大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サービスは、米グーグルが世界各国の書籍を電子化し、利用者が検索した単語が含まれている本文の数行を読めるようにした。だが、日本ペンクラブなどが反発したため、グーグルは日本の書籍の大半について本文を読めないようにしている。 日本の著作権法では、書籍のスキャンは、個人が家庭内で楽しむ範囲では自由だが、企業がする場合は小説家ら著作権者の許諾が必要。利用者が読めるように書籍の数行分をネット経由で送信するのも、著作権者の許諾が必要だ。文化庁は、文化審議会の著作権分科会の小委員会に有識者のワーキングチーム(WT)を

by Daniel Borman 「世界初の論文海賊版サイト」をうたうのが「Sci-Hub」というサイトです。研究論文はその多くがネット上では一部しか読めないように制限されていますが、Sci-Hubでは「その制限が科学の発展を阻害している」という考えのもと、制限なしで論文を読めるようにしているとのこと。 Sci-Hub: removing barriers in the way of science https://sci-hub.ac/ 研究論文は他の研究者に読んでもらうために書かれた特別な刊行物で、新たな研究結果や実験のことが詳細に記された貴重な一次資料でもありますが、ネットで公開されるときには閲覧制限がかかっていることが多々あります。 こうした制限を飛ばして、すべての論文を誰でも自由に読めるようにするというのがSci-Hubの目的。プロジェクトは2011年9月5日にスタートし、毎日数

2013-05-17 学術誌のRights&Permissionsまとめ 科学 ブログ 学術誌に載った図表を転載したい場合の手続きについてまとめてみることにしました。主要紙だけでも網羅するの大変なので暇な時に更新します許して。 まずRightlinkに登録しようRightslinkとは米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)が提供するオンライン販売サービスで、コンテンツの使用者がその場でライセンスを取得し、リプリントを注文するためのものです。Rightslinkのアカウントさえ取得すれば、Elsevier、Springer、USA Todayなど、サービスを提携しているどの出版社からでも許可やリプリントを取得できます。*1 主要な学術誌のPermission手続きについてNature Rightslinkの手続きにより多くが無料。体験済み。 Permission can
カズワタベ @kazzwatabe それ違法なんだよなー。 RT @YashinNoMeisou: だからなんで時々報ステ(のサッカーコーナー)でゴブリンダンス流れるんだよw @kazzwatabe 原因突き止めろw 2012-09-04 22:55:00

まねきTV事件およびロクラクII事件の最高裁判決(以下、「まねきTV事件判決」)直後から1ヶ月近く米国に出張した。ネットとテレビの融合状況を目の当たりにして、最高裁での逆転勝訴は日本のテレビ局にとっても不幸だったのではという観を強くした。その解説をする前に、判決を読んですぐに抱いた懸念を紹介する。権利者よりの日本の著作権法は国産検索エンジンほぼ全滅の結果をもたらした。同じ現象がクラウド・コンピューティング(以下、「クラウド」)でも再現するのではないかとの懸念である。 著作権法は著作物の利用と保護のバランスを図ることを目的とした法律である。著作物の利用には著作権者の許諾を要求して保護する一方、許諾がなくても使用できる権利制限規定を設けて利用に配意している。わが国の著作権法はこの権利制限規定を個別に列挙しているが、米国は使用する目的がフェア(公正)であれば、許諾なしの使用を認める包括的権利制限

先日、1月18日に、英語版のウィキペディアがサービスを24時間停止しました。ウィキペディアの他にも、ブログプラットフォームのワードプレスや、匿名掲示板のレディットなどがサービスを停止し、グーグルもロゴに黒をかぶせました。アメリカの議会で審議されているSOPA(Stop Online Piracy Act)とPIPA(Protect IP Act)を阻止するための抗議行動です。 この法案の主旨は、アメリカ国外の「著作権違反サイト」を無力化することにあります。成立すれば、著作権者からの抗議ひとつで、グーグルなどのサーチエンジンは検索結果からそのサイトを除外しなければならなくなり、またサービスプロバイダは、そのサイトへのアクセスをブロックする義務を負うようになります。「違反サイト」にリンクを貼ることはもちろん、監視の穴をくぐり抜ける方法を公開するのも違法とされ、当局の命令を無視すれば、違法な書き
NHKからこのtogetter経由で私のチームラボとKAGEMUの比較記事にアクセスがありました。つまりNHKの中の少なくとも一人の方がこの問題を把握していると考えて良いでしょう。 http://ocncn1800.tumblr.com/post/15395584940/nhkip 2011年NHK紅白においてチームラボの手がけた「嵐」の演出。これにはKAGEMUの演出との類似が指摘されています。過去のチームラボ作品にもKAGEMU作品との類似が。東京大学発のベンチャーであり、ウルトラテクノロジスト集団を自称する企業「チームラボ」は、過去に商標権・著作権の疑いのあるホテル「カオスサンライン」を手がけており、更にはpixivが赤雪姫氏のイラストを無断改変使用した件にも関わっているそうです。 KAGEMUのBLACKSUNとチームラボの作品の類似性検証については下記の記事でもまとめています。

クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。 CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。 CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。(→CCライセンスの種類) これらのマークが表示されていることが、著作物にCCライセンスが付けられていることを示す目印です(クリックすれば利用の条件が書かれたページにジャンプします。)。 “Some Rights Reserved” —作品を共有する 図のように、すべての作品は、著作権で守られているものと

5/12に以下のようなクレームがYouTube経由で届きました。本blogで公開していた、日経電子版紙面用画像取得スクリプトの公開について ・サイトポリシーに反する ・画像/記事等のコンテンツ著作権は日経新聞社ほか情報提供者に帰属する ・記事を著作権者の承諾なしに取得/複製するソフトの作成と公開は 日経新聞社の権利を侵害する行為であるとの見解(また、日経電子版の 規約にも反するとの注記) ・私的使用の範囲を超える行為は著作権や法的利益の侵害行為と判断 するため、速やかに削除するように という内容でした(全文コピペするとそれはそれでクレームとなりそうなので 要旨をまとめなおしてあります)。 ということでソースは削除しました。悪しからずご了承ください。 主張の成否は法律に明るくないので判断つきかねます。どなたか分かればご指摘頂けると幸いです。 みゅおは引き続き日経新聞社がiPhone版やAn
■ 日経新聞電子版の望みを叶えるGreasemonkeyスクリプト TweetBuzz - 日経新聞電子版始動、しかし個別記事へのリンクを禁止、違反者に損害賠償請求も示唆 - スラッシュドット・ジャパン ということで、日経新聞社が「リンクポリシー」なるもの*1において望んでいることを、利用者側で実現してみせるGreasemonkeyスクリプトを書いてみた。 // ==UserScript== // @name NIKKEI Web 0.0 // @namespace http://takagi-hiromitsu.jp/ // @description 日経新聞電子版閲覧時の訴訟リスクを回避する // @include http://*.nikkei.com/* // @include http://*.nikkei.co.jp/* // @exclude http://it.nikkei
The world's first wiki where authorship really matters (Nature Genetics, 2008). Duecredit and reputation for authors. Imagine a global collaborative knowledge base for original thoughts. Search thousands of articles and collaborate with scientists around the globe.wikigene or wiki gene protein drug chemical gene disease author authorship tracking collaborative publishing evolutionary knowledge re

Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support forCSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles andJavaScript.

左からCPRA運営委員の椎名和夫さん、JASRAC常務理事の菅原瑞夫さん、日本映画制作者連盟事務局の華頂尚隆次長 日本音楽著作権協会(JASRAC)や実演家著作隣接権センター(CPRA)など著作権者側の87団体は1月15日、「文化」の重要性を訴え、私的録音録画補償金制度の堅持を求める運動「Culture First」の理念とロゴを発表した。「文化が経済至上主義の犠牲になっている」とし、経済性にとらわれない文化の重要性をアピールしながら、補償金の「適正な見直し」で、文化の担い手に対する経済的な見返りを要求。今後は新ロゴを旗印に、iPodなども補償金制度の対象にするよう求めるなど、政策提言などを行っていく。 「文化の問題は、地球温暖化と根が同じ」 Culture Firstは、欧州の権利者団体連合「Culture First!連合」の活動を参考にして立ち上げた。 行動理念では、「流通の拡大ばか

Ask not what Open Access can do for you. Ask what you can do for Open Access Open Access Japanについて オープンアクセス(OA)は、学術情報の共有を根底から変革すると同時に、金融やファイナンス分野における知見の普及を飛躍的に高める可能性を秘めています。特に、金融市場の動向分析や投資戦略、リスク管理などの専門知見は、適切なタイミングで広く公開されることで、研究者だけでなく実務家や個人投資家にもリアルタイムの意思決定支援をもたらします。 しかし、その一方で、OAの普及に伴い掲載料(APC: Article Processing Charge)の負担増や、査読の質を維持しながら速やかに情報を公開する難しさ、さらには質の担保が不十分な記事の氾濫など、金融情報特有の課題も浮かび上がっています。より詳しい話は
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