今年の前半、「財務省解体デモ」なる社会運動が話題となったことを覚えているだろうか。東京・霞ヶ関の財務省庁舎をはじめ各地の財務局周辺に「財務省解体」を主張する人々が集まり、街宣活動が行われた。3月14日の「全国一斉財務省解体デモ」は千人単位の参加者を数え、複数の大手メディアでも報道された。 果たして、「財務省解体デモ」とは何だったのか? 11月28日刊行の『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』の執筆者の1人である山崎リュウキチ氏は、この運動を最初期から観察してきた人物だ。山崎氏がこの運動に注目した理由は、もともと観察対象にしていた反ワクチン・陰謀論コミュニティとの距離の近さを感じだからだという。山崎氏の予想通り、「財務省解体デモ」は陰謀論と排外主義に飲み込まれ崩壊、その後の反移民運動へと結びついていった。前編では、国民民主党の榛葉賀津也幹事長をして「いてもたってもいられない国民の

米南部フロリダ州のジョセフ・ラダポ公衆衛生長官(2022年5月17日撮影)。(c)JOE RAEDLE / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【9月4日 AFP】米南部フロリダ州のジョセフ・ラダポ公衆衛生長官は3日、就学児に義務付けるワクチン接種を含むすべてのワクチン接種義務を廃止する方針を表明し、疾患を予防するためのワクチン接種を奴隷制になぞらえた。 ラダポ氏がバルリコのグレース・クリスチャン・スクールで、「フロリダ州公衆衛生局は知事と協力し、フロリダ州におけるすべてのワクチン接種義務の廃止に向けて取り組んでいく。ワクチン接種義務はすべて、一つ残らず廃止する」と述べると、聴衆から歓声が上がった。 ラダポ氏は「ワクチン接種義務の一つ残らず間違っており、軽蔑と奴隷制に満ちている」と主張。 「今ここに立っている私が、皆さんの体に何を入れるべきかを指図できるだ

ロバート・F・ケネディ・ジュニア米厚生長官(2025年7月31日撮影)。(c)JimWATSON/AFP 【8月21日 AFP】米保健機関の現職および元職員数百人が20日、ワクチン懐疑論者として知られるロバート・F・ケネディ・ジュニア厚生長官が虚偽情報を拡散しているせいで危険にさらされていると非難した。 今月8日、新型コロナウイルスのワクチン接種で病気になったと思い込んで逆恨みした男が、主要な保健機関である疾病対策センター(CDC)のアトランタの施設を襲撃し、警察官1人を殺害。男も死亡した。 公開書簡は、この襲撃は「無差別攻撃ではない」として、「公的機関への不信感が募っているが、これは公衆衛生の専門家を信頼できる専門家から悪役におとしめ、今や暴力の標的へと変えた政治的な言説によって引き起こされたものだ」と訴えた。 こうした不信感をあおっているのはケネディ厚生長官だと名指し。「不正確な医療

参院選に向けた国民民主党の街頭演説後、囲み取材に応じる比例代表候補の須藤元気氏(左)。右は目をつむる玉木雄一郎代表=東京都新宿区で2025年6月30日午後5時38分、西夏生撮影 参院選(7月3日公示、同20日投開票)の比例代表に、国民民主党公認で出馬する元参院議員の須藤元気氏が30日、東京都内で記者団の取材に応じ、過去に新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り「健康被害」を主張したことについて、「言葉足らずであったり、事実に反することあった」と釈明した。「私の発言により、医療従事者の方々に心身ともに大きな負担をおかけしたことを心からおわびする。国民の健康と命を守れるように頑張りたい」と述べた。 須藤氏は過去に、交流サイト(SNS)で、新型コロナウイルスワクチンの接種で「死者激増」などと投稿し、中止すべきだと訴えていた。こういった須藤氏の主張が「科学的根拠に基づいていない」として、公認した国民

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は20日の定例会見で、7月の参院選比例代表に擁立予定の須藤元気元参院議員(47)が、ワクチン政策について党の立ち位置と異なる立場の発言を過去にしていたことをめぐり、その「背景」に言及した。 【写真】虹色に光るママチャリで選挙活動を行う須藤元気氏 須藤氏は2023年11月に、「もういい加減ワクチン接種を進め続ける理由はないでしょ」とX(旧ツイッター)に投稿するなど、ワクチンの効果に懐疑的な私見を示していた。一方、党側はこうした立場を取っておらず、須藤氏が党の参院選比例代表の公認を得る条件に合致しているのか、疑問の声が出ていた。 そんな中、玉木雄一郎代表は自身が同席した形で須藤氏が説明する場を設ける構えを表明。それがいつ、どんな形で行われるのか問われた榛葉氏は、まず須藤氏について「専門家の方や(医師でもある同党の)福田徹衆院議員、玉木さんともいろいろな会話をされたよ

