ドイツ領時代のナミビアで、独軍兵士とみられる男性(右端)と鎖につながれた先住民(1904~08年撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /NATIONALARCHIVES OF NAMIBIA 【5月28日 AFP】ドイツは28日、植民地だったアフリカのナミビアで20世紀初頭に入植者らが犯した大量殺人について、自国によるジェノサイド(大量虐殺)だったと初めて認め、援助事業に11億ユーロ(約1470億円)規模の資金提供を行う方針を示した。これを受けてナミビアは、ドイツがジェノサイドと認めたことは「正しい方向への一歩」だと歓迎した。ドイツ人入植者らは1904〜08年、先住民のヘレロ(Herero)人とナマ(Nama)人数万人を殺害。歴史学者らはこれを、20世紀で最初に起きたジェノサイドとみており、問題は両国間に禍根を残した。ドイツ政府はこれまで、入植者らによる残虐行為があったことは認

ナミビア・バーターベルクにある先住民ヘレロ人と戦って死亡したドイツ兵の戦没者墓地(2017年6月22日撮影、資料写真)。(c)GIANLUIGI GUERCIA / AFP 【12月4日 AFP】かつてドイツの植民地だったナミビアではドイツ系の名前を持つのは普通のことだが、このほど実施された地方選で当選した新人議員は、名前が「アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)」だったことから一夜にして有名人になった。 アドルフ・ヒトラー・ウウノナ(Adolf Hitler Uunona)氏(54)は与党・南西アフリカ人民機構(SWAPO)の所属で、先週行われた地方選に北部の選挙区から出馬し、票の85%を獲得して当選した。 ウウノナ氏は3日、AFPの取材に少々いら立った様子で、自身の名前が世界で最も悪名高い独裁者の一人にちなむことに関心を示す人がいる事実に驚いていると述べた。名前の由来については

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