NCR2018年版が規定するエレメント等の語彙のRDFデータ公開 慶應義塾大学文学部・谷口祥一(たにぐちしょういち) 筆者が委員として参加している日本図書館協会(JLA)目録委員会は,日本目録規則2018年版(以下「NCR2018」;CA1951参照)が規定している実体,エレメント,語彙のリストの用語,関連指示子のそれぞれについて,その定義データをRDF(メタデータ記述の汎用的な構文枠組みの規定)に基づいた形式でCC BY 4.0の条件の下で2020年12月に公開した。これはLOD(Linked Open Data;CA1746参照)の実現に向けた取り組みの最初の一歩と位置づけられる。その後,2021年4月にも一部データの修正を行っている。 ●経緯 目録委員会は2019年3月から,NCR2018が規定する実体,エレメント,語彙のリストの用語,関連指示子について,XLSX形式ファイルおよびC

2021年5月31日、国立国会図書館(NDL)は、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』適用開始に伴い、内容を一部変更したJAPAN/MARCフォーマットのマニュアルおよび仕様をウェブサイトに掲載しました。 JAPAN/MARCマニュアル・フォーマット(NDL) https://www.ndl.go.jp/jp/data/catstandards/jm/index.html ※2021年5月31日時点で、「JAPAN/MARC MARC21マニュアル・フォーマット」の箇所に「2021年5月31日更新」とあります。 JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル(2021年1月) 単行・逐次刊行物資料編(PDF) https://www.ndl.go.jp/jp/data/JAPANMARC_MARC21manual_MS_202101.pdf JAPAN/MARC MA

2018年6月13日、RDA Toolkitの再構築プロジェクト“The RDA Toolkit Restructure and Redesign Project”(3R Project)の一環として、ベータ版のウェブサイトが公開されました。今回のベータ版には、IFLA LRMへの対応等が反映されています。 同サイトは、RDA運営委員会(RSC)、RDA役員会(RDA Board)等が承認し、告知がなされた後、ベータ版から公式サイトになる予定です。なお告知後1年間は移行期間を設け、現行のサイトには引き続きアクセスできるとしています。 RDA Toolkit Beta Site is Here(RDA,2018/6/13) http://www.rdatoolkit.org/betarelease What to Expect from the RDA Toolkit beta site(R

2018年4月28日@大阪学院大学 14:30‐17:00 発表:和中幹雄氏(大阪学院大学) 月例研究会案内(情報組織化研究グループ) この手のお話に全く追いついておらず、LRM(IFLA Library Reference Model)の話はほぼ初見。3月に公開された「カレントアウェアネス」(CA1923)を補足する発表だった。字数制限で書けなかった点、具体例や各実体、属性、関連の定義のお話が中心だった。 紹介された文献(日本語で読めるもの)は以下の3つ。 CA1923 - 動向レビュー:IFLA Library Reference Modelの概要 / 和中幹雄 | カレントアウェアネス・ポータル 和中幹雄. FRBR-LRM(FRBR, FRAD, FRSADの統合案)の概要メモ. 資料組織化研究‐e. No.69(2016.10) p. 27-41. http://techser.
Artificial Intelligence, Data and Competition – SCHREPEL – June 2024 OECD dis...
2017 年 3 号(通号 42 号)NDL 書誌情報ニュースレター 目 次 米国議会図書館における BIBFRAME の動向(出張報告) (収集・書誌調整課 柴田洋子) 1 6 11 平成 29 年度全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会を開催しま した (収集・書誌調整課) コラム:書誌データ利活用(12)―利活用事例の紹介(高知県教育委員会と県立高校、 道灌山学園図書室) (国内資料課 吉村風) おしらせ:「日本十進分類法(NDC)新訂 10 版分類基準」を改訂しました (収集・書誌調整課 書誌調整係) 15 おしらせ:2018 年 1 月から書誌情報のダウンロードサービスが新しくなります (収集・書誌調整課) 16 掲載情報紹介 17 ISSN 1882-0468 ISSN-L 1882-0468NDL 書誌情報ニュースレター2017 年 3 号 (通号 42
講演会の資料を公開しました。プログラムから資料へリンクしています。(2017.5.12更新) 2020年以降国立情報学研究所提供の目録所在情報システムNACSIS-CATが変わることを踏まえ、図書館における分類、RDA (Resource Description and Access)、CAT2020(新目録所在情報システム)をテーマとする講演会を開催いたします。本講演会では、講演とパネルディスカッションを通じて、2020年以降の大学図書館における目録を主眼に、新しい時代に大学図書館が提供する目録サービスについて考える機会としていただきたいと思います。 平成28年度国立大学図書館協会地区協会助成事業九州地区講演会 「2020年の目録システムは?」 主 催:九州地区国立大学図書館協会 共 催:九州大学附属図書館 後 援:九州地区大学図書館協議会 対 象:今後の図書館における分類法、目録法