国民民主党の玉木雄一郎代表は10日の定例会見で、今夏の参院選比例代表に擁立を予定する山尾志桜里元衆院議員(50)がこの日、出馬に関する記者会見を開くことに言及した。 記者から、山尾氏の会見開催が決まったことについて問われた玉木氏は「さまざまな疑問や疑念を持たれたら、現職でも候補者でも、しっかり答える責任がある。そのことは投票行動に直結するので、エンドレスで答えるという気持ちで臨んでもらいたい」と述べ、どんな質問でも「無制限」で答える用意をするよう、注文をつけた。 一方、玉木氏は、5月14日に公認を発表した元国会議員4人のうち、山尾氏同様に記者会見を開いていない須藤元気元参院議員(47)についても「会見をやってもらおうと思います」と述べ、須藤氏にも、同様に記者会見をさせる意向を示した。 国民民主は最近の世論調査で、躍進した昨年の衆院選以降上昇傾向だった政党支持率が下落に転じている。その一因に

参議院選挙が近づいており,政治的な話題にも事欠かなくなってきていますが,そんななか政党支持率の調査結果が発表され,国民民主党の支持率が下がっていることが話題になりました. ちなみに「SNS、全部見ている」という朝日新聞の記事のタイトルはミスリーディングなものだとしても,SNSの全体像を見るのは難しい物です.そこで,国民民主党の支持率が下がった要因の一つとも言われている参院選比例区の候補予定者が発表された前後のXのデータを分析して,どのような反応があったのかを見てみたいと思います. ここでは,問題となった候補者に関する情報が出た2025年5月14~19日に投稿された「国民民主」を含む53,722ポストを分析します.これらのポストは29,572アカウントによって発信され,83,924アカウントによって合計315,816回リポストされました. 1時間当たりのポスト数の推移はこちら. ポスト数とリ

街頭活動後に取材に応じる須藤元気氏=東京都江東区のJR亀戸駅前で2025年5月28日午後6時37分、春増翔太撮影 新型コロナワクチンの不要論を発信してきた政治家が、今夏の参院選に挑もうとしている。 国民民主党が擁立を決めた、元格闘家の須藤元気氏(47)。立憲民主党時代にも1期、参院議員を務めた経歴を持つ。 コロナ禍で、国民民主はワクチン接種の促進を政府に求めてきた。 政党と自分のスタンスに、どう整合性を取るのか。過去の発言をどう考えているのか。街頭活動を続ける本人を直撃した。 「なぜ擁立したか説明を」 コロナ禍以降、須藤氏は繰り返し、ワクチンの接種は不要と発信してきた。 須藤氏のX(ツイッター)には、「ワクチンが始まってから死者激増」(2023年10月)▽「もういい加減ワクチン接種を進め続ける理由はないでしょ」(23年11月)――といった投稿が今も残る。 一方、国民民主は正反対の政策を訴え

黒猫ドラネコ @kurodoraneko15 ウェブライター、漫画原作者。LINEマンガ「妻が子宮カルトに沼りました」原作。ニュースレター「トンデモ観察記」で記事を定期配信中。ウォッチ対象→スピリチュアルビジネス、偽医学・疑似科学、反ワクチン・陰謀論、デマや胡散臭いもの🟠 kurodoraneko15.theletter.jp 黒猫ドラネコ @kurodoraneko15立憲民主党の内部に突如として出現した「ゆうこく連合」。主に原口一博氏の支持者で構成される「立民の中の参政党的な人達」の講演会は4日、さいたま市内で中高年120人ほどが参加して開催された。原口議員のほか川田龍平議員、小宮山泰子議員が演説。反ワクチンの主張で持ちきりになった。(続) pic.x.com/YfbrAQG7sK 2025-06-04 22:06:07 黒猫ドラネコ @kurodoraneko15 川田議員は、ワ

はしかは、感染力が極めて強く、感染すると、高熱や発疹などの症状が出て、重症化すれば、死亡するケースもあります。 はしかについて、アメリカCDCは16日、ことし国内で感染が確認された人が、30の州であわせて1024人に上ったと発表しました。 特に多いのが南部テキサス州で、全体のおよそ7割を占め、州西部のワクチンの接種率が低い地域を中心に感染が広がっているということです。アメリカでは、ことしに入って3人がはしかで死亡していて、死者が確認されたのは2015年以来だということです。 はしかの感染対策ではワクチンが最も有効とされていますが、CDCによりますと、感染者のおよそ96%がワクチンを接種したことがないか、接種したかどうか不明だということです。 感染症に詳しいベイラー医科大学のピーター・ホテズ教授は感染拡大の背景にはワクチンの接種率の低下があるとしたうえで、現状については「いまのところ、収束

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は16日の会見で、今夏の参院選比例代表に擁立した前参院議員の須藤元気氏(47)について「反ワクチンではない」と、主張した。 国民民主は14日、須藤氏ら元国会議員4人の比例代表への擁立を発表したが、須藤氏をめぐっては原発やワクチンについての過去の発信が、党の姿勢と合致しないのではないかと、SNSなどで指摘されている。 須藤氏擁立への認識を問われた榛葉氏は「須藤元気さんについては、私は確認した。須藤さんは反ワクチンではないです」と主張。「(ワクチンについて)子どもや健康の安全を、しっかり大事にしないといけない。それは科学的論拠に基づいて、しっかりやります、というふうにおっしゃった。原発についても、代替エネルギーがない現状において、我が国の安定的な電力供給は極めて大事であり、その中においては現時点では、原発というのは極めて大事な電源、ベースロードだとおっしゃっている」

