2010年06月26日 23:03 カテゴリ感想文テレビ 音無とだーまえをひっぱたきたい Posted by taitiro Tweet AngelBeats!(AB)最終13話に対する感想を一言で表せばこうなるんじゃないかと、感想をまとめたブログなんかを読んだり、twitterでの議論を見たりしながら思いました。Twitter / Search - #Angelbeats 今日もやられやく 春アニメ話題作 『Angel Beats!』最終回・・・お前らどうでしたか? 『Angel Beats!』#13(最終回)で、仲間が消えた後、音無が奏に「ここに一緒に残ろう」と言い出して非難囂々 :Syu's quizblog どういう所が非難を浴びているか。端的に挙げれば次のようなことです。 『Angel Beats!』#13(最終回)における、音無やる夫のAA :Syu's quizblog
http://d.hatena.ne.jp/workingmanisdead/20091205/1260039858 http://d.hatena.ne.jp/iteau/20091205/p2 なにが「誤読」か分からないそうで。 Aという主張はBを前提している。そしてBからは本来Cという結論が導かれるべきである。にもかかわらずCではなくAという主張がなされること自体が性差別である。 以上のような主張を行っているものに対して「Cを主張するお前は差別主義者」だの「Cを主張するお前は人権をわかってない」などと言い出すのが「誤読」にもとづく難癖でなくてなんだと? 「C」は「A」を主張する者がコミットしてしかるべき主張であって、「A」それ自体を批判している人間がコミットする必要もコミットするはずもない主張なんだから。 こういう誤読が出てくること自体、注目に値する現象でしょうね。 追記:「Cを主張
日本で極右勢力の支持が伸びないのは、その主張と生活が結び付かないからである。つまり左派勢力の支持が伸びないのと同じ。左派が平和や護憲といったところで、それで我々の生活はどうよくなるの?ということで支持を伸ばせないのと同様だ。 欧州で極右の支持が拡大しているのは、移民の存在が大きい。労働者にとって安い賃金で働く移民は脅威であり、その排斥を訴えることでナショナリズムと生活が符合するからである。労働者階級が、リベラルで移民受け入れに寛容な左派に愛想を尽かし右傾化しているのである。極右政党も、貧困層を明確なオルグのターゲットとし、経済政策では貧困層の受けのいい社民主義的な政策を取り入れている。 ところが日本の右派には冷戦構造を引きずっている人が多く、弱者に厳しいのが保守だ。社会主義的な政策は許せないという空気がまだまだ強い。確かに55年体制というのは社会主義に対抗するために、伝統的価値を守りたいと
中日新聞:母子加算復活 違和感残る予算論議:北陸発:北陸中日新聞から(CHUNICHI Web)というニュースがネット上で話題になっている。 この件について調べた事をだらだらとメモしてみる。 注)このニュースを読む前に、この仮名佐藤さんは派遣の旅行添乗員として働いているというところは覚えておかなければならない。 働かないで生活保護を24万貰っているわけはないのだ。生活保護は働いている人も貰える はじめに生活保護全般への疑問につきましては生活保護関連統計資料等まとめ1〜生活保護の全体像 - 情報の海の漂流者 を参照してください 派遣添乗員について 仮名佐藤さんは働いている。 しかし、同時に生活保護世帯でもある。 これはどういうことだろうか? その答えは派遣添乗員というシステムにある。 社団法人 日本添乗サービス協会の実施した「派遣添乗員の労働実態と職業意識」を引用してみよう。 http

気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 20世紀前半に吹き荒れて、全欧州を瓦礫の山にし、数千万人の死者を生み出したナチズムや、21世紀に入ってから9.11に代表されるイスラム原理主義の自爆テロの嵐が発生した真の原因は、何だろうか。 第一次大戦の敗戦国、ドイツにとって過酷だった戦後ベルサイユ体制や、世界恐慌の発生、ドイツの国民性、あるいは中東諸国の専制政治体制や貧困など、様々な原因が語られてきた。しかし、どれも表面的な分析の印象は免れず、「真の」発生原因として説得力は弱い。 例えば、自爆テロの原因が貧困や専制政治にあると言うのは、9.11の自爆犯が金持ちの息子たちや国外留学組のエリートたちであったことを想起すれば、ほとんど説得力がない。ハンチントンのように「文明の衝

