前回の記事では、自作OSとは何か、そしてこれまでの自作OSの歴史を紹介しました。しかし、近年になって自作OSを取り巻く状況は大きく変化してきています。そこで今回は、現代における自作OSでは、これまでと比べてどのような点が変化してきたのか、どのような難しい点があるのかについて紹介し、さらにそれらに対する解決策を、筆者の経験をもとに提案してゆきます。 自作OSをとりまく環境の変化 川合秀実氏著「30日でできる!OS自作入門」が出版された2006年頃と比べて、コンピュータをとりまく環境は大きく変化してきました。その変化には、CPUのコア数やビット幅からファームウェアの変遷、そしてデバイスの進化も含まれています。まず最初に、CPUのコア数について着目してみましょう。CPUコア数の増加 上記の図は、1999年から2019年までにIntelから発売されたCPUのコア数の変化を示したグラフです。ご覧の
![現代における自作OSの難しさ 〜自作OSのいまと昔 [第2回] | さくらのナレッジ](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f8ebd29a74c89a12937872cd0c76541b18eac1ab8%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fknowledge.sakura.ad.jp%252Fwp-content%252Fuploads%252F2019%252F07%252Fjisaku_os.png&f=jpg&w=240)
Real-time operating system for microcontrollers and small microprocessorsFreeRTOS is a market-leadingembedded system RTOS supporting 40+ processor architectures with a small memory footprint, fast execution times, and cutting-edge RTOS features and libraries including Symmetric Multiprocessing (SMP), a thread-safe TCP stack withIPv6 support, and seamless integration with cloud services.It’s ope
僕はバイオインフォマティクスという生物と情報の融合分野で研究を行っています。東大の理学部情報科学科にいた頃は同僚のマニアックな知識に驚かされたものですが、そのような計算機専門の世界から一歩外に出ると、それが非常に希有な環境だったことに気が付きました。外の世界では、メモリとディスクの違いから、オートマトン、計算量の概念など、コンピューターサイエンスの基礎知識はあまり知られていませんでした。コンピューターサイエンスを学び始めたばかりの生物系の人と話をしているうちに、僕が学部時代に受けた教育のうち、彼らに欠けている知識についても具体的にわかるようになってきました。 バイオインフォマティクスに限らず、今後コンピュータを専門としていない人がコンピューターサイエンスについて学ぶ機会はますます多くなると思われます。そこで、これからコンピューターサイエンスを学ぼうとする人の手助けとなるように、基礎となる参
追記:μOSvはOSv本家にマージされました。 こちらのWikiの「OSvをビルドしてより多くのアプリを試す」以下を参照して下さい。 μOSvというものをgithubで公開したので、ここに簡単な説明を書いておきます。 実行イメージ動画: これは何?(OSvを知らない人向けの説明) ローカルマシン上のKVM・Xenや一部のIaaSサービス・VPSなどで走る、mrubyスクリプトを実行する事のみに特化されたOSです。 mrubyインタプリタの実行に汎用OSを必要としないため、とても少ないメモリ使用量(今のところ90MB以上なら動く)・ディスクイメージサイズ(今のところ26MB)・とても速い起動時間(今のところ2秒くらい)で動作します。 mrubyなのでRubyで使えるAPIが全て使えるわけではありませんが、ネットワークアクセスを行う小さなアプリケーションであればLinux上で動作するRubyス
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
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File descriptors for a single process, file table and inode table.Note that multiple file descriptors can refer to the same file table entry (e.g., as a result of the dup system call[3]: 104 ) and that multiple file table entries can in turn refer to the same inode (ifit has been opened multiple times; the table is stillsimplified becauseit represents inodes by file names, even though an inode
はじめに 「はじめてのOSコードリーディング 〜UNIXV6で学ぶカーネルのしくみ〜」という本を2013年1月8日に技術評論社から出版します。 はじめてのOSコードリーディング ~UNIXV6で学ぶカーネルのしくみ (Software Design plus) 作者: 青柳隆宏出版社/メーカー:技術評論社発売日: 2013/01/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 56人 クリック: 1,959回この商品を含むブログ (29件) を見る このエントリでは、その本の紹介を行います。もし興味を持ったならば、書店などで手に取っていただけると幸いです。 追記 追記 2013/08/17 PDP11エミュレータをJavaScriptで実装しました。WebBrowser(Crhome)上でUNIXV6の動作確認を行うことができます。デバッグ機能もありますので、読者の方はコードリーディ

B2G OS は、オープンウェブのための完全にスタンドアロンなオペレーティングシステムです。これは、Mozilla コミュニティにより開発されたオープンソースプロジェクトであり、Firefox OS の基盤を形成します。 B2G OS は、コミュニティが保守するスマートフォンやタブレット、スマート TV、コネクテッドデバイス向けのオープンソースのオペレーティングシステムです。このプロジェクトは 2011 年に開始され、Linux カーネルと Gecko レンダリングエンジンをベースとしています。ユーザーインターフェイス全体が Web技術 (HTML やCSS、JavaScript) で構築され、Web アプリケーションとして起動、使用することができます。Mozilla が商用 Firefox OS スマートフォンプログラムを終了したため、Firefox OSプロジェクトのスマートフォ

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