40歳になった。 ほしいものリスト おれは今、こどおじをしている。 反ワク活動の結果社会から排斥されてしまい、 もう自活して生きることが経済的に不可能になったからだ。 しかしおれは反ワクを辞めない。 それがおれの生き方だからだ。 麻布高校の同級生が、40歳になったということで集まってパーティをするらしい。食堂を貸し切って。 麻布高校の卒業生には強い母校愛がある。 みんなで思い出の校舎に集まって、今の状況を語り合うのはきっと素晴らしい日になるだろうと思うが、 おれは不参加に投票した。 第一に、おれは底辺の者でありこどおじであり、他のエリート同級生たちに合わせる顔がないから。 第二に、おれの反ワク活動をいじられる可能性があるから。また逆に、気を使わせたくもない。 第三に、ワクチニストが多すぎるから。 しかし、ふと考えると、もしかしたら今回会っておかないと もう一生会えなくなるやつもいるんじゃ
いのちを守る参議院議員川田龍平🐲「高齢者の予防接種は危ない」発売中! @KawadaOffice 「総理と大臣はコロナワクチン後遺症に苦しんでいる方々の現実が見えていますか?診断がつかずお手上げです。医学だけでなく社会的制度も問題。安全性への懸念が払拭されるまで定期接種は一時中止して検証を」福岡大臣「相談窓口をしっかりやる」石破「ワクチンで助かった人も沢山いる」#予算委員会 2024-12-17 09:53:39 いのちを守る参議院議員川田龍平🐲「高齢者の予防接種は危ない」発売中! @KawadaOffice 川田龍平「英国統計局で10万人規模でワクチン未接種者と接種者の死亡率比較調査の結果、2回接種者の方が死亡率が高かった。厚労省はこうした統計は持っているのか?」厚労官僚「コロナワクチン接種は死亡数の原因ではないと考えている」川田「浜松市と英統計局と類似結果が出ているが?」#予算委員

Meiji Seika ファルマは10月31日、立憲民主党の原口一博衆院議員を名誉棄損で「現在、提訴を検討し、準備を進めている」との公式見解を発表した。同社は、原口議員がSNS等で、同社のレプリコンタイプ(自己増幅型)の次世代mRNAワクチン・コスタイベについて、「長期にわたり非科学的な誹謗中傷を繰り返している」と指摘。特に問題視しているのは、「開発会社の当社を『731部隊』と表現したり、国の承認を受けた次世代mRNAワクチンを『生物兵器』であるとか『3発目の原爆』」などと繰り返し発言していることだと訴えた。そして、適法な承認プロセスを経て同剤の承認を取得した「何ら落ち度のない民間企業」に対し、このような発言を繰り返すことは、社員や家族の心情を鑑みると到底容認できず、Meiji Seikaの社会的信用を守るために提訴を検討し、準備を進めているとした。 ◎原口議員の言動に「相当の影響力」 サ
立憲民主党の米山隆一衆院議員が2024年11月1日、一部議員らから反発の声があがっている新型コロナウイルスワクチンのひとつ「レプリコン」について、Xで持論をつづった。 同党内の"身内"である原口一博衆院議員に対し「大先輩は是非自重をと、思います」と呼びかけた米山氏の姿勢を評価する声があがっている。 原口氏は新ワクチンめぐり「生物兵器」「3発目の原爆」主張 23年11月に製造販売承認を取得した「レプリコン」をめぐっては、日本看護倫理学会が24年8月に緊急声明を公開し、複数の懸念を挙げるなどして波紋を広げた。 製造元の医薬品事業会社・Meiji Seika ファルマはこれに対し、10月に反論する声明を発表。「事実誤認および科学的知見に基づかない問題提起」と批判し、レプリコンワクチンを導入した医療機関への誹謗中傷が相次いでいるとして、日本看護倫理学会をはじめ、批判を繰り返す団体を名誉棄損で提訴す

れいわ・大石あきこ氏 立民議員提訴意向の製薬会社を非難「許されない」「国民への脅し」 拡大れいわ新選組の大石あきこ衆院議員が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。製薬会社「Meiji Seika ファルマ」が立憲民主党の原口一博衆院議員を提訴するとした報道に対し、「レプリコンワクチン製薬会社が批判者を訴えるのは、許されない」と私見をつづった。 大石氏はXで、同社が新型コロナウイルスのレプリコンワクチンに関し、繰り返し科学的根拠のない誹謗中傷を受けたとして原口氏を提訴するとした報道を引用し、「レプリコンワクチン製薬会社が批判者を訴えるのは、許されない」と断罪。「原口議員の考えがどうかは関係ない。これはワクチンを不安に思う全ての国民への脅し」と持論を展開した。 原口氏は27日投開票の衆院選で佐賀1区で出馬し当選。政見放送では、自身が新型コロナワクチンが原因で悪性リンパ腫に罹患したと明言。ワ

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