日時:2016年1月9日(土) 発表者: 夏 翠娟 氏(中国・上海図書館システム・ネットワークセンター) 「中国における書誌コントロールの現状:特にBIBFRAMEとLODに注目して」 朴 志英 氏(韓国・漢城大学知識情報学部) 「韓国における書誌コントロールの動向:RDA, BIBFRAME, LODを中心に」 渡邊 隆弘 氏(日本・帝塚山学院大学) 「日本における書誌コントロールの動向:目録規則を中心に」 パネルディスカッション「東アジア地域における書誌コントロールの動向と今後」 パネリスト:夏 翠娟 氏,朴 志英 氏,渡邊 隆弘 氏 コメンテータ: 木村 麻衣子 氏(学習院女子大学) ※追記あり http://josoken.digick.jp/meeting/2016/201601forum_flyer.pdf 日中韓の3名から各国の書誌コントロールの現況を紹介いただいた。 各発表
「共通語彙基盤」の構築に向けた取組 経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では,「世界最先端IT国家創造宣言」及び各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議による「電子行政分野におけるオープンな利用環境整備に向けたアクションプラン」に沿って,データで用いられる言葉の意味や構造を整理し,システム間の連携やデータの二次利用を円滑にする「共通語彙基盤」(Infrastructure for Multi-layer Interoperability:IMI)事業を推進している。欧州委員会(EC)でもその意義は認められており,ECの欧州行政機関相互運用ソリューション(Interoperability Solutions forEuropean Public Administrations:ISA)コアデータ,米国政府データ連携基盤(National Information Exchan

2015年11月30日、国立国会図書館は「新しい『日本目録規則』(新NCR)」のページを新設しました。 国立国会図書館では、「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」第3項において、「資料と電子情報のそれぞれの特性に適した書誌データ作成基準を定める。」と掲げ、「国際目録原則覚書」等の国際標準や「日本目録規則」改訂等の国内の動向などに留意し、特に“Resource Description and Access : RDA”に対応した書誌データの作成基準を定める方針を示しました。 このRDAに対応した新しい書誌データ作成基準として、日本図書館協会目録委員会と連携して、新しい『日本目録規則』(新NCR)を策定しています。 国立国会図書館 新着情報 http://www.ndl.go.jp/index.html ※「2015年11月30日 「新しい『日本目録規則』(新NCR)」の

日時:2015年10月31日(土) 14:30~17:00 発表者 :石田康博氏(名古屋大学附属図書館) しばらくブログを書いていなかったので、リハビリ代わりに参加してきました。 2009年にFRBRを適用させた初の目録規則として有名な、REICAT(レイカット)について、イタリアの図書館事情とともにご紹介いただきました。 イタリアの図書館 特徴的な点は、50以上の国立図書館があるという点。その内訳は3種類に分類される。 biblioteche nazionali centrali フィレンチェ国立中央図書館(19世紀~) ローマ国立図書館 biblioteche nazionali 7館 biblioteche statali 約50館 「nazionali」と「statali」という違いがある 大学の所属を離れて、文化省の直轄の大学図書館もある イタリアの大学は街中に学部が点在し「キャ
Introduction ¶ 1 Leave a comment on paragraph 1 0 (note: If you have arrived here and do not see a table of contents panel on the left, then you need to extend the window as wide as possible on your screen until the TOC shows up.) FRBR: a critical review ¶ 2 Leave a comment on paragraph 2 0 The purpose of this document is to gather together thoughts — of mine and of others — on the Functional Requ
AV MARC概論 (8) MARC MANIAX 典拠 (16) MARC MANIAX 分類/件名 (12) MARC MANIAX 目録2022 (12) MARCができるまで (39) MARCで探そうQ&A (27) MARC概論 (5) NDC10版変更点 (13) TOOLiで探そう (14) ぶー子、NDCに迫る! (10) データ部ログ ダイジェスト (70) 個人名典拠ファイル入門 (11)図書館業務とTRCのサービスメニュー (7)図書館蔵書MARCのヒント (7) 雑誌データ概論 (10) プロフィール (3) お知らせ (68) データ部紹介 (56) TRC MARC (278) タイトル・シリーズ (25) 著者 (106) 文字の話 (8) 読み方 (27) 図書記号 (10) 分類/件名 (177) 新設件名のお知らせ (136) 分類/件名のおはなし
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