処分にしました。 別の部下に対しても尻を10回以上蹴っていたほか、勤務時間が終わったあとも理由がないのに帰宅させないなどのパワハラを繰り返し、被害を受けたのは合わせて11人に上るということです。 去年11月に内部告発があり、警部補から事情を聞いたところ「部下に力を誇示したかった」などと話し、事実を認めたということです。 警察は23日付で停職3か月の懲戒処分とし、警部補は依願退職しました。福島県県警察本部の横田雄也首席監察官は「極めて遺憾で再発防止と信頼回復に努めます」とコメントしています。

震災犠牲者の慰霊碑を前に身をかがめる女性=福島県相馬市で2017年3月11日午後0時52分、小出洋平撮影 岩手、宮城、福島の東北3県で東日本大震災(2011年)直後に生まれた子どもとその母親を対象に、文部科学省研究班(代表=八木淳子・岩手医科大講師)が実施した調査で、72人の母親のうち21人がうつなど精神面の不調を抱えていることが分かった。親の抑うつや不安状態は、子どもの発達の遅れなどにつながる可能性があり、専門家は子どもの被災の有無にかかわらず、子育て家庭へのケアの充実を求めている。 大きな災害の直後に生まれた子どもの発達環境に関する国内調査は初めて。研究班は15年10月~16年3月、3県の11年度生まれの子どもと母親計72組に調査を実施した。津波被害が大きかった沿岸部にある保育所で当時3歳児クラスに在籍し、調査への協力を申し出た母子が対象。県別では岩手30組、宮城16組、福島26組。

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