11日(日本時間12日朝)に閉幕したパリ五輪の女子ボクシングでは、2人の選手の出場資格を巡る誹謗(ひぼう)中傷が起きました。スポーツとジェンダーやセクシュアリティーについて研究する井谷聡子・関西大准…

23-24フランス・リーグ1第34節、ASモナコ対ナント。得点を決めてチームメートと喜ぶASモナコのモハメド・カマラ(右から2人目、2024年5月19日撮影)。(c)Nicolas TUCAT / AFP 【5月22日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)でプレーするMFモハメド・カマラ(Mohamed Camara)が、性的少数者(LGBTQ)を支援するユニホームのロゴにテープを貼り付けたことについて、クラブのゼネラルマネジャー(GM)が21日に謝罪し、来季はこうした事態が起こらないようにすると約束した。 リーグ1では19日に行われた今季最終節で、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)が主導する反同性愛嫌悪の活動の一環として、選手と監督、審判が胸に活動のロゴがプリントされたユニホームやシャツで試合に臨んだ。 しかしカマラはこの部分をテープで覆い隠してプレ

ごみ収集作業員によるストライキ中、仏パリ市内に積み上がったごみ(2023年3月17日撮影)。(c)Bertrand GUAY / AFP 【5月3日 AFP】フランスの大手労働組合は2日、パリ五輪が行われる今夏、パリ市のごみ収集作業員がストライキを行う可能性があると発表した。 フランスの左派系労組「労働総同盟(CGT)」の廃棄物処理部門FTDNEEAは、ストライキを5月に開始し、7月1日~9月8日まで続行する可能性があると警告した。この期間中、7月26日~8月11日にはパリ五輪が開催される。 パリのごみ収集作業員は五輪期間中の勤務する場合、月額400ユーロ(約6万6000円)の上乗せと、ボーナス1900ユーロ(約32万円)を要求している。CGT-FTDNEEAの組合員ナビル・ラトレシュ氏はAFPに対し「われわれは全力を尽くすつもりだ」と述べ、「パリ警視庁はボーナスをもらっているが、われわ


森喜朗、安倍晋三、菅義偉は東京五輪不正にどう関わっていたのか? “キーマン”高橋治之が保釈後初インタビューで証言 これで、東京五輪不正の背後にあの連中がいたことが、ほぼ確定的になったと言っていいだろう。 東京五輪汚職事件で逮捕・起訴されていた高橋治之・東京五輪組織委元理事のインタビューが今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された。 高橋被告がメディアの取材に応じるのは保釈後はじめてのことだが、「文春」の取材時間はのべ7時間に及び、高橋被告は起訴理由の否定から検察の事情聴取の中身、拘置所での生活、組織委の実態まで、かなり濃密なエピソードや新事実を語っている。 しかし、そのなかでも注目すべきなのはやはり、高橋被告が、森喜朗・組織委元会長、安倍晋三・元首相、菅義偉・前首相の関与について言及したことだ。 まず、森喜朗・組織委元会長について、高橋被告は何を語っていたのか。 周知のように、森元会長
Published 2024/01/26 20:30 (JST) Updated 2024/01/26 20:33 (JST) 競泳で男性から女性へ性別変更したリア・トーマス(米国)が、世界水連が定めたトランスジェンダーの選手を女子のカテゴリーから実質的に閉め出す指針を不服として、撤回をスポーツ仲裁裁判所(CAS)に要求したと英紙テレグラフ(電子版)が25日に伝えた。 世界水連は2022年に出生時に男性だったトランスジェンダーの選手は女子よりも有利になるとして、女子カテゴリーへの出場を制限。トランスジェンダー選手の出場を想定した「オープンカテゴリー」を新設した。トーマスは米国の大学女子のレースで優勝し賛否を呼んでいた。(共同)

阪神優勝パレードで記念品を「メルカリ出品」した大阪府職員の告白がヤバい「タダ働きの代償です。吉村知事、何か文句あります?」 ドヤ顔の吉村知事11月23日、阪神タイガースとオリックスバファローズの優勝パレードが大阪と神戸で開催された。大阪府の吉村洋文知事は「阪神タイガース38年ぶり日本一、おめでとうございます。いやめでたいですね」と「ドヤ顔」でスピーチした。 だがパレードの「場外」では、吉村知事に対して批判が渦巻いていた。パレードの冠に《兵庫・大阪連携「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」~2025 年大阪・関西万博 500 日前!~》とつけて、万博のPRに「政治的利用」をしたこと、さらには大阪府の職員をボランティアで「ただ働き」させた、パレード費用をクラウドファンディングで募ったものの目標額が集まらなかった……。 そうした批判に対して、吉村知事は囲み会見でこう反論した


スペイン北部パンプローナで、ゴルフコースに植えられた苗。気候変動危機を訴える団体「絶滅への反逆」提供(2023年7月2日提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / EXTINCTION REBELLION 【7月3日 AFP】スペインで2日、ゴルフ場で水が過剰に使用されているとして、環境活動家が国内10か所のゴルフコースでホールカップをセメントでふさぎ、グリーンに苗木を植えるなどして抗議行動を行った。欧州は現在、深刻な干ばつに見舞われている。 気候変動危機を訴える団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」のメンバーは、バルセロナ(Barcelona)、マドリード、バレンシア(Valencia)などのゴルフ場で、夜陰に紛れて行動した。 同団体は声明で「水のない世界でゴルフはあり得ない」と批判した。 さらに、国内の環境NGO「エコロジスト・イン・アクション(

