先日の朝まで生テレビで日本では新興ITビジネスの芽が出ないという文脈で「アメリカでは YouTube はセーフで、日本では Winny はアウト、それが問題」というような話が出たらしい。 番組は見ていなくて発言や文脈の詳細はわからないのだが、ネットに書き込まれた視聴者の感想などを見ていると、YouTube がセーフで Winny がアウトなのはおかしい(故にこれは制度や国民性の問題なのだ)と思っている人が少なからず存在するようだ。 単に Winny がアウトなのはおかしい、という意見なら様々な論点がありうるので一概に否定はできない。しかし、YouTube の扱いと比較しておかしいというのは、YouTube ではセーフの部分が Winny の同等または類似の部分においてはアウトとされた、と認識しているということであり、その認識は間違っていると思う。むしろ YouTube にはあって(またはな
2月17日のエントリーで、「分け入つても分け入つても本の山」というブログから文章を引用したのだが、どうもその行為が先方のブログ主である「Yonda?」さんを怒らせてしまったらしい。 http://yondance.blog25.fc2.com/blog-entry-1520.html http://yondance.blog25.fc2.com/blog-entry-1522.html 気になるのは以下の部分。 ふたつまえの記事は当初、リンクをはってあったのです。 このためkaratedou氏に気づかれてしまったと思われます。 「はてな」に晒されてしまいました。 いままで「2ちゃんねる」に晒されるということは何度もありましたが、 こういう方法もあるのですね。 karatedouさん、拙ブログを広くご紹介いただき、ありがとうございます。 「気づかれて」とか「晒されて」とか、身に覚えのない&理
RSSリーダーがフツーの人に普及しなかった訳 - Core http://d.hatena.ne.jp/core/20080219/1203426866RSSリーダーがフツーの人に普及しなかった訳 その2 - Core http://d.hatena.ne.jp/core/20080220/1203447152 なぜRSSやSBMがフツーの人の中ではやらないのか。 その表立った理由はといえば「能動性が高すぎる」ということである。 ありていに言えば、「めんどくさい」「よくわからない」ということだ。 だが、はてなブックマークを例に取れば、その裏にもっと根本的にフツーの人が使わない、使いたくないと思う理由が隠れていることがわかる。 フツーの人、というのがイメージしにくければ、スイーツ(笑)を想像すればいい。 いつも群れて集まり、いつも一緒に行動し、いつも同じ話題を口にし、いつも同じモノを消費す
▼いじめという単語を使うとどうしても小中学校の子供のあれみたいな感じになってしまいますね。ハラスメント・リンチ、といった言葉の使い方にしておけば良かったかもしれません。ともあれ今回のことは自分としては嫌がらせ・リンチの一種として、人権問題の一つとして捉えています。実名・匿名だとか言論活動に伴う覚悟がどうのといった話ではないと考えています。そして他者がどうのとか応答可能性がどうのと言っている場合ではないと考えています。 ▼既に出ている名前ではないかということについて ―名寄せの問題―既に他で実名が出ていても、それと「chikiさん」という情報が結び付けられなければchikiさんの実名はわかりません。これはいわゆる「名寄せ」に伴うプライヴァシー侵害の問題ではないでしょうか。よく新聞・ネットで学生のスポーツ大会で良い成績を出した人の名前が出ていますが、それも名寄せされなければ、例えば目の前のAさ
(娘5歳8ヶ月)娘の好物と年長さん1学期のお弁当記録 娘をただ微笑ましく見つめていただけなのに……(夫) こっこの最近の好物は「にんじんしりしり」と納豆を混ぜて食べること。 我が家のしりしり&納豆好きといえばまず夫ですが、夫は卵入りのしりしりが好きで、こっこはにんじんとツナのしりしりが好き。わたしはどっち…

■小谷野敦さんに実名を晒された件/および匿名と顕名の擁護(chikiさん)chikiさん、色々ご心労があって大変だと思います。この件については実名・匿名の議論そのものは優先的なものではなくむしろ偽の議題でしょう。表題に書いたようにこれは単にWebを介した嫌がらせ、いじめ、リンチの問題のはず。小谷野さんとgerlingさんにchikiさんに対する悪意があることはブログの記述から明白で、その悪意を原動力としつつ、実名・匿名に関する議論を用いて行為を正当化しようとしているだけの話でしょう。以前やり取りがあって気に食わなかった相手の嫌がるようなことをして打撃を与えたい、というときに相手が嫌がっている個人情報晒しを行った、と考えられます。ただ加害者の人たちのエントリを読むとわかりますが、やっている本人にとってみればまさしく正義の遂行でして、さらにはむしろ自分は被害者であるといった感情をお持ちなのでは
ブログの世界はこれからどんどんつまらなくなる。 と、いきなりまたも悲観主義を披露してしまってすみません。別にネットの専門家じゃないから個人的な意見にすぎないし、こういうのは誰か言ってると思うけれど。猫蛙さんとか。今が爛熟期(というか若干すでに腐ってる)で、これからはゆっくりと腐敗と衰退が進行していくだろうと思っている。たぶんテレビメディアなんかと同じ運命だ。ズバリ言うわよ。 ざっくり言えば資本主義の大波がブログ界に押し寄せているからだ。本来はどんなことも自由に書けるはずの個人ブログが大企業の資本にどんどん取りこまれていってるように見える。商品の宣伝ばかりが目立ち、(深町秋生の著書をよろしくな!)日記なんかよりも脇っちょにある商品の宣伝に費やされる言葉のほうが多かったりする。高額な紹介料ほしさに、なぜかバカ高い家電製品だのコンピューター製品ばかり語るようになっているブログもたまに見かける。ジ
どんどん増殖する「SPAM」 「SPAM(スパム)」とは、無差別で送られてくる営利目的のメールのこと。「○○が安い」といったセールスものや、日本語のSPAMでは出会い系サイトの広告が多い。SPAMはこちらが望まなくても勝手に送られてくる。1年以上同じメールアドレスを使い続けているなら、1週間にひとつもSPAMを受信しないという人はいないんじゃないだろうか。インターネットが普及し始めたころはメールが来ない日もあったものだが、現在では送られてくるメールのほとんどがSPAM、なんて人もいるだろう。 たかがSPAMと侮ってはいけない。送られてくるメールに書かれているURLをうっかりクリックでもしようものなら、フィッシング詐欺に出くわしたり、架空請求のサイトだったり、中にはウイルスを送り込まれることだってある。今回はそんなSPAMを考えてみよう。 ウイルスもメール中のURLなどで誘導される
無名の遺跡15 建物が解体された土地を訪れると、時々、塀やコンクリートの基礎などが撤去されずに放置されているのを見かける。 このような過去の痕跡が残されている空き地を、本ブログでは"無名の遺跡"と呼んでいる。 無名の遺跡が生み出される原因の多くは、解体や撤去費用を抑え…

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