以前にも少し触れましたが、私の勤務先では偉い人の肝煎りでAI活用の推進が唄われています。ついにはシステム部も巻き込んで社員のAI利用の頻度を抽出、データを全社公開して各組織のAI活用具合を「見える化」するなどという取り組みまで始まりました。私も上長からは何事もAIを使うようにと強く言われているところですが、どうにも用途が見つかりません。ただ仕事は苦手でも出世が得意な人は、まさに水を得た魚の勢いで「AIを活用して○○にかかっていた時間を△△削減できました!」と積極的なアピールを展開、幹部社員からの称賛を得ていたりします。 「AIに支配される未来」というのは全く想像できないのですが、「AI大好き人間に支配される未来」は割と現実的なのかも知れませんね。元よりコンサルの言葉にしか耳を貸さず社員の声を無視してきた偉い人々が、今度はAIのアウトプットを鵜呑みにすることで「自分はビジネスの最先端に立って
チュチェ102(2013)年1月以降の記事はこちらよりご参照ください。 2013年01月(1) 2012年12月(1) 2012年08月(1) 2010年09月(4) 2010年08月(4) 2010年07月(6) 2010年06月(2) 2010年05月(2) 2010年04月(1) 2010年03月(5) 2010年02月(13) 2010年01月(16) 2009年12月(5) 2009年11月(13) 2009年10月(11) 2009年09月(14) 2009年08月(15) 2009年07月(13) 2009年06月(10) 2009年05月(4) 2009年04月(7) 2009年03月(11) 2009年02月(5) 2009年01月(14) 2008年12月(21) 2008年11月(8) 2008年10月(13) 2008年09月(14) 2008年08月(17) 20
(2002.10.16~20)(2002.2.7 カフカの階段を一部変更)(2006.8.2 一部追加・変更) この二つの比喩は、もともとは「野宿に至るのは自業自得」、そして「野宿者が仕事と住居のある生活に復帰することがなぜ難しいか」ということに対する解答例として考え出した。 授業でよく使っているが、「わかりやすい」「シンプルで強力」と好評な模様。 実際の狙いは、「いす取りゲーム」+「カフカの階段」によって、就労と野宿をめぐる現状をモデル化し、別の可能性を示唆することにある。 (なお、「いす取りゲーム」と「カフカの階段」は、授業などで自由に使っていただいて結構ですが、どこの学校のどのような授業で使ったかを報告していただけるとありがたいです)。 生徒の質問の一つは、先週授業に来た野宿者の一人が、「こうなったのは自業自得や。みんな、おっちゃんみたいになっちゃあかん」と言ったことを引いて、「やっ
YOMIURI ONLINE 2009年8月27日 「中国の印象、日本の73%が低評価…食不安ぬぐえず」 【北京=佐伯聡士】首脳外交は活発だが、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件など「食の安全」への対応が不十分なことから、日本人にとっての中国の印象は改善されない──こんな結果が、日本の「言論NPO」と中国の英字紙「チャイナ・デーリー」が両国で今年5、6月に実施した世論調査で明らかになった。 (・・・) 一方、「関係発展を阻害する問題」としては、日本側では「中国産品の安全性」が46・2%と最高。中国側では「領土問題」が49・2%と最高だった。中国産食品の安全性をめぐっては、「不安を感じる」と答えた日本人が94・8%、中国人側も69・9%となった。 (・・・) 日本側の調査主体である「言論NPO」なる組織について私は何も知らないので、この調査の科学的な妥当性については「読売新聞が報じた」という事実を
映画、旅、その他について語らせていただきます。 タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。 総選挙公示後の世論調査の結果が各報道機関から出始めました。 で、あらゆる報道機関の予測は、自民党の大惨敗、民主党の圧勝を予測しています。 世論調査はもう1回ありますので、めったなことは断言できません。しかし、今回は郵政選挙と違って解散の時期はわかっていましたし、しかも解散から選挙当日まで長い日程があるから、これから急に有権者の考えが変わるということはあまりなさそうです。 基本的に私は、保守が勝つという選挙予測は信用して、非保守(昔なら「革新」という言葉がありましたが、これは今では死語ですね)が勝つという選挙予測は信用しないとまでは言わずとも大いに懐疑する方針なのですが、どうやらさすがに自民党(と公明党)が過半数を維持するという可能性はほぼ皆無のようですね。 いまにして思えば、ほれみ