仏パリのシャンゼリゼ通りで行われた書き取り大会の様子(2023年6月4日撮影)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【6月5日 AFP】仏パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りで4日、読み上げられた文章を正確に書き取る大規模な大会が開催された。 大会には5万人を超える応募があり、この日は10~90歳までの5000人以上が参加した。 大会は3部門に分かれており、第1部門では、仏作家アルフォンス・ドーデ(Alphonse Daudet)の「法王の騾馬(らば、La Mule du Pape)」が朗読された。 競技が始まると、会場は静まり返った。小学生らは苦戦する様子を見せ、少年の一人(10)は「(文章を読み上げるスピードが)速過ぎる」と諦めていた。 別の参加者の女性(65)は「間違えたのは2か所だけ! もっと難しいと思っていた」と笑顔を見せた。(c)AFP

円陣を組むバスケットボール女子オーストラリア代表の選手(2021年10月2日撮影、資料写真)。(c)Jack GUEZ / AFP 【4月18日 AFP】オーストラリアバスケットボール連盟(Basketball Australia)は18日、トランスジェンダーのレクシー・ロジャース(Lexi Rodgers)選手について、女子大会への出場を禁止した。 ロジャース選手は、豪セミプロリーグNBL1のキルシス・コブラズ(Kilsyth Cobras)でのプレーを申請していたものの、生物学的に男性として生まれた選手が女性と対戦することが許されるべきかという議論が巻き起こっていた。 連盟は理事やスポーツ専門医、専門家による委員会を立ち上げてこの件について検討し、ロジャース選手は不適格と判断した。連盟によると、トランスジェンダー選手の出場資格は、個別に評価されるとしている。 ソーシャルメディア上ではこ

あの映画が今度はドラマに! 野球は男でも女でも誰でも自由にやっていい。そんなの今は当たり前ですよね。あ…そう言えば、グラウンドが女人禁制となっている甲子園なる存在を抱える国がまだあったな…。なんて名前の国だったっけかな…。 まあ、しらばっくれても虚しいだけですが、2021年8月、その甲子園球場で初めて女子硬式野球の決勝戦が行われました。全国高校女子硬式野球大会が始まったのは1997年でしたが、女子野球の歴史としては1910年に佐伯尋常小学校で女子の野球チームが初めて創立されていたそうです。1948年には女子プロ野球チームが誕生していましたが、それでも長い歴史があったのに、女性は男性と同じ舞台に立つことが許されませんでした。 それはなぜなのか? そもそも女性は男性のように野球ができないと言われていました。理由は、女性は筋力的に弱いので怪我をしやすいからだと語られることもあります。 でもそんな

ワールドアスレティックス(世界陸連)のセバスチャン・コー会長(左)らが握ったバトン(2022年7月24日撮影、資料写真)。(c)JimWATSON / AFP 【3月24日 AFP】(更新)ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は23日の意志決定会議で、思春期を男性として過ごしたトランスジェンダー選手について、男性ホルモンのテストステロン値にかかわらず、女子陸上競技への参加を禁ずることを決めた。セバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長が発表した。 禁止措置は今月31日以降の世界ランキング対象大会から有効となる。コー氏は、この問題について国際オリンピック委員会(IOC)や各国の連盟を含む関係機関と協議した結果、トランスジェンダー選手は女子競技に参加すべきではないとの意見が大半だったと説明。 一方で、禁止措置は「恒久的なものではない」とし、トランスジ

第18回世界陸上オレゴン大会、女子5000メートル予選に臨む選手(2022年7月20日撮影、資料写真)。(c)Jewel SAMAD/AFP 【3月21日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は、23日に予定されている連盟の意志決定会議において、トランスジェンダーの選手が女子大会に参加するための規則を強化する見通しとなった。また、ドーピング違反で資格停止となっているロシアについても処分が解除されるとみられる。 五輪の主要競技である陸上は、トランスジェンダーの選手がエリート女子大会に出場するのを事実上禁止している水泳とは違ったアプローチを取ってきた。世界陸連は参加資格に関する規則の強化が「望ましい選択肢」だとしており、資格を満たす重要な条件として、テストステロン値の制限を用いている。トランスジェンダーや、女子800メートルで2度の金メダルに輝くキャス

米首都ワシントンの連邦議会議事堂前で、性的少数者(LGBTなど)の権利を訴えるトランスジェンダーのフィールドホッケー高校生選手、レベッカ・ブリーズホフさん(中央、2023年3月8日撮影)。(c)OLIVIER DOULIERY / AFP 【3月10日 AFP】トランスジェンダーの選手が女子スポーツに参加することを禁じる法案が9日、共和党が多数を占める米下院教育労働委員会で可決された。本会議において激しい議論になることが予想されている。 保守派いわく、女性を保護しながら公平性を促進することが目的であるという同法案は、性差別を禁ずる公民権法の解釈を狭め、性を「出生時の生殖器官と遺伝的要素のみに基づくもの」として認識することを目的とする。 共和党の下院議員の一人は委員会で、トランスジェンダー選手を女子アスリートと競わせることは「女性の機会均等を否定するものだ」と主張。それに対して民主党議員は、

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