かわいくてエンパワメントになるラブストーリー 偶然出会ったふたりの王女、アミラとセイディが助け合い、冒険し、最後に結婚するというあらすじのグラフィックノベル。児童向け作品であるため語り口こそ平易ですが、スーパーキュートでかつクィア、フェミニズムの要素もばっちりです! 花のメタファーに注目 これは夜空に月がふたつある、つまり地球とは別の世界の物語。高い塔に閉じ込められていた王女セイディは、ある日、英雄志望の旅人アミラに助け出されます。アミラもまた他国の(元)王女で、ふたりはアミラのユニコーンにまたがって一緒に旅をすることに。さまざまな出会いと冒険を経て、ふたりは成長し、愛を深め、最終的に結婚します。王子様も何人か出てきはしますが、ご安心を。彼らは最後まで脇役です。 女性同士の恋愛描写に関してこの作品が面白いのは、アミラとセイディの間の愛が常にバラの花のメタファーで表されているところ。最初は単

はじめておつかいに行く子どもの胸の高鳴りや、少女を見守るぬいぐるみの愛らしさ――。「はじめてのおつかい」「こんとあき」などで知られる絵本作家・林明子さんの、初の大規模な展覧会「絵本のひきだし 林明子原画展」が19日、東京の松屋銀座8階イベントスクエアで始まる。デビューから最新作「ひよこさん」まで200点以上の原画やスケッチが並ぶ。 展覧会は昨年4月に高松市で幕を開け、広島市、鳥取市、兵庫県伊丹市、仙台市を好評のうちに巡回した。ついに始まる東京での開催を前に、長野県の自宅から上京した林さんに話を聞いた。 ◇ ――各地の展覧会はどうでしたか 「こんとあき」の舞台で、私自身の祖母がいた鳥取(市歴史博物館)は雰囲気がとても良くて、うれしかったです。宮城(県美術館)では、ちっちゃい男の子がずーっと長いこと絵を見つめていて、わきから様子をうかがっているだけでわくわくしました。 ――林さんのインタビュー

札幌市が「広報さっぽろ」6月号に掲載したイラストについて、漫画「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんの事務所「池田理代子プロダクション」(千葉県柏市)が「著作権侵害にあたる」と抗議していたことが、市や池田プロダクションへの取材でわかった。市は池田プロダクションに謝罪し、7月号におわび文を掲載した。イラストが掲載されたのは公共マナー特集で、公共マナーに疎いお姫様「マナー・シラントワネット」に、伝道師「オシカル」が地下鉄の乗り方やごみの出し方を教える内容。「ベルサイユのばら」のマリー・アントワネットとオスカルを思い起こさせるイラストで、ユニークな内容がネット上で話題になったが、市は事前に了解を得ていなかった。 札幌市在住のファンから知らせを受けた池田プロダクションが6月6日に抗議。市広報部長らが直接謝罪し、市ホームページと広報さっぽろ7月号に「誤解を招く表現となりましたことについて、深く

NEXCO東日本管内で最も大きい道路の案内標識は、71.5平米、3LDKの間取りがとれるほどのサイズがあります。 文字サイズも巨大! 道路の方向などを知らせてくれる「案内標識」。間近で見るとかなりの大きさがあり、人間の身長を超えるものも珍しくありません。 なかでも特に大きいのが、高速道路の案内標識です。文字のサイズも、たとえばICの出口案内標識に書かれているものは、1文字の高さが、和文55cm、英文30cmと、高速で走行するクルマから確実に認識できるよう、大きくされています。 71.5平米とNEXCO東日本管内でいちばん大きな案内標識(画像:NEXCO東日本)。 NEXCO東日本管内で最も大きい案内標識は、縦6.5m、横11mにもなります。面積は71.5平米。家の間取りにすると3LDKほどでしょうか。 東関東自動車道の千葉北IC~四街道IC間、その上り線にある宮野木JCTの案内標識で、がっ

まずはこちらのイラストを。 どう思いましたか? 「何これ?」と思った? それとも「なんかウケる」と? 「痴漢だよね。でもこんなあからさまなのあり得ない」と思った人もいるかもしれない。 でも中には「私はこういうこと、されたことある」という人もいるはず。 通学や通勤に電車を使っていたかどうかや、あなたの性別によっても思うことは違うかもしれない。でもこれは、20年前の東京で電車通学していた女子中学生が、実際に体験していたこと。そして今も起こり続けていること。 このイラストは20年前に中学生だった女性、佐々木くみさんが自分の体験を描いたもの。彼女は、現在は大人になってパリに住んでいる。昔から、いつか自分のこの経験を世の中に伝えたいと思っていたそうだ。 パリで、日本で暮らしたことのある小説家、エマニュエル・アルノーさんと出会ったことで、この思いは実現に向かった。エマニュエルさんが彼女の経験を短い小説

※この記事は2017年7月22日に書いたものです。 ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 当日販売したグッズはこちらのページで通信販売しています。 コミックマーケット92出展情報 | EXIT TUNES 今年(2017年)の8月11日(金)~13日(日)に行われるコミックマーケット92でいらすとやのグッズを販売します。ブースの番号はNo.1131です。作ってくれたのはエグジットチューンズ株式会社さんです。 商品は、いらすとやのイラストをバッジとシールにしたものと、「いらすとやパーティ」をアクリルキーホルダーにしたものです。 ※「いらすとやパーティ」というのは前に作ったLINEスタンプです。いらすとやパーティ アクリルキーホルダーセットA 2,000円(税込)いらすとやパーティ アクリルキーホルダーセットB 2,000円(税込)いらすとや 缶バッジセット 1,000円(税込)
1970~90年代の漫画雑誌で、裏表紙の広告漫画としておなじみだった「日(にっ)ペンの美子(みこ)ちゃん」。今年1月、6代目主人公の登場に伴い、活躍の舞台をツイッターに移して18年ぶりに連載を再開した。「完全復活」の効果か、デジタル全盛にもかかわらず、漫画でPRするペン習字通信講座の受講者数が前年に比べて3割も増えるなど、過去最高の伸びを見せているという。半ば忘れられていた昭和のキャラクターの復活は、いかに実現できたのか。そして、時を経ても変わらない彼女の魅力とは--。【増田博樹/統合デジタル取材センター】 講座を手がける「学文社」(東京都新宿区)によると、美子ちゃんは1972年、雑誌「明星」(現Myojo)別冊付録の広告漫画に初登場。以来、99年まで4代27年にわたり、少女漫画雑誌などの裏表紙の9コマ漫画でペン習字をPRしてきた。時には「あなた、なんて字が下手なの!」などと歯にきぬ着せぬ

甲賀市がJR草津線の利用促進や低所得世帯などへの生活支援を目的に配布しているJR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」がインターネットオークションに出品され、落札されていたことが11日、市への取材で分かった。 市公共交通推進課によると、来春から市内の草津線4駅でイコカが利用できるようになるのを機に、路線のPRや生活支援をしようと市独自のカード配布を決めた。 非売品で、中央に忍者のイラストが描かれている。中学3年までの子どもがいる世帯や住民税非課税などの低所得世帯計1万5千世帯に3月1日から、1500円分をチャージして市役所などの窓口で配り始めた。これまでに約8千枚を配った。3月末、市職員がオークションサイトにカードが出品され、6万円で落札されたのを見つけて発覚。他にも、7件の出品を確認したという。 市はこれまで、イコカを配る際に転売しないよう口頭で伝えていたといい、今後、ホームページで

発信したいけど書けない…とレジェンド作家に相談したら「そもそも書く前に“読めてない”」と指摘された【町田康さんインタビュー】

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