マスコミが報じる「民主党300議席」の衆院選予想があまりにセンセーショナルなものだから、またまた陰謀論好きの人たちが、「実際より民主党が優勢のような報道をして、有権者に民主党の『勝ち過ぎ』を警戒させて自民党の獲得議席を増やそうとしている」などと言っている。しかし、ここ最近の地方自治体の首長選や東京都議会選挙のマスコミ予想と結果を覚えておられる方なら、それが根拠のない言説であることを了解されるだろう。最近はマスコミの選挙予想が大きく外れることは少なくなった。 もちろん、多少はマスコミの予想と選挙結果に違いが出る。たとえば2003年の総選挙では、「自民 過半数うかがう勢い」と予想されたものの自民党は237議席で過半数にわずかに届かなかったし、「自民 過半数確保の勢い」と予想された前回2005年の「郵政総選挙」では、自民党は過半数(241議席)の確保にとどまらず、296議席を獲得した。しかし、選
公式二次創作マンガ『PLUTO』も面白いし、手塚作品は過去の名作としてだけではなく、素材として現代でも通用しうると思っている。手塚プロの売り方が下手なだけで。 たとえば、色々と映画化が不評だった『どろろ』*1より、『時計仕掛けのりんご』あたりの短編こそ、まず実写映画化するべきだったのではないか。長編を刈り込んで薄っぺらくしてしまうより、よほど閉鎖環境サスペンスとして作り応えがあると思う。作品に箔をつけたい意図もわかるが、まず実写映画化に向いているかどうかを考えるべきだったろう。『どろろ』自体は、特に難しい特撮も必要なく、自主規制さえ無くせられれば連続時代劇として仕立て直しやすいと思うが。 さて、本題の神格化について、少し前から思いついていることがある。 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090822/1250974185 結論から先に書いてしまうと、先頭に立った
日本の総選挙は、自民党敗北と民主党勝利、政権交代が確実となっている。自民党は小泉竹中以降、ペテンが多すぎた。 いわく労働市場自由化して競争社会にすれば、レールで決まった人生ではなく、若者にもチャンスが生まれる。郵政民営化すれば特定郵便局など無駄が省ける。 私もそうした美名には一時期待したこともある。 特に郵政民営化については、親戚に、山林地主のくせに郵政省丸抱えで特定郵便局をもって、しかも給料ももらっていて、仕事はほとんどないという事例を知っているから、積極的に支持したものだ。 ところが、実際に蓋を開けたら、理想像どおりに行かないのは世の常とはいえ、あまりにもうたい文句と実態とにギャップがありすぎた。 競争社会の導入で、若者にはチャンスがあるどころかロスジェネの永続化、若者の切り捨てにつながっただけだった。得をしたのは40−50台ですでに地位のある人間だけで、格差と貧困がひろ
よしもとばななが、web上で叩かれている。居酒屋での店員の対応について書いたエッセイが発端のようだ。 「よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」」 http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808 よしもとさんは、自分たちのように社会的人脈が豊富な客に対しても、頑なに接客マニュアルを固持し、特別サービスをしてくれない居酒屋店長を批判する。よしもとさんによれば、この店長は接客マニュアルに従うことに専心するばかりに、相手の権威的な立場を計算に入れずに対応する。こうした相手の立場に応じて損得を計算するような、その場その場の対応がないがために、結果的にマニュアルに縛られた居酒屋店長は利益を逸しているというのだ。 よしもとさんが批判しているのは、店長個人ではなく、こうしたマニュアル通りの対応をさせているチェーン居酒屋のシス

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: ペーパーバック購入: 38人 クリック: 329回この商品を含むブログ (350件) を見る どうしても立ち直ることのできない出来事、自分のやった行動というものがある。何かが胸の内で葬られる、燃え尽き、何も感じなくなるのだ。(p452) この小説に描かれている社会を、監視・密告・洗脳・拷問といった権力の行為によって維持されるような体制であるとしか見なさないなら、この作品はすでに古びているということになるだろう。 だが実際はそうではなく、ここに描かれているのは、そうしたさまざまな手法を通して、最終的には人を己のエゴイズムに直面させ、その自覚のなかに閉じ込めることによって秩序に服従させるという、権力のあり方である。 これはまったく、現代的なテ

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。 鳩山民主党代表は長崎「原爆の日」の9日、被爆者団体との懇談で、非核三原則の法制化について「検討することを約束したい」と明言した。核持込密約の存在が、外務官僚トップの事務次官経験者4人によって暴露されても「(核持ち込みの)必要性があったからこそ現実的な対応がなされてきた」と言い放ち、三原則見直しまで示唆していた態度からみれば、一歩前進である。しかし、非核三原則の国是のもとで核持込みが現実に行われてきたわけだから、核密約を破棄し、非核神戸方式を全国のすべての港湾、空港で実施するのでなければ、まったく実効性のない法律ができるだけである。ここでも、民主党鳩山代表の本気度が問われている。 麻生首相と鳩山民主党代表は長崎「原爆の日」の9日、長崎市を訪れ、核兵器や安全保障政策をめぐって発言した。実は

注意!ネタバレあり! 幸村誠(ゆきむら・まこと)のマンガ『プラネテス』(講談社モーニングKC)について、むかし記事をかきました。 『プラネテス』のポリティカ その1 - 猿虎日記(さるとらにっき) よくやるのですが、「つづく」としたまま放置。きがつくと3年いじょう たっていました。あれから3年も たったというのが 信じられないのですが。 先日、上田亮(うえだ・りょう)さんが、この記事についてトラックバックをおくってくださいました。 『プラネテス』における「政治」について考える - 上田亮の只今勉強中 わたしが つづきで書こうと おもっていた、『プラネテス』のなかで「ひっかかった」ぶぶんについて、ほとんど書いて くださいました。 「テロリスト」が「愛の力」で「バッタリと活動を停止した」というところも そうです。つけくわえると、この「テロリスト」は「ハキム」という名前から わかるように、アラブ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く